難しい中高年の転職事情

社会 2011年01月20日 11時30分

 不景気による解雇や倒産などで転職を余儀なくされる中高年が増えている昨今ですが、中高年の転職で最も難しいのが、前職と同じ職種に就くことと、収入の問題だと思われます。

 一般に転職といっても、40代は年齢的にも新人ではなく、採用した企業側も即戦力として採用すると思われますから、今までの力を出せる職種に就くのが一番優先されることと思われます。

 特に40代の転職はそれこそ、年齢的にもハンデがあり、住宅ローンを背負っている場合などは、最悪競売などで家を処分せざるを得ない人が多いようです。特に会社の倒産などでいきなり収入の道を絶たれてしまった人は、家庭崩壊などもあり得るのが現状です。

 少し前には、解雇された派遣社員がいきなりホームレスに転落してしまうケースが多く報道されましたが、資産を持たない中高年も同じ道を辿ってしまうケースがあると思われます。

 前職と同職を希望する転職の場合、一番ネックになるのが収入だと思われます。勤続年数に比例して支給される賞与などを考えた場合は、管理職で入る以外は新人社員と同じ扱いを受けるのですから、賞与だけで年間で数十万は確実に収入が減ると思った方がよいのではないでしょうか。

 一昔前には40代の転職で、転職先がない場合は、「タクシー運転手になるしかない」とよく言われたものですが、現在ではタクシー運転手になることも難しく、なっても不景気で収入が減って生活苦に陥る例が多いと聞いています。

 たとえ、雇用保険が半年は下りるからと呑気にしていては、再び仕事を見つけるまでの期間を含めた場合、後で物凄いしっぺ返しを食らうことになります。

 以前、筆者は大手の商工ローン企業に転職したことがありましたが、転職後たった3日で辞めた経験がありました。理由はいざ入って見て、転職先企業の仕事内容が無茶苦茶すぎて自分ではできないと判断したからです。

 企業側は少しでも欲しい人間だと思った場合は、口から出任せを言ってでも入社させたいのです。

 また転職ができても、転職先企業がまともな会社かどうかは入社するまでわかりませんから、正しい企業選びをしないと筆者が経験したように、入った後で「言っていることが違う」という問題になって、転職先を短期間で辞めることになりかねません。

 今の時代、最低でも数か月は生活できる現金を持っていないと満足な転職活動ができずに、最悪すべてを失うことになってしまう時代ですから、転職に関しても正しい企業選びをしていただきたいと思います。
(白井正雪)

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