NASA
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社会 2023年08月09日 10時30分
前澤友作氏「宇宙なう」写真の合成疑惑に言及?「切り取り下手すぎ」指摘相次ぐ
9日、実業家の前澤友作氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿、物議を醸している。 前澤氏は、一般ユーザーのXアカウント投稿を引用リポストする形で「みんな、これどう思う?」と呼びかけ。ユーザーは「#NASAの嘘」と本文につけ、前澤氏が宇宙船内で投稿したと見られる写真と、それを加工し、前澤氏が背景合成用のグリーンバックの前で写真を撮っているような画像を投稿している。前澤氏の宇宙写真が、合成だったと指摘する意図があるようだ。 >>前澤氏、シングルマザー限定マッチングアプリ発表で物議「男性像考えると怖い」指摘集まる<< 前澤氏の元投稿は2021年12月、自身の公式Xアカウント、公式インスタグラムアカウントに投稿された写真。「宇宙なう」として、宇宙船内であぐらを組んで浮かんでいる前澤氏が写っている。通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者で資産家としても知られる前澤氏は同月8日、日本の民間人として初めて、ロシアの宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)へと出発、滞在し、20日に地球に帰還した。その費用は、2人分で100億円とも言われていた。 同画像は、前澤氏が「言ってみたかったやつ笑。↑これが宇宙からの初ツイートです!」として同アカウントに投稿し、話題となっていた。前述の一般アカウントは、この写真を加工しているようだが、まさかの本人が反応。前澤氏の今回の投稿には「右のグリーンバックは切り取り下手すぎ(笑)」「前澤さんは許して貰えるという発想のかまってちゃん!」「反射板あるのに関係無い方向に影が出てたり光が当ってなかったり、雑なコラですなw」など、ユーザーの合成写真の雑さを指摘する声がSNSに相次いだ。 前澤氏は2022年12月、今年予定する宇宙船「スターシップ」での約1週間の月周回旅行メンバーを発表。同行者は、韓国の男性音楽グループBIGBANGのT.O.P(チェ・スンヒョン)や、欧米の写真家、インドの俳優など22~45歳の8人だという。宇宙船は、X社オーナーでも知られるイーロン・マスク氏率いる米スペースX社が開発中だ。 同月周回旅行の具体的日程はまだ明らかにされていないが、また話題を集めそうだ。記事内の引用について前澤友作の公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/yousuck2020
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ミステリー 2023年02月12日 23時00分
火星の生命の痕跡を分析 NASAが火星からの土壌サンプルを調査するための施設を開設予定
現在、アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は、火星の地表で採取したサンプルを地球に持ち帰る「火星サンプルリターン(Mars Sample Return)」計画を共同で計画している。昨年12月21日には、NASAの探査機「パーシヴィアランス」が火星の岩石などのサンプルを収めた保管容器の一つを火星地表に投下することに成功したと発表している。 この保管容器は小型だが、地球外生命体の最初の証拠が含まれている可能性も期待されている。パーシヴィアランスがサンプル採取を行っている場所が、数十億年前に川が湖に流れ込み、扇形のデルタを形成したジェゼロ・クレーターとその周辺だからだ。 >>「2030年までに人類は月に住む」NASAの幹部が語る<< 川のデルタは、古代の微生物が生息していた痕跡を発見しやすい場所のひとつと考えられている。もし今回の火星の土壌サンプルに生物がいなかったとしても、少なくとも遠い昔に火星に存在したであろう生命の痕跡の化石を見つけられる可能性が高い、と期待する専門家は多い。 なお、このサンプル保管容器がまるで小さなライトセーバーのようだったため、写真が公開されるとそちらの点でも話題になったようだ。 このライトセーバー型保管容器の回収は5年後に打ち上げられる予定のNASAの宇宙船に搭載された2機の小型ヘリコプター。10個のサンプルがすべて回収されると、火星から飛び立つ最初のロケットとなる火星上昇機に積み込まれ、ESAの地球帰還船とランデブーする予定だ。 そして2033年、火星最初の土壌サンプルは「地球突入システム」と呼ばれる円盤状の宇宙船で地球に帰還し、ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターに開設される予定の「火星サンプル受領プロジェクト事務所(Mars Sample Receiving Project)」に輸送される計画になっている。 テキサス州議会議員ブライアン・バビン氏は、「火星で採取されるサンプルは、我々の宇宙をよりよく理解するための探求に不可欠である」と述べている。 