この日、『イッテQ』では「宮川大輔のニッポンお祭り道中」を放送。宮川が日本全国の珍しいお祭りをレポートする人気企画で、この日は宮川が地元の協力のもと北海道・広島のお祭りを疑似体験した。
物議を醸したのは、最初に放送された北海道・豊浦町の「TOYOURA世界ホタテ釣り選手権大会」チャンピオンとの対決企画。制限時間内に釣り上げたホタテの数を競うもので、コロナ禍の現在は開催中止が続いているものの、過去10回開催されてきた人気イベントだ。
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宮川はチャンピオンとホタテ釣り対決を繰り広げたが、そのルールが「かなり曖昧では?」とネットで話題になった。
ホタテ釣りは、細い針金だけを使いホタテを釣り上げ、宙に浮いたところで手でつかんでバケツに入れる。だがチャンピオンは、ホタテが針金をかんだ瞬間に水槽に手を入れ、ホタテを引き上げてバケツに入れているように見えたと視聴者は指摘している。ネットでは「今のは反則なのでは?」「結果がモヤモヤする」「これじゃホタテ拾いなのでは?」「スタッフも注意しないと」などと、疑惑の判定だと疑問視する声が相次いだ。
また使用されたのは、地元の漁師が一生懸命に集めたホタテ。事前に「ホタテに愛情を込めて」と、ホタテを侮辱するような発言、乱暴に扱う行為は厳禁と指示を受けたが、宮川、チャンピオンともに針金を貝の口から高速で外す「マッハ外し」という裏技を使っていた。これは宮川が事前にレクチャーを受けて身に付けた技だが、「マッハ外し」で針金を外されたホタテは激しくバケツの中にたたきつけられ、視聴者からは貝が傷ついてしまう恐れがあるとして「マッハ外しは反則なのでは?」「ホタテがかわいそう」といった声も多数あがった。
番組としては圧倒的に強いチャンピオンの姿や、起死回生の裏技を見せようとしたのかもしれないが、逆に番組の粗として目立つ結果に。視聴者は違和感を抱いたようだ。