安倍首相「桜を見る会」 芸能界とのパイプ役“謎の紳士”

社会 週刊実話 2019年11月21日 21時03分

安倍首相「桜を見る会」 芸能界とのパイプ役“謎の紳士”提供:週刊実話

 問題となっている「桜を見る会」は、今年は4月13日に新宿御苑で開催された。過去最大規模となる約1万8000人を招き、IKKOや五木ひろし、丸山桂里奈などのタレントが賑やかしで出席。約5500万円もの公金が支出された。

「主催の安倍首相は毎年、昭恵夫人と共に大はしゃぎ。朝の8時半から升酒を飲み、着物姿のももいろクローバーZのメンバーたちとポーズを決め、記念撮影に興じて悦に入る。まさに安倍首相の自己満足と、取り巻きの国会議員らによる後援者への接待のためのイベントと言わざるを得ません」(政治部記者)

 毎年、芸能界からは旬のタレントなどが呼ばれているが、ギャラなどは明かされていない。

 広告代理店関係者が言う。
「こうした“お国が主催するイベント”に出席すると、身辺がクリーンであるというお墨付きを得ることになります。当然、CMのギャラが上がったり、報道系番組のような堅い仕事をもらいやすくなったりするので、タレントにとってもおいしい。始まる時間が早いので、着付けやメイクは深夜から取りかからなければならないはずですが、たとえノーギャラだったとしても、後々のことを考えるとメリットは計り知れません」

 本誌は、これまでに出席が確認できている複数の芸能人の事務所に〈どういった経緯で招待され、ギャラは発生しているのか?〉といった質問をぶつけたが、いずれも締め切りまでに回答は得られなかった。
「どうやら、自民党の外郭団体に出入りするX氏という人物が、芸能人のブッキングを一手に引き受けているようです。X氏は、あらゆる自民党系のパーティーやイベントにも顔を出しており、『内閣や自民党関係でタレントが絡むイベントやインタビューは、すべて俺が仕切っているんだ』と豪語しているそうです」(同)

 動画サイトに投稿されている今年の「桜を見る会」の映像にも、人気歌手グループのメンバーらを安倍首相に紹介し、記念撮影を取り仕切るX氏の姿が映っていた。
「安倍首相の周囲はSPが張り付いていて、部外者は容易には近づけません。ところが、X氏は安倍首相のそばに寄り添っている。いかに、安倍首相と親密な間柄にあるかが見てとれます。招待されたタレントはノーギャラだったかもしれませんが、ここまでの有名人のブッキングを一手に引き受けているとなれば、X氏にはコーディネーターとしてのギャラが発生していても、おかしくはありませんね」(前出・政治部記者)

 ある自民党関係者が声をひそめる。
「X氏は、この権限を利用して銀座のママや地方のホステスまで『桜を見る会』に招待していた、なんて噂も出回っています。そもそも、安倍首相本人が地元の後援者に向けて、家族や友人を誘ってもいいですよと公言していたわけですから、それこそ反社会的勢力が紛れ込んでいても分かるはずがない」

★マルチ商法の元会長も招待

 実際、「桜を見る会」が怪しげな宣伝に利用されていたこともある。

 磁気治療器の預託をうたったマルチ商法を展開し、警視庁などが特定商取引法違反で現在も捜査中の「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長が、’15年に招待されたことを自社の勧誘チラシで報告。結果的に「桜を見る会」が被害拡大を助長した疑いがあるのだ。

 それでも政権側は「招待者の人選に問題性はない」と言い張る。潔白を主張するのであれば、招待者の氏名を公表すればいいだけだが、名簿はすべて破棄されていた。
「共産党の衆院議員が今年5月9日に『桜を見る会』の資料を内閣府に請求した途端、その日のうちに破棄しているのです。これでは、やましいことがあるため、追及を避ける目的で名簿を即刻破棄したと非難されても仕方ありませんよ。モリカケ問題でも明らかなように、都合が悪い証拠はすぐに処分するというのが、安倍政権の一貫した危機管理対応です」(政治部デスク)

 政権サイドは「個人情報」だとして破棄を正当化しているが、招待者は表向き「各界において功績、功労のあった方々」とされている。そうした人々を税金で慰労するのだから、本来ならば公表される側からしても名誉なことであるはずだ。
「そういう人物だけじゃないから破棄したんでしょう。なにせ、安倍首相の後援会関係者だけで850人も出席していたことが分かっていますからね。結局、『桜を見る会』は、有力政治家が、日頃お世話になっている地元の支援者を東京に招き、有名人と楽しいひと時をすごして“上級国民気分”を味わってもらおうという税金の私物化イベントにすぎません。モリカケ問題と同じく、支援者や友人にだけ便宜を図る安倍首相の“お友達ファースト”の姿勢が如実に表れています」(同)

★飲食の手配もお友達の業者

 もともと「桜を見る会」は、1952年に吉田茂首相の主催で始まり、ほぼ毎年開催されている。2000年代は出席者8000人ほどで推移していたが、第2次安倍政権以降、規模が拡大の一途を辿ったという。
「今日は、山口県からたくさんの人が来てくださっているわね〜。10メートル歩いたら山口県の人に出会うわよ!」

 山口県周南市の藤井律子市長は、’18年の桜を見る会に出席した際、片山さつき前地方創生担当相から、このように声をかけられたとブログで自慢していた。
「安倍政権が長期化したことでコネが横行し、招待者も固定層に加えて新規組が増えに増えている。自民の国会議員はヒラで4人、閣僚クラスで数十人の枠があるというのが定説で、首相であれば際限がないはずだ。上京の費用と時間に余裕がある地方の有権者たちは、周囲に『安倍首相から招待された』と自慢できるし、有名人にも近づけるとあってホイホイ参加するのです。国会議員も、そのアテンドをすることでメンツが立つし、懐を痛めずに次回の選挙の得票につながる構図です」(永田町関係者)

 ホテルニューオータニで開かれた安倍首相の後援会向けの「前夜祭」の会費が破格の5000円だったことも判明し、差額を安倍首相サイドが埋め合わせした疑惑まで浮上している。
「野党の調査では、ニューオータニのパーティーは最低でも1人当たり1万1000円ということです。現在、ニューオータニには『安倍首相のように会費5000円で忘年会を開かせてくれ』といった嫌味まじりの電話が殺到しているそうです」(社会部記者)

 この「前夜祭」に比べて、「当日の料理や酒はショボイもんだ」と苦笑するのは、毎年参加しているという60代の男性だ。
「樽酒が数個用意されているだけで、ビールは出ない。つまみ類は100円ショップに置いてあるような安っぽい菓子ばかり。タレントには人だかりができて、近くで見ることもできない。1回行けば、『来年はもういいや』って人がほとんどだよ」

 それにもかかわらず、今年の飲食費は約2200万円もかかっている。前出の政治部デスクが言う。
「第2次安倍政権下となる’13年以降、飲食物の提供業務はJ社という食品宅配会社が受注している。同社の社長夫妻は、安倍首相夫妻とかねてから親交があり、特に社長の実弟は、たびたび昭恵夫人のフェイスブックに登場するほど昵懇だ。実際に、安倍夫妻との会食シーンも掲載されている。税金を使うだけでも問題なのに、その支出先まで“お友達ファースト”だと、さすがにマズイでしょう」

 先の出席者も「あんな料理と酒で2200万円もかかったなんて信じられない」と呆れかえっていた。

 来年の「桜を見る会」を早々に中止するなど、安倍首相は火消しに躍起だが、ことが「桜」なだけに、そろそろ「散り際」も考えたほうがよさそうだ。

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