また、同僚のシーラ・ジャクソン・リー氏は、「火星サンプルリターン計画は、今後の有人火星探査に不可欠です。このサンプル受領プロジェクト事務所を設立することは、我々が火星に対する知識を深め、火星への取り組みを前進させるための大きな一歩です」と語っている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事NASA火星探査車がサンプル保管容器の地表配置を開始 火星サンプルリターン計画での回収を想定(SORAE)よりhttps://sorae.info/space/20221224-perseverance-deposited-1st-tube.htmlNASA building 'alien life facility' to probe lightsaber canister soil samples from Mars(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/nasa-building-alien-life-facility-29094185?int_source=nba
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ミステリー 2023年01月01日 23時00分
「2030年までに人類は月に住む」NASAの幹部が語る
米フロリダ州のケネディ宇宙センターから11月、無人ロケットアルテミス1の打ち上げが成功した。さらにNASAの宇宙発射システム(SLS)とオリオンカプセルの成功が証明されたことで、NASAの「今後3年以内に人類を月に着陸させる」という計画は順調に進んでいるようだ。 このままいけば最終的には月に「恒久的な有人基地」を設立し、国際宇宙ステーションと同じように人間がそこで生活し、働くことができるという。 >>初めて宇宙にメッセージを送ったプエルトリコ・アレシボ天文台の電波望遠鏡、再建されない見込み<< 事実、NASAのオリオン計画責任者であるハワード・フー氏によると、人類の月への移住は早ければ2030年頃に実現する可能性があるとのことだ。 「アルテミス1は、アメリカだけでなく世界にとって、長期的な深宇宙探査への第一歩です」と、彼はBBCのインタビューで語っている。 「我々は持続可能なプログラムに向けて取り組んでいます。我々を再び月に着陸させる人々を運ぶ乗り物を開発し、月面に人を送り込むことを計画しています。送り込まれた研究者らは月面に住み、様々な研究を行うことになるでしょう」 「地球の軌道を少し超えた月面で学ぶことは、次に我々が火星へ行く大きな一歩を踏み出すためにも重要なことなのです。アルテミスミッションは、深宇宙環境での運用方法を学ぶことができる持続可能なプラットフォームと輸送システムを可能にするのです」 現在の段階では、人類を月に着陸させるアルテミス3は、2025年に打ち上げられる予定とのこと。人類が月に移り住むSFの世界のような現実がすぐそこまで来ているのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Humans will be living on the Moon by 2030, says NASA's Orion chief(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/362132/humans-will-be-living-on-the-moon-by-2030-says-nasas-orion-chief
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ミステリー 2022年09月10日 23時00分
火星探査車パーサヴィアランスに搭載された実験装置、火星で酸素の生成に成功
現在、火星ではNASAが主体になって新たなミッションが行われている。その一つが「火星の生命の痕跡や証拠の発見」であるが、他にも「火星に人間が移住できるよう、火星の大気から酸素の生産を試行する」というミッションも課されている。 そして先日、NASAは火星探査機パーサヴィアランスに搭載されている実験装置が、火星で酸素の生成に成功したとプレスリリースで発表した。パーサヴィアランスには火星酸素原位置資源利用実験(MOXIE)という、火星の大気中にある二酸化炭素を酸素に変換する小さな立方体状の装置が搭載されている。 >>スフィンクス、指輪…火星に先史文明の痕跡? 異星人と古代文明には密接な関係が?<< 昨年、NASAの研究者たちはこの装置を日中や夜間、火星での季節に合わせた様々な大気条件のもとで7回テストを実施。その結果、どんな状況下であっても1時間に約6グラムの酸素を作り出すことに成功したという。この酸素量は地球上の小さな木が二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すのとほぼ同じ量であり、一人の宇宙飛行士が10分間呼吸する量に相当するという。 MOXIEの研究を率いるMITのジェフリー・ホフマン氏は、「これは、他の惑星の表面にある資源を実際に使用し、それを人間のミッションに役立つように化学的に変換した最初のデモンストレーションであり、歴史的快挙です」と驚いている。