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美熟女ブームに便乗するNHKと草刈民代の権謀術策

 NHKが美熟女ブームに便乗したドラマを9月からスタートさせる。
 草刈民代が主演する『眠れる森の熟女』がそれで、草刈はドラマ初主演。バレリーナから本格的に女優に転身し、3年目で獲得したものだ。
 草刈が演じるのは46歳の専業主婦・千波。ある日突然、夫から離婚を切り出された彼女は、ふとしたことから超高級ホテルで働くことになる。そこで二回り近くも若い “王子”と呼ばれる、世界的ホテル王のイケメン御曹司出会う。そして、熟女の色香でイケメンをたぶらかすというラブコメディー。

 相手役は若手演劇集団D-BOYSの瀬戸康史(24)で、草刈がNHKとしてはぎりぎりの濡れ場を披露するともっぱら。
 「放送枠は、以前に放送された鈴木京香・長谷川博己の『セカンドバージン』、真木よう子の『カレ・夫・男友達』と同じです。草刈は初主演だし、視聴率的にも絶対過去の2本に負けたくないはず。だから、あられもないポーズでもOKしている」(NHK関係者)

 昨年、公開された主演映画『ダンシング・チャップリン』が興行的に不振で、その巻き返しもあるはずだ。 
 NHKが“美熟女”に目をつけたのは、キャバクラ、AV、エロ本、フーゾクの世界で40代から50代の女たちの活躍が目立つからだ。いまやこのジャンルは社会現象として取り上げられている。企画があがったとき、真っ先に名前が出たのが草刈だったという。
 「条件として草刈しか合う女優がいなかったのです。熟女と呼ばれる40代後半、それに、『バレリーヌ』というヌード写真集も出し、脱ぐことに違和感はない。好色そうなマスクも役柄にぴったりです」(ドラマ制作関係者)

 草刈の艶技は京香や真木を圧倒することができるか。

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