「半年間、どっぷりハマっていたので、その喪失感は尋常でなく、『ロストあまちゃん症候群』を患い、脱け殻のような日々を送っている視聴者が多いようです」(芸能ライター・常山洋氏)
しかし、福士蒼沙(種市先輩)をはじめ出演者たちは“あまちゃんバブル”で大忙し。
「中でも快進撃が止まらないのが、小泉今日子が演じたヒロインの母・天野春子の若き日を演じた有村架純(20)です。この夏の連ドラ『スターマン・この星の恋』(フジテレビ)にも出ていましたが、パンダの着ぐるみと共演してアルバイト求人誌をPRしたり、自然派洗顔料や清涼飲料水のCMにも起用され、露出度は増える一方なんです」(芸能プロ関係者)
また、9月27日からオンエアされているアルバム『ラブうた』(10月2日発売)のCMにも出演。
「これは10〜30代の女性に人気のラブソングを集めたアルバムで、絢香の『三日月』を口ずさみ、“私の歌好き?”と語りかける内容。彼女のさわやかな笑顔が好評です。また、すでに来年1月と4月クールの連続ドラマに主演ではありませんが、3番手ぐらいの良い役で出演が決まっているとの情報も流れています」(芸能記者)
そして11月には、ヒロイン役を務めた映画『JUDGE/ジャッジ』も公開される。
「大罪を背負った7人が監禁され、生き残るためには最も罪が重い人間を多数決で選び、死の審判を下さなければならないというストーリーです」(映画製作スタッフ)
有村はこの映画に対し、
「極限状態に追い込まれた人を演じたり、初めてのことばかりで大変でした。生中継を見ているようにリアルに感じてもらえたらうれしいです」
と、コメントを寄せている。
「今年2月に公開した主演映画『リトル・マエストラ』でも演技力のあるところを見せていました。これからが凄く楽しみな女優さんです」(映画記者)
さて、有村は1993年2月13日、兵庫県伊丹市生まれの20歳。『あまちゃん』のヒロイン・能年玲奈(20)とはまさに同世代だ。
「とはいっても、大人の色気という点では、断然、有村の方が上。男なら、一度は“お願いしたい”というタイプ。能年のように“処女くささがない”ところも男にとっては魅力だと思います」(ドラマプロデューサー)