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打ち切り寸前だった! 三遊亭円楽の「笑点」クーデター失敗舞台裏(2)

 改めて説明するまでもないだろうが、『笑点』の出演者は司会者を除けばたったの6席。関東の落語界は落語芸術協会(落芸)、落語協会(落協)、円楽一門会(一門会)、立川流の4派に大別される。
 「現状の『笑点』メンバーは立川流を除く3派だけ。落芸からは司会者だった桂歌丸、三遊亭小遊三に春風亭昇太の3人、落協からは林家木久扇と林家たい平、一門会から三遊亭円楽と三遊亭好楽という顔ぶれだ。今回、昇太が司会に昇格、その後釜に落協の三平が加わった。力関係でいったら司会の昇太がいる落芸、次にメンバーが3人となった落協の図式です。そして凋落ぶりが際立ったのが、円楽のいる一門会だった」(放送作家)

 落語界では、笑点メンバー=落語家としての未来が約束されたことを意味する。
 「当然だが、所属する派閥にも莫大なお金が落ちる。公演会をやればチケットは完売し、そこに同じ派閥の落語家をセット売りにする。地方の1公演で300〜1000万円くらいの上がりが見込める。莫大なキャッシュが動くのが魅力なんです」(演芸関係者)

 そもそも、一門会から次期笑点メンバー入りは内定していたという。ところが、土壇場になってひっくり返されてしまったのだ。
 「『24時間テレビ』のランナーを、たい平が受けることと三平の入閣がセットだったんです。ここだけの話ですが、この一件には芸能界のドンと呼ばれる人物が動いていた。A氏です。三平の嫁でタレントだった国分佐智子の関係です。笑点の人事は、色々と芸能界の“利権事情”が入り組んだ結果だったんです」(芸能プロ関係者)

 裏舞台のすべてを知った円楽が日テレサイドに“物言い”を付けたのは、ここ数週間の話。
 「同じ一門会の好楽と共に番組をしばらく休みたいと言い出した。もちろん、『笑点』が一番大事な時に日テレがこの申し出を飲むことは100%ないことを承知の上でだ。“一門会を甘く見るな”とゆさぶりに出たんですよ」(同)

 冒頭のように、日テレサイドは『笑点』の打ち切りまで模索する窮地に追い込まれた。そんな矢先、円楽が20歳下の女性との不倫現場を『フライデー』に掲載されてしまった。世はまさに不倫バッシングブーム。最悪の場合、ベッキー同様、タレント生命をも危うくしかねない。
 焦った円楽は6月10日に都内で緊急会見を開き、不倫を認めた上で謝罪したのは周知の通り。
 「日テレは、不倫とスポンサーの都合ということで円楽をリストラする口実ができ、形成が逆転したんです。“休養”をチラつかせ、クーデターを起こそうとした円楽はいまや何も言えない状態で、借りてきた猫のように大人しくなってしまった。今回の一件で一門会の隆盛どころか、落語家として食えなくなるほど円楽はヤバかった」(前出・落語関係者)

 円楽は自ら墓穴を掘ってしまった。

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