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ドラマ放送前から勃発する松嶋菜々子とTBSの“視聴率”攻防戦

 TBSのドラマ関係者が、松嶋菜々子(42)が主演するフジテレビのドラマ『営業部長 吉良奈津子』の視聴率結果に落胆の色を隠せない。その理由とは−−。

 「TBSのドラマ制作陣は負の連鎖を本当に恐れている」と語るのは某大手芸能プロ幹部氏。この10月からTBSで放送されるドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』で、菅野美穂(39)と共に主役に準じた重要なポジションを担うのが松嶋なのだ。
 ところが『営業部長 吉良奈津子』は回を重ねるごとに視聴率は急落。初回こそ10.2%だったものの第2話7.7%、第3話6.8%、第4話6.4%と下がり続け、第5話に至っては5.2%とデッドラインである5%台に突入してしまったのだ。結果、フジ局内で浮上したのが打ち切り説だ。
 「10回予定を8回で打ち切るんです。他局といえども、負の連鎖が今度のドラマに及び、菅野まで悪影響を受けることを本気で心配しているんです。そもそも松嶋をフジが起用したのは『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の影響力が残っていると勘違いしたから。でも、実際に起用したら賞味期限切れのスカスカ状態だったというわけですよ」(編成関係者)

 実はTBSにとって、『砂の塔〜知りすぎた隣人』は絶対に失敗できないドラマコンテンツだという。
 「菅野をヒロインにした理由は、夫で俳優の堺雅人に対する大人の事情からです。もし大コケでもしたら、堺の機嫌を損ね、悲願である『半沢直樹』続編が本当にお蔵入りになってしまう。それだけは何としても避けたい」(TBS関係者)

 松嶋というババを引いてしまったTBSにとっての本音だが…。
 「できれば、松嶋起用の話はなかったことにしたい。1本300万円〜という出演料は高過ぎるし、視聴率が取れなければ意味がないからです」(芸能事情通)

 なんとTBSは、松嶋サイドとケンカ覚悟で出番を大幅に削るという。TBSの英断の結果は、どう出るか!?

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