初鹿議員は2015年5月、知人女性とタクシーに乗った際、キスをする、下半身を相手の顔に押し付けるなどの行為をしていた疑い。同議員は容疑について否認しているという。
同議員の「女癖の悪さ」は以前から指摘されており、2017年には『週刊文春』(文藝春秋社)が、初鹿議員が舞台女優と食事した際、女性の胸を触り自らズボンを脱ぐ、歌舞伎町でラブホテルに強引に連れ込もうとするなどしたと報道。そして、「みんな奥さん以外にはけ口を求めている」などと不倫を正当化したと書きたてている。
さらに、同誌では初鹿議員が今回書類送検されたタクシーでの一件も報じられており、キスを迫る、性器を出して女性の顔を引き寄せる」などの行為に及んだという。同議員は謝罪するも「嫌じゃなかったと思った。酷いことのしたのかな」と、全く反省の色を見られないものだった様子。これが事実なら、議員としての立場を利用し、女性を自らの「性のはけ口」にした行為で、非難されて然るべきだろう。
立憲民主党は「まっとうな政治」を標榜する政党。そして、普段安倍政権を厳しく批判している党でもある。その中にわいせつ議員が混じっているとは驚きで、ネットユーザーからは「最低。女性の尊厳を無視する人間がいる党だとは思わなかった」「除名処分にするべきではないのか?」との声が。また、「MeToo勢は何をしているのか」「野党なら強制わいせつが許されるのか。それならこの国はおかしい」「桜を見る会よりも大問題なのでは?」という批判も出た。
一方で、支持者からは「初鹿議員より安倍総理の桜を見る会が問題」「桜を見る会の興味をそらそうとしているのでは」という声も上がる。
この件については有名人も反応しており、百田尚樹氏は自身のツイッターで「クソ!としか言いようがないが、枝野や福山や蓮舫は何か言えよ!」と憤る。竹田恒泰氏も「チャック初鹿が送検された。財務次官のセクハラで立民は麻生大臣の辞任を要求した。さあ、枝野代表は辞任しないのか?それとも、自分には甘い政党なのか?」と怒りの声を挙げた。
竹田氏の指摘通り、立憲民主党は2018年に財務省次官のセクハラ問題が持ち上がった際、麻生太郎財務大臣の辞任を要求している。自身の政党に「セクハラ議員」が出た以上、何らかの責任を取らなければ、筋が通らないという声がネット上では大勢を占めている。
記事の引用について
百田尚樹ツイッターより https://twitter.com/hyakutanaoki
竹田恒泰ツイッターより https://twitter.com/takenoma