この件が報じられると、ネット上では、
《オイオイと思わず声が出てしまった》
《いやいや、親なんだから聞いてください》
《娘と全然会話してないんだね》
《要するに無関心てこと?》
《何も聞いてない何も知らないってさー何なん? 親でしょ!!》
などと、殿下の言葉に対する不満が多く流れた。
殿下は昨年11月に会見した際、「多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況。そういう状況にならなければ私たちは、いわゆる婚約にあたる『納采の儀』というのを行うことはできません」と語り、現在のままでは婚約は難しいとの見解を示していた。さらに「今でも2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」 と強い語調で希望を明らかにしていた。
どうやら今回の殿下のお言葉が、“それ相応の対応”に対して明らかにトーンダウンしていると受け止められてしまったようだ。
この会見の後、小室圭さんの母親の元婚約者がコメントを発表。あくまでも小室圭さんの母親との間の金銭トラブルであり、「圭さんとの直接の問題ではない」とした上で、「問題があることで、お2人の結婚の障害になっているのであれば、大変心苦しく思います」と述べた。小室さん側は話し合いの機会を求めていて、男性も応じる方向だという。
しかし、『デイリー新潮』の報道によると、小室さん問題は皇室の制度にも影響を及ぼしているようだ。それは、女性宮家の創設である。皇族方の減少が著しいため、喫緊の課題として検討が急がれているが、記事によると、「仮に女性宮家が創設されれば、外部から素性の定かでない男性が入り込んでくるおそれがある」という反対派の主張が、小室さんの問題によって「それ見たことか」と大きくなっているという。
宮内庁は昨年2月、ご結婚に関する一連の行事を「2年後に延期」すると発表している。だが、小室さんは5月にフォーダム大ロースクールの『LLMコース』を卒業し、9月から法務博士号を取るための『JDコース』に編入。2年間、留学を続ける予定になっている。つまり宮内庁が延期をした期日には、まだ留学生でいるということだ。
秋篠宮殿下もサジを投げた格好の小室さん問題は、一体どこに落ち着くのだろうか。