今回の概念実証が達成されたことで、NASAは最終的にこの装置のもっと大きなバージョンを火星に送り込み、近い将来に計画されている有人探査に備え、火星で着実に酸素を作り出せるようにすることを想定している。MOXIEを運用しているチームは、それまでこの装置の限界を確認するために厳しいテストを行うつもりと語っている。 チームメンバーのマイケル・ヘクト氏は、「次の運転は、火星の1年のうちで最も二酸化炭素の密度が高くなる時期に行う予定です。そして、できるだけ多くの酸素を作りたいのです」と述べる。また、今後の予定として火星の夜明けと夕暮れ時にもMOXIEを作動させることを考えているとのこと。この時間帯の気温は特に不安定なので、まだ取り組まれていない時間帯の一つだという。 ヘクト氏は、この不安定な時間帯でも酸素生成量の目標を達成するための最良の方法について考えがあることを示し、「研究室で試験を重ねれば、いつでも本当に運転できることを示す最後のマイルストーンに到達することができます」と述べている。朝夕の酸素生成実験は今後9回実施される予定。現地の惑星の大気から生命維持に必要な酸素を抽出、生成する技術が確立されれば、いずれ人類の惑星進出や宇宙進出も見えてくるのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Instrument Aboard Perseverance Rover Successfully Produces Oxygen on Mars(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/instrument-aboard-perseverance-rover-successfully-produces-oxygen-on-mars/
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ミステリー 2022年06月12日 23時00分
人間が月で生活するための第一歩!?月の土壌で植物を栽培する実験が始まる
ここ数年、宇宙開発の分野の技術が大いに進歩してきている。スペースX社やブルーオリジン社など、民間のベンチャー企業が宇宙開発分野に参入し、結果を出していることもあって宇宙への距離がどんどん縮まっているといっても過言ではない。 そんな宇宙開発の分野で計画として浮上しているのが、いよいよ月面や火星に基地を造って定住させるというものだ。 SFの世界には月面基地が普通に存在しているが、実際には建設から定住まで多くの科学的・技術的なハードルがある。だが、NASAをはじめ多くの国や研究機関が月面基地の実現に向かって計画を建てているのだ。 >>遠く離れた火星の「生命の痕跡」を探すミッション 第一線で活躍する地質学者<< 例えばNASAは2024年以降を目標とした月面着陸計画「アルテミス計画」を発表(のちに2025年以降に目標を延期)しており、これは過去の月面基地建設構想を下敷きにしたものである。また、中国国家航天局とロシア連邦宇宙局は2030年までにILRS(International Lunar Research Station、国際月面研究ステーション)と呼ばれる基地を共同で開発すると宣言している。 さて、月面に人類が滞在するようになると気になってくるのが水や食料の供給問題だ。不毛の地である月面に人が長期滞在する場合、地球からの補給だけでは間に合わないことも考えられる。月面基地を起点に人類が移住することも考えると、月面でどうにかして水や食料を確保する方法を考え出す必要が出てくる。月面で野菜などを栽培できれば自給自足できるのだが、そんなことは可能なのだろうか? そこで実際に「月の土」を用いて植物を栽培してみるという実験が行われた。この実験はアメリカのフロリダ大学主導で行われたもので、アポロ11号、12号、17号のミッションで採取された月の土にシロイヌナズナ(Thale Cress)の種を植えてみた。その結果、草はちゃんと成長したものの発育に時間がかかり、根の発育不良や色の変化など、ストレスの兆候も見られたという。 この研究の共著者であるスティーブン・エラルド教授は「月面は水、炭素、窒素、リンが非常に乏しいので、当然ながら月の土壌には植物の成長を支える栄養素はない。物理的な特性もまた、ひどく住みやすいとは言えない」としている。月の土は非常に細かい粒子であり、その断片が「かなり鋭利で研磨性がある」上に地球の土壌には現れないガラスや鉄を含む。地球の植物は「月の土壌の中でうまく育つように進化していない」ので、そのまま持ち込んでも育成は難しいようだ。 しかし、ロンドンの自然史博物館の植物学の研究者であるサンドラ・クナップ博士は「多くの植物には有毒な環境に適応する能力があるため、長い時間をかければ、植物は確実に繁栄するために土壌を変化させることができる」と示唆している。もし植物が月面の条件下で生育できるようになれば、理論的には月の土壌も変えることができるというのだ。 今回のプロジェクトを率いたロバート・フェル教授は「人類が文明として移動するとき、私たちは常に農業を行ってきました。これは月面でも非常に重要になるでしょう。月面で植物をうまく育てることができれば、自分たちに必要な食料を育て、空気を浄化し、水をきれいにすることができます。