阿炎
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スポーツ 2023年07月27日 20時00分
夏巡業休場の19歳・伯桜鵬、7月場所終盤にアクシデントか 遠藤の二の舞になる可能性も?
9~23日にかけて行われた大相撲7月場所で、「11勝4敗」の好成績をマークした平幕・伯桜鵬。27日、場所後に予定される夏巡業を休場することが報じられた。 報道によると相撲協会はこの日、7月29日~8月27日に行われる夏巡業の休場者を発表。伯桜鵬は大関・貴景勝(8月6日から復帰予定)、関脇・大栄翔らと共に初日から休場。一方、7月場所4日目に「腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎体終板障害で1か月間の安静加療を要する」との診断書を協会に提出し休場していた横綱・照ノ富士は初日から参加するという。 伯桜鵬は西前頭17枚目として新入幕した7月場所で、千秋楽の関脇・豊昇龍戦で敗れるまで優勝争いを展開。角界109年ぶりとなる新入幕力士としての優勝は逃したが、敢闘賞・技能賞をダブル受賞するなど大きなインパクトを残していた。 >>豊昇龍、優勝なければ大関になれなかった?「厳しすぎないか」審判部長が高いハードル設けたワケは<< その伯桜鵬の休場報道にネット上では「え、もしかして左肩の故障悪化したのか?」、「テーピング巻きながら戦った反動がきたのか」、「阿炎戦でも強く打ちつけてたし相当な痛みが出てるのでは」、「巡業休んで治るレベルだったらいいんだけど…」といった心配の声が寄せられた。 「現在19歳の伯桜鵬は幕下付出15枚目としてデビューした2023年1月場所から所要1場所で新十両、3場所で新入幕とスピード出世中ですが、先場所から左肩付近をテーピングで厚く固めた状態で土俵に上がるなど同箇所を痛めたような様子が見られています。また、7月場所12日目の小結・阿炎戦では、相手を押し出した際に転倒し左肩から地面に落下。右手で左肩付近を押さえながら顔をしかめた伯桜鵬は、立ち上がるまでに10秒ほどかかりました。7月場所は途中休場せず最後まで完走しましたが、場所中に左肩の状態が悪化した可能性は低くないのでは」(相撲ライター) 角界では2013年9月場所で幕下付出から所要3場所での新入幕を果たした遠藤(当時22歳)が、同場所終盤に左足首を負傷。場所後には剥離骨折なども判明したが、11月場所には出場し「6勝9敗」と負け越し。翌場所以降は現在まで最高位が小結と、新入幕当初の期待に比べるとやや寂しいキャリアとなっている。伯桜鵬も同様の事態に陥る可能性は決してゼロではないだろう。 千秋楽終了後に応じた取材では、師匠・宮城野親方(元横綱・白鵬)が新入幕時にマークした12勝に届かなかったとして「師匠に約束していた。それができなかったのが情けない」と悔しさをにじませていたという伯桜鵬。9月場所は悔しさをバネにした活躍が期待されているが、初めて幕内で15日間を戦ったダメージが心配されるところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月15日 15時30分
大相撲、貴景勝が初日勝利も「また休場しそう」心配の声 格下相手に立ち合い変化、カド番脱出に早くも暗雲?
15日に行われた大相撲5月場所初日。今場所初白星を挙げた大関・貴景勝の相撲が物議を醸している。 貴景勝はこの日、結び前の一番で平幕・阿炎と対戦。両者はともに力強い突き押しを武器とする力士で、立ち合いからの激しいぶつかり合いを期待するファンも少なくなかった。 ところが、迎えた一番は阿炎が立ち合いから勢いよくもろ手突きを仕掛ける一方、貴景勝は阿炎の右脇腹に左手を当てながら左方向に変化。体勢を崩した阿炎は前のめりになりながらなおも前に出ようとするも、貴景勝は阿炎の右腕を手繰りつつ土俵外へ押し出した。 >>大相撲、貴景勝戦前のヤジに場内ドン引き?「邪魔するなら帰れ!」一部客の行動に批判、取組にも影響か<< この貴景勝の相撲に、ネット上では「格下相手に注文相撲はガッカリ」などと失望の声が上がったが、それ以上に「膝の怪我は回復順調じゃなかったのかよ」、「明らかに強い当たりを受けられる状態じゃないだろ」、「初日からこの調子じゃ千秋楽まで持たないんじゃないか」、「日を追うごとに悪化していきそうで怖いし、最悪また途中休場しそう」といった状態を心配するコメントが寄せられた。 「貴景勝は先場所3日目の平幕・正代戦(押し出しで勝利)で左膝を痛めると、6日目の平幕・御嶽海戦(押し出しで敗戦)で状態が悪化し翌7日目から休場。『3勝4敗8休』で場所を終えることになり、綱取りから一転してカド番に転落しました。今場所前の報道では師匠・常盤山親方(元小結・隆三杉)が左膝故障について『だいぶ良くなっている』とコメントしたことが伝えられていたのですが、今回の阿炎戦を見る限りでは完全回復にはほど遠い状況のようです」(相撲ライター) この日NHK中継で解説を務めた舞の海秀平氏(元小結)からも「押し込めないんじゃないか、押し負けるんじゃないかという、そういう不安があって左からかわしたのかな」と指摘されている貴景勝。左膝故障の影響で下半身がうまく使えないとなると、カド番脱出へ必要な8勝も一筋縄ではいかないことが予想されるが、2日目以降どのように戦っていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年03月27日 20時30分
