NHKが総力を挙げて送り出す切り札『龍馬伝』だけに、キャスティングも社運を賭けた豪華版だが、その中でも目玉が、龍馬が初恋の相手(という設定)・平井加尾を演じる広末涼子。アカデミー賞作品『おくりびと』好演で女優キャリア上げ底急上昇の彼女にとっても、目下断トツの注目度を誇り、しかも方言指導要らずのネイティブな土佐弁を操れる『龍馬伝』出演は、願ったり叶ったりの展開と思われる。
実はこのヒロスエに、ドラマの役柄同様、福山龍馬に急接近中の噂が流れているのだ。ロケ地・岩手県で撮影中の二人の様子を目撃した現地住民の証言によると、オフ時でも広末は福山龍馬に、役柄同様に終始ぴったり寄り添っていたという。確かにかつての広末の奔放ぶりを考えれば、“最後の独身大物”福山にこれ幸いと狙いを定めたとしても何ら不思議ではない。何しろ彼女は、5歳の長男を抱えているとはいえ、離婚して今や自由の身の上である。
しかしこの噂を、現在の彼氏・特撮上がりの肉体派イケメン永井大は、いったいどんな気持ちで聞いていることか。文字通りの“永井”片思いを経て、ようやく最近になってその恋を成就させたといわれる彼氏。子持ちバツイチとはいえ、やっと射止めた極上の彼女を、もしこのまま雲の上の超大物に簡単にさらわれることとなったら、まったくもって目も当てられない。永井が天下の福山相手に、ヒロスエをめぐる恋のレースに打ち勝つには、40代の福山に“まさる““肉体性”で彼女を引き留めるしかないのかも!?