記事によると、浅香がS氏と出会ったのは20代のころ。1948年、女性議員に酔っ払ってキスを迫った“国会キス事件”を起こした泉山三六元蔵相の紹介で知り会い、ほどなく恋愛関係に。そして長男、次男を立て続けに出産したという。
「その後、愛人が嫌で別れ、息子には“父親は飛行機事故で亡くなった”と伝えていたとか。実は、このあたりの話は、過去にも浅香がテレビ番組などで打ち明けたことはありました」(芸能ライター)
当然、ネット上では、S氏は誰かという話題で盛り上がり複数の名前が浮上。
「イニシャルがSのほか、記事にあった“後に自民党の要職に就く方”や、かつてテレビで話した年齢30歳差などの点から、椎名悦三郎、櫻内義雄、園田直、染谷誠の名前が出ていました」(同)
もちろん永田町周辺でも話題となったようだが、意外にも正体がつかめないらしい。
「浅香が誰かの愛人だったという話は、何となく永田町に残っています。しかしSが姓か名前か不明なうえ、記事にあったS氏に子供はいない、奥さんは学習院出身など、いくつかのヒントを照らし合わせるとすべて合致する人物はいなんです」
こう語るのは政治部記者。
「結局、S氏を特定させないために浅香が告白の中にあえてウソを混ぜているとも推測されます」
1月31日に都内で行われた「野村胡堂文学賞」授賞式に出席した浅香は「あたらずさわらずよ」と今後も名前を明かさない意向を示した。
ここにきて一部では、Sは下の名前という情報も流れているが…。