総会は3時間強に及び、枝豆社長、ダンカン専務の決定は、たけしが退社後の5月に提案していた通りの人事となった。
新体制の本格始動は年明けからとなるが、気になるのは事務所の稼ぎ頭だった『浅草キッド』の今後の行方だ。水道橋博士は体調不調で長期休養に入り、相方の玉袋筋太郎は退社の方向といわれている。
博士の休養が発表されたのは11月9日のこと。そのころ、玉袋はツイッターで退社を示唆する意味深ツイートをし、『浅草キッド』の存続危機が取り沙汰された。
そんな中、枝豆の妻であるタレントの江口ともみが16日、レギュラーで出演している関西ローカルのニュース番組『キャスト』で2人の近況についてコメント。
博士については、「本当に仕事が過密スケジュールで、一緒にレギュラー番組をやっていて地方に泊まりに行っても寝ないんですよ」と明かし、加えて事務所のことと年齢で疲れてしまったと説明。さらに歯をインプラントに入れ変えたため、「固いものが食べられなくてちょっと元気がなかった」と語っている。
一方、玉袋がツイッターで意味深発言をしたことについては、「あれが玉さんの言い方、しゃべり方なんですよね。何となく変なニュアンスを取らせちゃうような」と話し、「本当に辞めるわけではなくて、昨日、うちの主人のところへ玉さんから『ご迷惑をお掛けしてすみません』とお電話をいただいた」と退社を否定した。
とはいえ、たけしのサポートは望めず、事務所は前途多難。『浅草キッド』の活動も不安定で、期待の若手コンビだった『馬鹿よ貴方は』は、すでに事務所を退所して移籍してしまっている。
やはり『オフィス北野』の今後に不安のタネは尽きない。