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堀北真希と竹富聖花が「ワンセット」 いまだに横行する新人売り込み作戦

 テレビ業界では、一部芸能プロによる人気タレントと新人との“抱き合わせセールス”がいまだに横行している。
 売り込みをかけられるテレビ局は断りたいが、それがなかなかできないのが実情。拒否すれば、その芸能プロ所属の人気女優や俳優の出演交渉に支障が出るからだ。

 今回、人気女優と新人女優とのセット売りで困惑しているのがNHK。
 堀北真希が4月から主演している朝の連続ドラマ『梅ちゃん先生』に、堀北と“セット売り”で17歳になる竹富聖花が出演している。堀北演じる「梅子」が医者を目指すきっかけとなる、夭折する入院患者・木下早苗役だ。
 竹富聖花は、昨年4月にTBS系で放送された堀北主演『生まれる。』にも出ていた。今後も堀北と“ワンセット”で出演交渉されるのだろう。
 「でも、竹富は筋がいいと評判です。今年は映画『麒麟の翼』のほか、1月期クール『妄想捜査』(テレ朝系)では、先輩・桜庭ななみとともに出演。地味ながら注目株の一人になっていた」(スポーツ紙芸能担当)

 最近は、新人とのセット売りができる芸能プロが少なくなっている。ジャニーズ、研音、アミューズ、そして堀北の『スィートパワー』ぐらい。新人は金がかかるので、扱わないところが多いのだ。
 ただ、いまの『スィートパワー』には、売り出し資金が潤沢にあるのが強み。堀北のほか、黒木メイサ、内山理名、桐谷美玲、桜庭ななみら、他の芸能プロでは育てることができない独自のフェロモンを放つドル箱女優が大勢いる。その新兵器が竹富聖花というわけだが、果たしてセット売り効果でどれだけ伸びるか。
 もし計画通りにいかなければ、新人の“売り方”も変わっていくだろう。
(編集長・黒川誠一)

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