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米倉涼子、夢を諦めざるを得ない? ドラマ出演優先の活動が続きそう

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米倉涼子

 女優の米倉涼子が10月期のドラマへの出演が決まったと、17日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が報じた。内容は弁護士もののリーガルドラマで、米倉は主演を務めるという。

 しかし、この主演ドラマの話は米倉にとって手放しで喜べるものとは言い難い。というのも、米倉が所属する「オスカープロモーション」では、これまで会社を支えてきた社員約40名が退社し、運営が不安定な状態。それに加え、上戸彩や武井咲など、所属する女優たちの相次ぐ結婚と出産でこれまで通りの仕事の割り振りができていないのだ。

 そこで事務所が目をつけたのが米倉だという。米倉は“デキる女”の役がぴったりとハマり、出演するドラマの視聴率は軒並み好調。昨年放送された「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系)のシーズン5でも20.9%の好視聴率(平均視聴率、ビデオリサ―チ調べ、関東地区)を叩き出し、相変わらずの勢いを持続させている。プライベートでは2歳下の会社経営の男性と2年で離婚をし、さらに、その原因がモラハラとDVと噂されていたため、一時はイメージダウンも避けられないと思われていたが、ドラマだけではなく、数多くのCMにも引っ張りだこ。そんな米倉に会社は頼らざるを得ないというのだ。

 「数字が取れる米倉さんは、ドラマのギャラもかなり高い。『ドクターX―』のギャラは1話500〜800万円とも言われて、これは女優陣の中でも群を抜いています。局内ではその額に心配の声も挙がっているようですが、CMスポンサーが殺到し、黒字だそうです。米倉さんはまさに事務所の稼ぎ頭と言えそうです」(芸能関係者)

 しかし、米倉としては、今後は舞台に力を注ぎたいと思っているという。

 「2012年にブロードウェイミュージカル『シカゴ』の主演を射止め、さらに昨年はそのロングラン作品へ抜擢。会見では『夢が叶った』と涙を見せていました。ロングラン作品への抜擢は日本人初という名誉で、本人も今後は国際舞台での活躍を望んでいたと言います。しかし、海外での仕事となると時間が取られる上に、ギャラも安い。事務所としては、日本で確実に稼ぐことを優先したいようですね」(前出・関係者)

 将来のために何年にも渡り英語を勉強しているという米倉。その成果が発揮できる場は出てくるのだろうか。

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