室井は23日にツイッターを更新。一般ツイッターユーザーの放射能問題に関するやり取りに言及し、「しかもチェルノブイリのその後の報告を見ると、中心から同心円状に知能が低くなったりしている。がんになったりする子がいるのに、自分の子の知能についてて文句は言いずらいよね(原文ママ)」とコメントした。
しかし、このツイートについてネット上からは、「いくらなんでも言っていいことと悪いことがある」「差別につながりかねない。謝罪では取り返しがつかないほどの人権侵害だと思う」「ヘイトってレベルじゃない。ひどすぎる」という批判が殺到。これを受け、室井はすぐにツイートを削除したものの、ツイートのスクリーンショットが転載され、さらに批判が拡大する事態になっている。
「ネット炎上は基本的に『消すと増える』と言われており、謝罪せずツイートを削除したことでより広がり、どんどん炎上が大きくなるという現象があります。室井は今年5月にツイッターアカウントを開設したばかりで、これまでにも政治的発言で批判を浴びることはあったものの、ここまで発言が問題視されるのは今回が初めて。謝罪を求める声も広がっています」(芸能ライター)
室井自身は発言のソースについて触れていないものの、ツイッターではある指摘が寄せられているという。
「ツイッターなどでは、室井の発言ソースについて、環境省が公式サイトで発表している、チェルノブイリ原発事故の際に妊娠中だった母親から生まれた子どもに関するベラルーシの研究者による調査を元にしているのでは、と指摘されています。調査では言語障害、情緒障害を発生する頻度について、非被ばく児に比べて胎内被ばく児の方が多いという結果が出ているものの、汚染地域からの避難に伴う社会心理学的、社会文化的要因などが原因である可能性も示唆されており、妊娠中の放射線被ばくが、子どもの知能に直接影響している可能性は低いとされていることから、『研究結果を悪用してる』『研究結果を無視してデマを拡散してる』という厳しい声も寄せられています」(同)
果たして、この発言について室井が反論することはあるのだろうか――。
記事内の引用について
室井佑月公式ツイッターより https://twitter.com/YuzukiMuroi
環境省公式サイトより http://www.env.go.jp/index.html