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『花子とアン』で囁かれる美輪明宏と無名俳優の仲

 吉高由里子(26)主演のNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』が高視聴率を記録する中、テレビ関係者の間で同番組のナレーションを務める美輪明宏(79)と、新聞記者の黒沢一史役を演じる木村彰吾(34)との仲が注目されている。
 「彼は美輪の力で出演したといわれているんです。2人は一体どういう関係なんだと、話題になっていますよ」(ドラマ関係者)

 木村は20歳の時に俳優を目指して大阪から上京し、21歳で美輪明宏が主演した舞台『毛皮のマリー』のオーデションを受け合格。舞台俳優としてデビューした。
 「美輪は『裕ちゃん(故・石原裕次郎)より3センチ脚が長いのね』と正統派2枚目の木村にベタ惚れでした」(舞台関係者)

 さらに'03年、美輪のライフワークともいえる舞台『黒蜥蜴』で、木村は美輪の愛人役の雨宮潤一役にも大抜擢された。
 「他にも、『椿姫』や『双頭の鷲』などの舞台で美輪の恋人役を演じている。'05年に公開された北野武監督の『TAKESHI'S』でも共演していますが、このときも美輪が北野監督に『この子はホンモノよ』と木村の出演を直訴したほど。容姿もそうですが、それほど役者としても高く評価しているんです」(前出・舞台関係者)

 美輪はプライベートでも木村の面倒を見ていることから、一時は“愛人”という噂が流れたことがあったというが、木村はいまだに俳優として芽が出ない。
 「そんな木村を何とか売り出そうと、美輪は『花子とアン』のナレーションを依頼された際、NHKに木村の出演を頼んだ。普通のタレントの依頼なら断りますが、美輪は一昨年に紅白に出場してからNHKにとって貴重なキラーコンテンツになっているだけに断れませんよ」(事情通)

 これまで朝ドラでは無名の役者が次々にブレイクしてきた。果たして木村もこの機会を生かすことができるのか。

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