月の土で植物が育つことを示すことは、月面コロニーを建設するための大きな一歩です」と語る。 将来的には、基地で生活する宇宙飛行士が月面で栽培した作物を用いてサンドイッチを作ることができるよう、専門家たちは植物の発育についてさらなる研究を計画しているという。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Florida mom charged with manslaughter after 2-year-old son shoots dad in back(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/boffins-grow-plants-alien-soil-27135184
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ミステリー 2022年06月05日 23時00分
遠く離れた火星の「生命の痕跡」を探すミッション 第一線で活躍する地質学者
現在、火星ではNASAが主体になって新たなミッションが行われている。その一つが「火星の生命の痕跡や証拠の発見」だ。最新の探査機であるパーシヴィアランスのローバーは数十億年前に隕石の衝突によって形成され、かつては大きな湖だったとされているジェゼロ・クレーター内で調査を行っており、既に興味深い結果のいくつかを地球に送ってきている。 「火星の生命の痕跡」を探す調査・研究は多くの国や団体が行っているが、中でもイギリスは積極的にこの研究を進める国だ。今年3月にはイギリス宇宙局が、火星で採取されたサンプルを分析し、火星に「エイリアン」が住んでいる証拠を見つけることをめざす新しい研究所を英国国内に建設するための資金を獲得したという報道もあった。 >>「宇宙人はおそらく存在するが、我々の銀河系にはいない」イギリスの物理学者が見解を述べる<< そして火星の岩石から生命の痕跡を発見する研究で第一線に立つ研究者の一人が、地質学者のジョン・パーネル教授だ。彼はスコットランドのアバディーン大学で、長年石油や天然ガス探査の研究を行っており、その技術を活かして欧州の火星探査ミッションに従事する技術者たちの指導と訓練を行っている。 現在、欧州が計画している火星でのミッションでは、火星の地表から「生命の痕跡がある可能性が最も高い岩石」を選出するという任務が課せられている。もちろん、まだ人間が火星に出向くことは不可能だ。探査機から送られてくる画像を見極めて「生命の痕跡がありそうな岩」を選び出さなくてはならないのだ。 「生命の痕跡がある可能性が高い岩」の特徴としては次のものがある。例えば気泡のある岩石は、微生物が表面下で生息できる空間があるため、微生物が存在している可能性があるという。また、水が通っていたであろう鉱脈が含まれている岩石も研究する価値があるものとされる。 研究者たちは火星探査機の動力が切れる前に、限られた数のサンプルしか選出できないという条件も踏まえた上で、探査機のカメラ越しにこれらの特徴を持つ岩石を見極めなければならない。しかしパーネル教授は「火星での生命探査は、地球でどのように生命が誕生したのか、何百万年も前の地球はどのような姿をしていたのか、という大きな疑問のヒントを与えてくれるかもしれません」と語っており、この生命探査プロジェクトに期待を抱いている。 欧州宇宙機関の火星探査機ミッションは、9月にロシアのロケットで打ち上げられ、8カ月後に着陸する予定だったが、ロシアのウクライナへの軍事侵攻で現在休止状態にある。しかし、欧州宇宙機関の科学者たちは2023年にはこのミッションを実行へ移したいと願っているそうだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連リアルライブ記事「火星の生命」の証拠を掴むため イギリスが新たな宇宙研究所を建設https://npn.co.jp/article/detail/200020436関連記事Hunt for signs of alien life on Mars being led by British rock expert(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/hunt-signs-alien-life-mars-27127236
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ミステリー 2022年01月02日 23時00分
NASA、地球外生命体との遭遇に備えるために神父を雇用
