ウナギ 価格高騰で一流専門店にもこっそり増える中国産

社会 週刊実話 2018年08月11日 15時03分

 うだるような暑さが続く中、高騰が続く国産ウナギは「土用の丑の日」以外でも注目が集まっているが、客が知らぬ間に中国産のウナギが国産に混ざる事態が、外食産業やウナギ専門店でも急増しているという。

 稚魚の不漁で年々、国産ウナギの仕入れ値は高騰し、今年はもはや庶民の口には届かない高級品と言われている。しかし一方で、日本に売れば莫大な利益をもたらすと“海の宝石扱い”されている中国産ウナギの、日本向けの輸出がピークを迎えている。
 「庶民には手が届かないと言われながらも、格安店だけでなく都内の一流専門店は、猛暑ということもあって夏バテ解消、疲労回復を求め客が増えている。しかし、店は国産が高くて手に入らないため、密かに中国産を使っている場合があるというんです」(築地市場の水産仲買人)

 飲食店が卸売業者から購入する場合、国産ウナギの現在の相場は1㎏当たり6000円前後だが、中国産になると4000円前後まで下がる。そこで、国産ウナギ専門だった外食店にも中国産のウナギが蔓延するようになったという。
 「スーパーやコンビニなどの小売りの場合は、食品表示法により産地表示義務が定められているが、外食産業は適用外。“伝統の鰻料理”とか“江戸前の味”という謳い文句につられて食べたら、国産ではなく中国産だったなんてことはよくある話です」(流通ジャーナリスト)

 しかも、中国産のウナギは以前から危険性が指摘されている。
 「中国産は大量生産される際、発がん性の可能性が言われているマラカイトグリーンが使われていることが発覚し問題になったことがある。今でも輸送中に死なせないため、抗生物質や成長ホルモンを使用している場合もあるとされ、悪質な業者になるとホルマリンを使っている場合もある。だから現地では、ウナギを食べないんです。その点、国産は規制が厳しいから問題はない」(養鰻業者)

 であれば、余計に値段が張っても国産を食べたいところだが、外食では判断できないところが辛い。

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