TBSが発表したのは9月なかばのことだった。これまで男女アナ交えてのカレンダーはあったが、女子アナだけというのは今回が初めて。
ただ、今回登場する女子アナには「06年入社以降」という条件がついている。言わばピチピチのホステスアナばかりのカレンダーを売ろうということだ。ラインナアップは1月田中みな実、2月古谷有美、3月林みなほ、4月江藤愛、5月佐藤渚、6月枡田絵理奈といった面々が並んでいる。
ここに肝心の人物の名前が出ていない。先日、自身が出演している番組で退社宣言した女子アナだ。
「TBSでいまアイドル的に人気があるのが、田中みな実、青木裕子、枡田絵理奈、小林悠、佐藤渚といった連中です。実は今回のカレンダーに青木は出ていない。彼女は05年入社組で、わざわざ線を引いたのも出さない理由ですが、退社で来年はいないという事情があったからです」(TBS関係者)
撮影されたのは今春だが、その頃はすでに青木の退社は決まっていたようだ。理由は、ナインティナインの矢部浩之との結婚である。
9月なかばにこのカレンダー情報の背景を熱心に探っていれば、青木の退社、つまり結婚はスクープできたかもしれない。
「TBSが配ったカレンダーはごく一部。ほとんどがマスコミに行き渡っていなかったと思われます。だから青木の除外はそれほど話題にならなかった」(前出・TBS関係者)
こんな意見もある。
「たしかに青木はまだ人気がある。でも、さすがに若手には負ける。年内の矢部との結婚はほぼ確実だったこともあり、デスクも熱心に探りを入れるよう現場に指示を出すことはなかったのではないか。それがスクープ逃しの要因でしょう」(スポーツ新聞文化部記者)
青木と矢部との挙式をTBSが“独占報道”するかどうかだが、人気や人柄からいってその可能性はかなり低そうだ。