NASAのスタッフに神父がいると知ったら驚くだろうか? 神父であり、神学者であり、科学者であるアンドリュー・デイヴィソン牧師は、その専門知識だけでなく驚くべき理由でNASAに勤めている。宇宙飛行士のためではなく、なんと宇宙人との遭遇に備えるためだというのだ。 >>UFOが核ミサイルシステムを無効化した!?退役軍人が告白<< ケンブリッジ大学の略歴を見ると、デイヴィソン牧師はオックスフォード大学で生化学と生物物理学を含む化学の学士号と生化学の博士号を、ケンブリッジ大学で神学と宗教学の学士号、神学の博士号をそれぞれ取得。2014年からケンブリッジ大学神学・自然科学部准教授に就いている。 デイヴィソン博士は神学、科学、哲学に関わる場所で仕事をしている。彼の最近の仕事は、宇宙生物学、生物学における種間協力(または相互主義)、拡張進化合成だ。2016〜17年度、彼はニュージャージー州プリンストンにある神学探究センターのフェローとして、宇宙の他の場所に存在する生命の人間社会と、自己理解への影響を検討するNASA後援のプログラムに参加している。また彼は最近の著作でキリスト教信仰の主要な側面における「外来生物学」の意義に言及しており、この視点がNASAに勤務することにつながったとみられている。 この書籍では、様々な宗教の人々が、他の惑星に生命が発見された場合、特にそれが地球上の生命と類似している場合、どのように反応するか意見が分かれることを指摘している。また、無宗教の人々は、以前にも宇宙科学と宗教と政府資金が交じることに異論を唱えていた。 教授であり牧師でもあるデイヴィソン氏が、いずれ宗教関係者との混乱を解消するために活躍する日がくるのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事NASA Hires British Priest to Help Prepare to Meet Extraterrestrials(mysteriousuniverse)よりhttps://mysteriousuniverse.org/2021/12/nasa-hires-british-priest-to-help-prepare-to-meet-extraterrestrials/
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ミステリー 2021年07月04日 23時00分
米国防総省のUFO調査報告書の公開を受け、NASA長官がコメント
アメリカ国防総省のUFOに関する調査報告書がついに一般に公開された。現地時間6月25日の夕方にオンラインで公開された9ページの文書には「未確認空中現象(UAP)がもたらす脅威」に関する情報とその分析結果が記されており、この発表を受けて多くの専門家から意見が寄せられた。 報告書によると、米国政府は2004年以降144件のUAPに遭遇したという。そのうち信頼度の高いものは1件で、その他は現在でも正体不明のままだった。また、「UAPには複数の種類があると思われる」として自然の大気現象や外国の敵対的なシステムなどの可能性に加え、どうにも説明のつかない「その他」の項目も提示されていた。 これは「収集、分析、特徴づけを成功させるためには、追加の科学的知識が必要になるかもしれない」ケースであり、もしUFOやUAPが宇宙人によるものだとする事例があるならばこの区分が該当すると考えられている。 >>「UFOは米国の安全保障を脅かす可能性がある」議会でのブリーフィング後に政治家らが発言<< この報告書を確認したアメリカ航空宇宙局(NASA)のビル・ネルソン長官は7月1日、CNNのインタビューに対して興味深い回答をした。 ネルソン長官は「基本的に我々が考えていたことと同じことを言っている」と、以前にUAPの目撃情報を報告した海軍のパイロットに言及。 「海軍パイロットたちが何を見たのか、その答えは分からない。彼らはその物体にレーダーをロックオンし追跡したが、突然ある場所から別の場所に素早く移動したという。このような目撃情報が140件以上あったということだが、海軍のパイロットが目撃したUAPは必ずしも地球外生命体によるものではなく、敵国が入手した新技術かもしれない。そうであった場合は脅威を心配した方がいい」と述べた。 そして、「NASAには、地球外知的生命体の探索というプログラムがある。しかし、これまでのところ、知的なものからの通信を受信したという事実はない。しかし宇宙はとても広いので、我々地球人が宇宙で孤独な存在だとは考えていない。我々は今後も地球外知的生命体を探し続けるつもりだ」と付け加えた。関連記事NASA administrator on UFO report: 'I don't think we are' alone(The Hill)よりhttps://thehill.com/policy/national-security/560507-nasa-administrator-on-ufo-report-i-dont-think-we-are-alone
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ミステリー 2021年05月30日 23時00分
火星に生命は存在するのか?これまでに報告された証拠の数々
