『報ステ』では一切報じず批判 番組CPだけでなくスタッフにもセクハラ発覚、若手やバイト狙いか

社会 2019年09月12日 11時05分

『報ステ』では一切報じず批判 番組CPだけでなくスタッフにもセクハラ発覚、若手やバイト狙いか画像はイメージです

 チーフプロデューサーが女性アナウンサーに対するセクハラで懲戒処分を受けていた事が判明した『報道ステーション』(テレビ朝日系)について、他のスタッフもセクハラ行為をしていたと、『週刊文春』(文藝春秋社)が11日に報道。セクハラに対するモラルの低さと、番組内で謝罪を行わない姿勢に批判が相次いでいる。

 『報道ステーション』については、先日チーフプロデューサーの桐永洋氏が、番組に出演していた森葉子アナウンサーに対し、飲みに誘った上、家のエントランスまで押しかけ、抱きつきキスをするなどしていたことが発覚。

 さらに、同氏は前任の小川彩佳アナウンサー(現フリーアナウンサー)にも誘いをかけていたほか、部下となる女性ディレクターにもセクハラ。その数は10名ほどに上るという。自身の権力を盾にして、女性スタッフを自分のものにしようと暗躍していたことが発覚した同氏は懲戒処分を受け、その職務を解かれた。

 それだけでも眉をひそめたくなるような話だが、さらなるセクハラが発覚。番組デスクでソウル特派員などを歴任した40代のデスクが、マスコミ志望の学生バイトをデートに誘い出していたほか、若手スタッフをラブホテルに誘うなどして厳重注意を受けたのだという。立場を利用し、断りづらい若手やバイトを狙うという、実に悪質なセクハラである。

 『週刊文春』によると、このデスクは現在も『報道ステーション』に携わっているようで、厳重注意で済んでいるのだという。普段、政府や大臣の失言を厳しく批判している同番組だが、自身スタッフによるセクハラは簡単な注意で不問にしてしまうようだ。また、番組内で事態の説明や謝罪を一切しておらず、「都合の悪いニュースを隠している」「身内に甘い」「報道人としての自覚がない」など、ネット上では批判の声が相次いでいる状態だ。

 『報道ステーション』は、2018年に当時の財務事務次官がテレビ朝日の女性記者にセクハラを重ねていた事が発覚した際、次官を厳しく批判していた。同じことを自身の番組スタッフが行っていたにもかかわらず、報じないことに違和感を覚える人は多く、「黙認しているのではないか」との声もある。

 その証拠に当時、番組コメンテーターの後藤謙次氏はテレビ朝日が女性記者からセクハラを受けたことを隠匿したことについて、「事態発覚後、記者会見をして事実公表したことで、ギリギリセーフ」と容認するような発言をしている。この後、キャスターの小川アナが不満そうな顔を見せていたが、自身も男性スタッフからセクハラを受けていたとすれば、不快感を示すのは当然と言える。そのようなことから、番組の男性スタッフに女性をセクハラの対象物として見るような雰囲気があったのではないかとの声もあるほどだ。

 普段、事件の犯人や安倍政権を厳しく批判している『報道ステーション』が、身内のセクハラを隠匿し謝罪や原因の検証を番組内で行わないことに、違和感を覚える人は多く、「他人に厳しく自分に甘い」と批判されている。

 何らかの説明や検証を行うべきのようにも思えるが、『報道ステーション』は、扱うに値しないニュースと考えているようだ。

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