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『サンディ』のイラン産人工ハリケーン説

 米国東部地区に上陸したハリケーン『スーパー・ストーム・サンディ』は、各地で大規模な停電を引き起こし、600万人以上を暗闇の中に閉じ込めた。
 「ニュージャージー州の大西洋沿岸部は『ジャージー・ショア』と呼ばれ、夏の海水浴場でにぎわう地域ですが、観光施設は100%壊滅です。高潮に押し流されて全壊した家屋も多く、近隣の州を合わせて犠牲者の数は相当になるのではと心配しています。それ以上にビックリしたのは、『日本人が東日本大震災で強いられた苦難がよくわかった』というラジオ局に寄せられた被災者の声です。世界中に同じような被災地はあるのに“ニッポン人”と聞いてジーンときました」(在米商社マン)

 幸か不幸か、日米の連帯感が災害によってもたらされた一方で、サンディの巨大化を“気象兵器”のなせるワザと言い放ったのは、反米アサド政権に支配されるシリアだ。
 「米CNNが、シリア政府軍側メディアの『サンディは、同盟国イランが開発した最先端の技術工学を使って米国に天罰を下したもの』という主張を伝えました。米国はアサド大統領の退陣を要求するなど、反体制派に肩入れしていますが、イランは権力維持を図るアサド政権に武器や要員、資金などを提供しているとのウワサが絶えません。政府支持派と反体制派がソーシャルメディアを使ってそれぞれの主張を応酬させており、サンディを気象兵器とする声に、反体制派は『それほどの技術を保有しているなら、自国の乾燥した国土になぜ雨を降らせないのか?』と嘲笑しています」(在日中東系報道関係者)

 シリアにはイランだけでなく、米国から“悪の枢軸”と名指しされている北朝鮮製の武器も、数多く供給されているといわれる。そんな仲むつまじい関係から、そのうちお隣りの北朝鮮は「日本列島に大きな被害をもたらせた巨大台風は、偉大なる我が共和国の最新の科学兵器によって、“悪魔”日本の陰謀を粉砕した結果である」などと言い出すかもしれない。

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