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英仏ホタテ戦争の謎「イギリス人はホタテを料理できるのか?」

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提供:週刊実話

 史上に名高い“地上最大の作戦”では、米英を中心とする連合国軍がノルマンディーに上陸し、ドイツ軍をフランスから蹴散らしてフランスを解放した。

 そして今、同じ場所で、英仏が「ホタテ」の取り合いをしている。先ごろ勃発した「ホタテ戦争」の内幕はこうだ。
「ホタテはノルマンディーの名産品であり、かつ重要な資源であるため、英仏のホタテをめぐる緊張関係はもう15年も続いてきました。が、ここ5年、英国は大型漁船を海域に入れないことを条件にする代わりに、1年中ホタテ漁を行ってきたのです。ところがフランス側の漁期は10月1日から翌年5月15日までに制限されている。これがフランスにとっては屈辱的な取り決めだとフランス漁民が憤激しているのです」(欧州駐在日本人会社員)

 同日、仏国漁船に言わせれば、英国漁船の“略奪行為”に抗議するため、フランスの漁船約40隻が集結し、英国漁船に操業を止めるように抗議、そこで衝突が起きた。結局、英国漁船は5隻しかいなかったため、フランスの船団には数で及ばず最終的には追い払われている。

 英国の国立漁業団体連盟は、「この衝突の背景となった深刻な問題は、ケガ人が出る恐れのある大海原ではなく、テーブルを囲んで解決されるべきだ」との声明を発表した。

 ところで「最高の人生と最悪の人生」というジョークがある。
《最高の人生とは、米国人の給料をもらい、英国風の家に住み、日本人の嫁をめとり、中国人のコックを雇う》
《最悪の人生とは、中国人の給料をもらい、日本風の家に住み、米国人の嫁をめとり、英国人のコックを雇う》
 イタリアン、フレンチ、中華、エスニック料理、そして和食…。世界における外食の選択肢に「イギリス料理」が挙がることはまずない。

 「英国で食える物は『イングリッシュ・ブレックファースト』くらい」とまで酷評されている。かつて日本の料理番組で、英国ナンバーワン鉄人料理人の得意料理が「ハト」と聞いて、日本人視聴者はドン引きしたことがある。ホタテは英国風ではどうやって食すのだろうか。

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