「大御所は志村けん(68)。もう1人はマツコ・デラックス(45)。春の特番期を前に発令されたこのサプライズに皆、驚いています。本当に残念な話ですよ」
テレビ界では志村がマツコの話芸を気に入り、最も可愛がっていたのは有名な話。そんな2人がなぜ、共演NGとなってしまったのか。そもそもの始まりは、2月19日に催された志村の68歳を祝う“お誕生会”。志村は、自身のブログにパーティーで撮影した写真を複数枚アップしたのだ。
「写真にはタレントの島崎和歌子や中山秀征、芸人のタカアンドトシらが写っていたんです。だが、その中に絶対に写ってはいけない人物の姿をグループショットの中に見てしまったんです」(芸能プロ関係者)
その写真にはなんと、青白い顔をした虚ろな表情のマツコが申し訳なさそうにして納まっていたのだ。
「志村のブログを見た業界関係者は皆、卒倒したはずです。どう見てもマツコは完全な私服。しかも、メークもヘアも中途半端な感じ。間違いなくプライベートな1枚だったからです。バラエティー番組なら絶対にNGなカット。本人のみならず事務所関係者も相当、焦ったはずですよ。そもそもマツコはスッピンの顔や私服などは一切公開していない。今回の件がテレビ局だったら、間違いなく出演拒否という事態になる話です」(キー局編成マン)
当然、マツコサイドから志村側にクレームが入ったのかと思いきや…。
「そこは完全なピラミッド型で成立する芸能界。どんなにマツコが超売れっ子でも何も言えないでしょう。推測ですが、今回の一件は志村サイドが確認を怠り、軽い気持ちで画像をアップしたのだと思います。ただ、志村に悪気はなかったはず。その証拠に現在、志村のブログからは写真が完全削除されていますからね」(制作会社プロデューサー)
テレビ界を代表する2人が共演NGになったことで、業界が被る損害はン億円にもなるという。
「共演すれば、さまざまなビジネスチャンスが生まれたからです。マツコのギャラは1本200万円〜。志村は300万円〜ですが、視聴率は最低でも8〜10%が担保されている。金額に換算すれば3億円は堅い」(大手広告代理店幹部)
関係修復は果たして…。