先月27日、フランスで17歳の少年が警察官に射殺された事件が引き金となり、国内全土に暴動が広がっているという。現地メディアによると、1059棟の建物が焼失か倒壊。自動車の火災が5662件。被害額が1600億円など、大騒動となっている。また、警察に拘束された人々の中には10代前半の少年も含まれるなど、若者が多いという。
番組では、現地の若者がなぜここまで破壊行為をするのか説明がなされていた。それによると、17歳の少年が警察官に射殺されただけではなく、その射殺の経緯に関して警察側がウソを言っていたことが分かったからだという。
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これについて、りんたろー。は「被害者の声が置いてけぼりになって、みんなで責めるという風潮がある」と若者のさらなる過激化を危惧した。
続けて、コメントを求められた兼近は、こう切り出した。「日本の若者は、半ば諦めている部分はあるというか、こんな大きなことにならないじゃないですか。そういう意味では、行動するということは、少しは日本の若者たちも見習うところがあると思います」と政治などに期待を見出せないものの、何も発信しない日本の若者へ呼びかけた。
一方で、「やり方ですよね。いろんな所に迷惑を掛けるという状況は正しい主張をねじ曲げてしまうので、正しいものじゃなくされるというのは不安だと思います。もう少しやり方を考えてほしいです」と暴動を起こしている若者に、手段を完全に履き違えていると話していた。
ネットでは、兼近の発言に「確かに日本の若者に比べて行動力はすごいけど兼近さんの言うようにやり方が残念だよね」と納得する声もあったが、違和感を抱いたユーザーも多く、「言葉の選び方言い方伝え方を全く考えない」「思考パターンが違う」「見習うことか」「暴動を煽るようなことは言わないでください」といった意見が寄せられている。