「部屋にあった3グラムほどの乾燥大麻は、バッズと呼ばれる作用の強い部位。小嶺は『大麻は自分の物で、田口は関係ない』と庇ってますが、かなりの常習性が見られます」(全国紙記者)
小嶺容疑者の古くからの友人が語る。
「麗奈ちゃんが薬を覚えたのは、だいぶ昔の話。はじめはIT企業の社長さんが女目当てに集まる会員制のバーで“赤玉”と呼ばれる睡眠薬を覚えたのがきっかけ。飲むと不安や倦怠感がとれ、逆に元気が出るから、当時はすごく人気があって、赤玉の次は大麻、その次はコカイン、覚せい剤とステップアップしていくの」
某有名ミュージシャンの妻など、当時の小嶺の周りには、マトリがマークしている人物もうろついていた。
「その頃の麗奈ちゃんは“裏原系”と呼ばれるファッション業界の男にゾッコンで、HIP・HOP系の人たちともつるんでた。みんな大麻くらいは吸うのが当たり前、みたいな価値観だから、それほど罪悪感もなかったのかも」(同)
家宅捜索では、「グラインダー」と呼ばれる大麻を吸いやすいように細かく砕く器具まで押収されている。
「大麻をキメてご飯を食べると、いつもの数倍おいしく感じるし、もちろんセックスも。麗奈ちゃんは、田口くんとまったり“キメセク”するのが好きだったみたい。彼女もアラフォーになって性欲も強くなってるみたいだったしね」(同)
デビュー間もなく、「薬物乱用」の危険性を訴えるCMに出演していた小嶺容疑者。役どころは、学校の友達たちを薬物中毒に陥れる女子高生だった。その役柄通り、田口容疑者を薬物で籠絡したのか。
「初めて小嶺の捜査に着手したのは10年以上も前だ。取調室で田口を庇う姿は健気だが、小嶺は再犯の可能性が高い」(捜査関係者)
田口容疑者も「10年“ほど”前から大麻を使い始めた」と供述している。小嶺容疑者との交際は12年。もしかしたら、小嶺容疑者と出会った当初から大麻に溺れた可能性もある。蜘蛛女・小嶺麗奈に捕捉されたKAT-TUN・田口容疑者は12年間、小嶺容疑者と共に薬漬け状態だったのではないか。