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金持ち彼女をゲットして人生を一発逆転した芸人

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クマムシ・佐藤大樹、長谷川俊輔

 若手のお笑い芸人は売れるまで、話術のスキルアップのために水商売や接客業のアルバイトで食いつなぐ。まれに、つかんだ“太い客”にお笑いライブのチケットを購入してもらい、劇場人気につなげる。一方で、下積みや苦労と無縁の芸人もいる。クマムシの佐藤大樹はそんなひとりだ。

 クマムシといえば、相方でぽっちゃり系ヒゲ面の長谷川俊輔が「あったかいんだからぁ」とアイドルさながらに歌うネタで大ブレイク。ブームが起こった翌15年にはCDデビューを果たし、「第57回日本レコード大賞」で特別賞、「第48回日本有線大賞」で有線話題賞を獲得した。ところが、“一発屋芸人”に転落するのも早く、あっという間にテレビの世界から姿を消した。

 ​>>吉本興業のモデル芸人枠、その先駆者は解散したばかりの女漫才師だった<<​​​

 しかし、長谷川に相づちを打つだけの佐藤は社長令嬢でモデル、女優、写真家など多彩な才能を発揮する美人のデコウトミリと交際。ジャニーズWESTの小瀧望にそっくりなイケメンから猛アタックされたデコウトが陥落する形で、真剣交際がスタートした。

 2人は、デコウトが住む高級マンションで同棲を開始。箱根旅行の代金20万円、高級レストランの食事代6万円はデコウトが負担し、佐藤は完全にヒモ男。「家族が乗らなくなった」という理由で高級外車のベンツをタダで譲り受け、我が世の春を謳歌した。

 それでも、一度の別離と復縁を経て、交際期間は5年に及ぶ。デコウトは7月1日放送の「中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん」(TBS系)で佐藤からプロポーズされたが、ひとまず保留。ダメ男と離れられないデコウトだけに、この先ゴールインとなる可能性が高い。

 売れていないにもかかわらず、逆玉の輿婚を実現させた芸人もいる。ピン芸人のカズマ・スパーキンだ。ものまね芸が主で、代表レパートリーは「ドラえもん」のジャイアン。19年6月15日の入籍日は、ジャイアンの誕生日だった。妻はフリーのイラストレーターで、過去には吉田戦車の人気4コマ漫画「伝染るんです。」の企画に寄稿したこともある。驚くのは妻の両親。父は弘兼憲史、母は柴門ふみという超ビッグ漫画家夫妻だ。

 弘兼は「島耕作」シリーズや「黄昏流星群」ほか、ドラマ化された作品が多数。柴門は「東京ラブストーリー」や「あすなろ白書」で知られる“恋愛の神様”。カズマは最強のDNAを持った妻とデキ婚した。

 「柴門さんの漫画『恋する母たち』は昨年、TBS系金曜ドラマでテレビドラマ化されました。女優の木村佳乃、吉田羊、仲里依紗が出演し、既婚者の婚外恋愛を描いた問題作ですが、その端役でカズマが出演しました。存在感もセリフも少ないエキストラに近い役でしたが、義母のコネを使ったのでしょうね」(テレビ誌のフリーライター)

 安泰な将来と愛するワイフを手に入れるのは、不安定この上ない職業である芸人にとって永遠の夢。かなえたカズマ、手に入れたい佐藤。清貧芸人の歩みは、悲喜こもごもだ。

(伊藤由華)

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