『週刊新潮』(4月12日号)の記事によって明らかになった“演歌の女王”小林幸子(58)と、所属事務所の関根良江前社長のドロ沼のお家騒動。お互いの言い分は代理人を通じてFAXでマスコミに送付し、一歩も譲らず。解決の糸口、落としどころが見えない状況が続いている。
「まさか、これほどの大騒動になるとは思いませんでした。4月9日に関根前社長が反撃を開始したあたりから、芸能マスコミは明らかに前社長側に寄ってきました」(芸能関係者)
その背景はこうだ。
「“芸能界のドン”ともいうべき大手芸能幹部が前社長を応援しているからです。日頃から何かにつけてドンにお世話になっているスポーツ紙などの御用メディアは、その意を酌んで“幸子バッシング”に乗り出したのです。具体的には、夫で会社社長の林明男氏のネガティブキャンペーン。ドンの命令は絶対ですからね。もちろん、小林が個人事務所ではなく、大手プロ所属の歌手だったら、こんなことは起きなかったはずです」(マスコミ関係者)
まず、小林と林氏は不倫関係だったことを暴露。
「当初、小林は林氏との出会いは5年ほど前の食事会で、その2週間後に電撃プロポーズを受けたと語っていましたが、実は知り合ったのは10年前。当時は不倫関係だったから、公にできなかったのです。ちなみに、林氏は“バツ2”で、子供が2人いることも明らかにされました」(ワイドショースタッフ)
また、関根前社長をクビにする時には慰労金を提示したが、“口止め料”として2回に分けて払う交渉を小林側がしていたことも明らかにされてしまった。
「これも林氏の“入れ知恵”というわけです。前社長もドンも、素人の林氏が小林の仕事に口出しすることが許せなかったし、それを聞き入れた小林も許せなかったということです」(芸能記者)
所属レコード会社の日本コロムビアも敏感に反応。
6月6日に発表を予定していた新曲『絆』の延期をあっさりと決めてしまい、来年予定していた活動50周年の記念アルバムの制作も白紙に戻してしまった。
「NHKは、この手のスキャンダルを嫌いますから、暮れの『紅白』出場だって危うい」(芸能関係者)
歌手生活最大のピンチ。