「2人は泥酔した状態で『オマエだよ、分かんだろ、クソが!』と罵倒。武智も『オバハンにはウンザリ』さらには『更年期障害か?』と相づちを打ったんです。その後、動画はすぐに削除されたが、女性のネット民がこの2人に憤慨したことで騒動が大きくなってしまったんです」(放送作家)
騒動が拡大することに驚いたのが、2人が所属する吉本興業。同5日にチーフマネジャーが出向いて事実関係の報告と謝罪を上沼のマネジャーに行ったという。
「上沼は携帯をほとんどいじらないため、当初は『動画って何?』との反応で、マネジャーが説明をしても『ふ〜ん、なんか、よ〜わからんわ。ええんじゃないの』と意に介さない様子だったそうです」(芸能関係者)
その後、久保田と武智が直接謝罪の申し入れをするも、上沼サイドは丁重に断ったと明かした揚げ句、「全く興味がなく、これ以上、何も起こりません」と、一方的な幕引き宣言を行ったのだ。これで、一件落着かと思ったのだが…。
「ここからが本当のバトルの始まりです。上沼はその後、放送作家の息子や関係者から今回の騒動について一から説明され、ようやくすべてを理解したそうなんです。結論から言えば、マジ怒りですよ。一時は2人が所属する吉本と、決別宣言をするとまで息巻いていたと言います」(同)
そもそも関東圏では馴染みのない上沼だが、関西圏に限っては絶大な権力を欲しいままにしている。
「夫が元関西テレビの重役だったこともありますが、それ以上に上沼はおばちゃんのアイドルなんです。『M−1』の審査員を任されているのも、女性の視聴者層を抱え込んでいるから。また、若手芸人にとって上沼が関西で抱えるレギュラー番組に出演することが、成功へのステップアップにもなる。極端な話、上沼に嫌われるということは、関西で干されることを意味します」(テレビ事情通)
芸人から“女王”と崇められる上沼。年収も関西ではトップ10に入るという。
「ギャラは関西圏トップの300万円〜。あえて関西にこだわることで、自分のタレント的価値を高めたんです」(放送関係者)
上沼の怒りが収まるのに最低3年という声もあるだけに、久保田と武智の支払った代償は大きすぎた。