記事によると、たけしは数年前から水面下で独立を準備。同社の他に、いくつか自らの会社を持っており、夫人との「北野企画」もその1つ。
さらに、4年前に一部週刊誌で愛人と報じられた18歳年下のビジネスパートナーの女性とは、3年ほど前に新会社を設立。たけしは昨年3月、その会社の代表取締役に就任しているという。
「オフィス北野」の森昌行社長は、たけしから「軍団を含め、これまで背負ってきたものをいったん下ろしたい。自分の時間を増やしたい」と申し出があったことを明かしたのだとか。
また、「年齢的にも体力的にも、70歳を過ぎて自分でやりたいこともあるし、今後の残された人生を考えていくうえでの新境地でしょう」と説明。今後は、屋台骨のたけしが抜けるため、社名変更や業務規模縮小も検討する方向だという。
森社長のコメントからすると、“円満独立”のような印象だが、実はそんなキレイ事では済まされなかったようだ。
「もともと、たけしが映画を撮ろうと思ったのは映画青年だった森社長の多大なバックアップがあったから。以前は、仕事に関してもよく話し合って、二人三脚でやって来た。しかし、このところ、2人のソリがまるで合わなくなり、たけしと森社長の間に入ってしまうと、2人の言ってることが正反対だったりして現場が混乱することも。結局は、たけしの意見が通ることになるが、2人の間の溝が深く、もはや修復不可能な状態だった」(テレビ局関係者)
たけしに忠誠を誓うガダルカナル・タカ、つまみ枝豆、ラッシャー板前ら「たけし軍団」のメンバーもたけしに付いて行った場合、「オフィス北野」の存続問題にまで発展しそうだ。