東京・六本木を舞台に絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓い、金と権力を振りかざす巨大企業に立ち向かう姿を描き、7日放送の初回は世帯9.6%、個人5.2%でスタートしていたが、早くも視聴率はダウンしてしまった。
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「放送されるや、たちまちネット上で話題になったが、さすがに『梨泰院クラス』のファンからは賛否両論が巻き起こっていた。そもそも、海外の人気ドラマをリメークするのはリスクが高く、大半のリメーク作品はコケているが、テレ朝は今回、果敢に挑んだものの、視聴率の推移で暗雲が漂い始めた」(放送担当記者)
とはいえ、初回の見逃し配信の再生回数が、同局の歴代最高を記録したことが発表されたばかり。
発表によると、見逃し配信の再生回数(TVer、ABEMA、テレ朝動画、GYAO!合計値 ※テレビ朝日調べ)が、7日夜から12日までの5日間241万回を記録したという。
また、初回が海外でも話題となったそうで、アジア各地域から番組購入の問い合わせが殺到。そのため、本場・韓国を始め、世界七つの国と地域で配信されることが決定。
韓国(韓国の配信プラットフォームはTVING)、香港、マカオ、台湾の各地域では独占配信が決定し、タイや北米(アメリカ・カナダ)でも展開されるというのだが……。
「『梨泰院クラス』が日本でヒットしたが、Netflixでの配信で、ネット世代の視聴者には人気だった。なので、幅広い世代のデータを集めるテレビの視聴率で苦戦するのは納得。テレ朝としては、CMスポンサー以外のところできっちり収益を上げているので、そこまで視聴率に神経質になっていないのでは」(テレビ局関係者)
第3話の視聴率が非常に注目される。