「小川はテレビ朝日の人気アナだったのに、今年3月に退職。すると6月にTBS登場という“離れ業”をやってのけた。話題として最高でしたが、一方で全く視聴率アップにつながらなかった。彼女の前は視聴率3〜5%。今もほとんど変わらない。時間帯が同じで、有働由美子がMCを務める日本テレビ『news zero』は、視聴率10%前後に乗ることもあります。小川の焦りも当然でしょう」(TBS関係者)
「zero」だけでなく、23時40分と遅いスタートの“ミタパン”こと三田友梨佳アナの『Live News α』(フジテレビ)は、「23」より視聴率はやや下だが、大差がない。
「視聴率が上がらないのですから、後は下しかない。そうなると、小川だって騒がれて入った以上、何か手を打ちたい。そこで新スタッフを援軍に求めたものの、あっさり却下されたといいます」(同・関係者)
起用が決まらなかっただけに名前は明らかにされていないが、隠されれば知りたくなるのが人の常。一体、誰だったのか。
「タレントの壇蜜だったと評判です。彼女は有名女子大卒で英語堪能。あのスローモーに艶っぽく話すところが人気。彼女というと男性人気を想像しがちですが、知性的な話し方は女性にも人気がある。NHKの教育番組でも評価が高い。小川アナも英語堪能で共通項も多い」(同)
壇蜜は去る11月に人気漫画家と結婚。それをTBSの情報番組『サンデージャポン』でも発表している。壇蜜と同局は関係良好だし、まして話題性も抜群。壇蜜なら合点もいく。
「うがった見方なのですが、局は昔から“報道のTBS”を標ぼう。ニュース番組が情報番組を見下す傾向があります。これは安住伸一郎アナも言っており、『ウチは報道ですから』などと嫌味タラタラ。壇蜜人気は買っていても、セクシー系だし、情報番組の人気者というバカにしたイメージがあったといいます」(テレビ雑誌編集者)
もしこれが本当だとしたら、実にケシカラン話。何よりも、ミスミス視聴率アップを捨てたも同然かもしれない。