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追悼 大橋巨泉とビートたけしと仲間たちの爆笑秘話(1)

 遊び心と反骨精神で昭和の“テレビ文化”を育て、石坂浩二やビートたけしらに慕われた大橋巨泉さんが7月12日、急性呼吸不全で亡くなった。享年82歳。

 巨泉さんは、早稲田大学在学中に俳人として活動していた際の芸名で“野球は巨人、司会は巨泉”のキャッチフレーズでテレビ界へ進出。『11PM』(日本テレビ系)や『クイズダービー』(TBS系)、『世界まるごとHOWマッチ』(同)など、数々の番組進行役を務め上げた。
 「放送作家だった巨泉さんがテレビデビューするきっかけとなった『11PM』では、当時、放送タブーだった競馬や麻雀といったギャンブルや、ゴルフ、釣り、お色気などの娯楽を取り上げ、高視聴率を連発。さらに『HOWマッチ』ではケント・デリカットやチャック・ウィルソンなど、日本語が上手い外国人を起用して“外タレ枠”の先駆けを作りました。テレビ業界に与えた影響は一言では語り尽くせません」(テレビ局関係者)

 その『HOWマッチ』などにも出演したたけしは、7月23日に放送された『新・情報7daysニュースキャスター』で、「テレビ創世記の代表格、今残っている巨泉さんの最初に始めたものがいまだにその流れが残っている」としのんだ。
 「巨泉さんは、たけしを含め、自分の番組にレギュラー出演していたメンバーたちを自ら“巨泉ファミリー”と呼び、非常に可愛がっていたんです」
 とは、巨泉さんを知る人物。そのメンバーは他に、故・森光子さん、関口宏、石坂浩二、竹下景子などだ。

 「巨泉さんが勝手に“ファミリー”と言っているだけ。巨泉さんは『メンバーからしょっちゅう電話が掛かって来て困る』と言っていたけど、誰も電話をしたことがない。向こうから掛かって来て、みんな迷惑してる」
 たけしは笑い話としてそう語っていたが、豪快なワンマンぶりとおちゃめな一面を表すこんなエピソードがある。
 「巨泉さんは静岡県の伊豆にリゾートマンションを購入して、ファミリーのメンバーにも勧めたんです。仕方なく、関口や石坂、竹下、たけしも買うことになった。巨泉さんは1階に住んでいたのですが、実はファミリーが買った部屋には隠しカメラが備え付けてあり、部屋の様子をモニターで見ていた。それが後になってバレたんです。まあ、遊び心が旺盛な人でしたよ」(芸能関係者)

 ちなみに、たけしはそのマンションをほとんど利用していなかったというが、こんなオチまでついてくる。
 「誰も住んでいないはずなのに、光熱費だけでなく、テレビを買った請求書も事務所宛てに送られてくる。いったい誰が使っているんだということになって調べると、たけしが隠れてお姉ちゃんを住まわせていたんです」(たけし軍団関係者)

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