NASAは新たな火星探査機パーサヴィアランス(Perseverance)ローバーが火星地表に着陸したと2月に発表した。その後も火星で初のヘリコプターの飛行に成功させるなど、様々なミッションを成功させている。今回のミッションの中には火星の生命に関する調査が含まれており、多くの研究者らがその動きを見守っている。 火星には、過去に生命が存在したという説や、過酷な環境だが今も下等生物が生息しているという説などが存在している。そして、現在でもその証拠を裏付けるような画像や物証が報告されているのだ。 先日、Advances in Microbiology誌で発表されたものが「火星に菌類が存在する証拠がある」と主張する論文だ。過去に火星探査機「オポチュニティ」のローバーが連続で撮影した写真を参考にしており、そこにはホコリタケを思わせる菌類のようなものが火星の土の中から現れ、大きくなっていく様子が捉えられている。この球状のものは一度ローバーの車輪によってつぶされてしまうが、その後新しいもの(一部は茎らしき組織を持つ)がローバーの残したわだちに生じてきたというのだ。だが、この菌類はおそらくヘマタイトという鉱物の小さな球状の破片「ヘマタイト・コンクリーション」ではないかという反論が出ている。 また、火星から地球に飛来した隕石に「虫の化石」が含まれていたという有名な事例も存在している。1984年に南極で回収された隕石の中から発見されたもので、顕微鏡で見るとミミズのような姿をした微小な生物らしきものの姿が確認できた、というものだ。隕石の年代から考えて、この虫は数十億年前のものの可能性があるとされたが、一方で単なる無機物の結晶がミミズのように見える構造を作り出すこともあるという意見もあり、未だに結論は出ていない。 >>地球から宇宙へ送られたメッセージは本当に届いているのか?<< 今のところ火星に生命が存在する、したという確たる証拠は出ていないが、最近の調査結果では火星の大気中に微量のメタンがあると分かった。地球上の生物はメタンを放出しているため、これも生物が生命活動を行っている証拠ではないかとも言われている。一方で、メタンは加熱された岩石など地熱活動などによっても生成されることはよく知られている。 火星に生命は存在するのか。その結論は火星探査機パーサヴィアランスの調査結果によって明らかになるのかもしれない。関連記事Revisiting 5 questionable claims of alien life(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/347153/revisiting-5-questionable-claims-of-alien-life
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ミステリー 2021年02月28日 23時00分
探査機は火星に生命を発見できるか? これまでに発見された火星の住人たち
NASAは18日、新たな火星探査機パーサヴィアランス(Perseverance)ローバーが火星地表に着陸したと発表した。今回のミッションの中には火星の生命に関する調査が含まれており、多くの研究者らがその動きを見守っている。 過去に火星には水や大気が存在したと言われており、現在も微生物などの生命体であれば生息している可能性が高いのではないか、という仮説が存在していた。しかし、各種探査機や探査衛星が地球に送り届けてくる画像や映像に生物らしき姿があったことから、まだ確認されていないだけで実は火星には生命体が存在するのではないか、という説も出てきている。 中でも生息の可能性が高いと言われているのが、火星の地下に潜んでいるという巨大なミミズ「マーズ・ワーム」だ。長いもので数メートルはあり、ミミズのように節のあるヘビのような生物だと言われている。確かに地中であれば過酷な火星の環境にも適応できるかもしれないということで、「もしかすると実在しているのかもしれない火星の未確認生物」とも言われている。 >>火星滞在3000日を突破した探査機キュリオシティ、カメラが捉えた火星と奇妙なものたち<< マーズ・ワームは探査機マーズ・オポチュニティのローバーなどがそれらしき姿を捉えているが、高解像度のカメラによって確認できた「地面の模様」ではないか、画質が悪かったり、カメラが遠かったために細部が分からず、ミミズのように見えたのではないかという意見も存在している。今回のパーサヴィアランスは動画の撮影も可能となっているので、「火星地表で動く」マーズ・ワームやその他の生物らしき物体を捉えることができるかもしれない。 火星の生命、と言われて我々が真っ先に思いつくのは「火星人」だ。さすがにタコのような姿をした宇宙人がそのまま生息していると考える人は少ないだろうが、火星には人面岩やピラミッドのような人工物らしきものが多数発見されているため、はるか古代には宇宙人が生息していたとか、今も火星の地下に基地を築いて潜んでいるのでは、などと言われることもある。 ところがつい先日、CIAの報告書が公開されて驚きを呼んだ。それは「1984年5月22日の火星探査」と題する文書で、CIAが透視能力や幽体離脱の能力を持つ被験者に火星の様子を探らせた結果、約100万年前の火星には「細くてとても大きな、奇妙な服を着ているヒト型生命体」がいると証言した、というにわかに信じがたい証言が克明につづられていた。 ぜこのような荒唐無稽な実験が行われたのかは分かっていないが、かつてアメリカが秘密裏に行っていた超能力実験「MKウルトラ」の一環だったという説が挙がっている。アメリカ政府がこの実験と、それによって得られた証言をどこまで本気にしていたのかは分からないが、SFのようにしか考えられない報告書は確かに存在しているのである。(山口敏太郎)
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