コレにより、久しぶりに大きくマスコミに取り上げられることとなった沢田は、まるで“仙人”のような現在の姿が注目されるようになった。
若かりしころよりもかなり体重も増え、ヒゲもボーボーに生えている。沢田本人は現在のルックスを気にしていないというのが定説だったが、決してそういうわけではないようだ。
9000人の動員予定だったが、リハーサル時に7000人ほどしか客が集まらないことが判明したため、沢田は激怒して会場を後にした。熱心なジュリーファンからすれば、過去にも同様の理由でドタキャンしており、特に珍しいわけではないだろうが、久しぶりに沢田を見た世間の人たちはそうではない。沢田の行動とともに、テレビカメラの前で謝罪する姿に驚かされた。沢田はマスコミ嫌いのため、ほとんどメディアに登場することがなく、今の姿はほとんど知られていなかったからだ。
ジュリーとして日本中の女性の黄色い歓声を浴びたのは遠い昔の話。もう古希なので仕方がないのだが、当時よりかなりふっくらしており、白髪に白いヒゲ。世間が想像する「仙人」そのものだ。
その姿には同年代の中尾ミエも「意地があるっていうなら、もっと痩せろ。痩せたらまだ見られる、いい男だもの」と苦言を呈するほどだ。
沢田は変わり果てた姿を「年輪を重ねた結果」だとして全く気にしていないといわれてきた。だが、芸能関係者は「そんなことはない。特に太ってしまったことを結構、気にしているよ。マスコミに写真をなかなか撮らせないのはマスコミ嫌いということに加えて、今の姿をあまり見せたくないからという部分もある。ヒゲを生やしているのも、顔が太ってしまったのを隠したいからだって聞いたよ」と話す。
今回のドタキャン騒動がケガの功名となり、ジュリーはダイエットを決意、再び色男に戻ることができるだろうか…。