浦田はこの日、黒のスーツに黒縁メガネという、これまでの浦田のイメージとはかけ離れた出で立ちで現れ、ファンを驚かせた。そんな浦田の記者会見のなかでひときわ世間の注目を集めたのが、彼の「頭髪」であったという。
浦田は逆立った髪を下ろし、金髪だった髪の毛を黒色に染めて会見に臨んだのだが、この際の浦田の髪は前頭部が明らかに薄く、「後退」しているのが丸分かりであった。
ツイッターでは「この会見は何も響かなかった」「反省が感じられない」など、本人の公式アカウントに厳しい声が寄せられたが、他にも「浦田さんって…ちょっとハゲてる?!」「金髪の時は分からなかったけど髪の毛だいぶキテますね…」「こんな姿は見たくなかった」との感想が多く寄せられた。
浦田は1982年生まれで、今年37歳を迎える。年齢を考えれば、ある程度の「後退」は成人男性として致し方ないが、AAAをよく知る音楽関係者によると、髪の毛の後退は「これまでAAAに関する気苦労が絶えなかったのではないか」と心配する声は多い。
「結成時から浦田さんがリーダーを務めていました。結成当時のAAAは10代後半から20代前半のメンバーしか在籍しておらず、最年長の浦田さんでも23歳の若さでした。それまで別のユニットで活躍していたメンバーも多く、結成時は互いをライバル視するなど、いがみ合っていた時期も長かったようです。メンバー間の調整役を担当していたのが浦田さんでした」(某音楽ライター)
また、浦田のストレスが頂点に達したのは2007年から2008年頃とされている。
「この時期、AAAはアメリカで参加したイベントの帰り、観光地である公園の岩に落書きをしたことが判明、日本で大きなバッシングを受けました。活動自粛には至らなかったまでも、調整役の浦田さんはリーダーとしてエイベックスの上層部にコッテリ絞られたといいます。また翌年には、いよいよメンバー間の意思疎通ができなくなり、解散危機に陥っています。この際も浦田さんは全員で話し合いの時間を設けようと奔走、解散の危機を脱しています。浦田さんがいなければAAAはとっくに解散してもおかしくない状態でした」(前述の音楽ライター)
また、昨年2018年には元Dream5の重本ことりがテレビ番組で、AAAのあるメンバーと肉体関係を持っていたことを暴露し騒動になるという「事件」もあった。
暴行事件の肩を持つわけではないが、それまでの気苦労を考えれば、酒に逃げたのは仕方がなかったのかもしれない……。