平幕・阿炎、遠藤を土俵下へ吹っ飛ばし「骨折あり得た」と批判 のど輪・頭突き連発が物議、先場所のリベンジ狙ったか
26日に行われた大相撲3月場所千秋楽。今場所9勝目を挙げた平幕・阿炎の相撲がネット上で物議を醸している。 前日まで「8勝6敗」の阿炎はこの日、「9勝5敗」の平幕・遠藤と対戦。立ち合い遠藤の首元に右のかち上げを見舞うと、間髪入れずに両手でのど輪を繰り出す。上体を起こされた遠藤は阿炎の右腕をたぐろうとするも、阿炎は構わずにもろ手突きを続け遠藤を突き放した。 さらに、阿炎は圧力を受け土俵際に追い込まれた遠藤に対し、あご付近に頭をぶつけながら強烈な一押しを見舞う。モロに押された遠藤は土俵下へ飛び込むような形で転落し敗戦となったが、阿炎は落ちた遠藤に全く目もくれずに東の徳俵前へ。遠藤もすぐに土俵上へ戻り取組後の一礼を行ったが、幸いにも取組後の報道では故障情報などは特に伝えられていない。 >>大相撲、貴景勝戦前のヤジに場内ドン引き?「邪魔するなら帰れ!」一部客の行動に批判、取組にも影響か<< この阿炎の相撲に、ネット上では「勝ちは勝ちだけどちょっと内容が乱暴じゃないか」、「かち上げ、のど輪、頭突きは凄いな、どんだけ相撲荒いんだよ」、「何か恨みでもあるのかって感じの手荒い取り口で褒められたもんじゃない」、「遠藤の土俵下ダイブはヒヤッとした、最悪骨折とかもあり得たのでは」といった批判が寄せられた。 「阿炎は3月場所前時点で対遠藤は『11勝3敗』とかなり得意にしていますが、1月場所14日目の対戦では2019年7月場所以来約3年半ぶりに敗戦。同戦は立ち合いのもろ手突きを遠藤にかいくぐられて組みつかれると、そこから成すすべなく土俵外へ寄り切られるなど相撲内容も完敗でした。そのため、阿炎としては遠藤に苦手意識を払しょくさせないためにも、今回の対戦は圧倒的な形で勝利しなければと少々気合いが入り過ぎていた可能性もあるのでは」(相撲ライター) 千秋楽を白星で締めると同時に、2021年9月場所(11勝4敗)以来約1年半ぶりとなる遠藤の2ケタ勝利を阻止した阿炎。相撲内容は物議を醸してはいるものの、先場所のリベンジには十分成功したと言えそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月20日 19時30分
大相撲、阿炎に「みっともない」小兵・宇良相手に卑怯? 立ち合いの奇襲で瞬殺、前回対戦の報復か
19日に行われた大相撲1月場所12日目。今場所7勝目を挙げた平幕・阿炎が立ち合い変化を見せ物議を醸している。 前日まで「6勝5敗」の阿炎はこの日、同じく「6勝5敗」の平幕・宇良と対戦。立ち合い、宇良は頭を下げながら前に出て懐に潜り込もうとしたが、阿炎は宇良の首に右手でかけながら左方向に変化。体勢を崩した宇良は首を押さえ込まれたまま地面にたたかれた。 取組時間約1秒で宇良を下した阿炎だったが、取組後は場内から「あ~」とため息が上がり、阿炎が取組後の一礼を終え土俵を降りた後もさほど拍手・声援は上がらず。NHK中継の実況アナウンサーは「熱戦を期待したファンからは少しため息も聞かれました」と伝え、正面解説の舞の海秀平氏(元小結)も「こういう相撲内容だと、自然に拍手も少なくなりますよね」と観客の心情を察していた。 >>大相撲・宇良戦、客のヤジで取組が中断!「タイミング考えろ」怒りの声相次ぐ、開始直前に大声響き輝がつっかけ<< “注文相撲”を見せたこの日の阿炎に対し、ネット上には「立ち合いぶつからずに逃げてて失望した」、「勝ちは勝ちだが、全く中身のない相撲内容だったな」、「体格で圧倒してる(阿炎は身長187センチ・体重159キロ、宇良は175センチ・148キロ)力士相手に変化なんてみっともないと思わないのか」、「安易な変化で目先の1勝掴んでも今後にはつながらない」といった批判が寄せられた。 ひんしゅくを買っている阿炎の変化だが、一部からは「前回対戦の仕返しだったのか?」という推測のコメントも上がっている。前回阿炎と宇良が対戦したのは2022年7月場所2日目だが、この相撲では宇良が立ち合い直後に右に大きく変化。両手を前に出しながら踏み込んだ阿炎はバランスを崩し、そのまま成すすべなく押し出され敗れた。ファンの間ではこの一番が今回の変化の背景にあったのではという見方も多い。 阿炎は長いリーチを活かした突き押し相撲が持ち味の力士で、先場所は大関・貴景勝、平幕・高安と三つ巴の優勝決定戦を制して自身初優勝(12勝3敗)を飾っている。次代の大関候補の一人としても期待されているだけに、今回の“注文相撲”にはがっかりしたファンも少なからずいたようだ。 宇良を下して今場所の勝ち越しにリーチをかけた阿炎だが、13日目の平幕・琴勝峰戦は立ち合い強くぶつかるも相手を攻めきれないまま突き落としで敗戦。勝ち越しは14日目以降にお預けとなっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月14日 19時30分
大相撲解説・舞の海氏、優勝予想にファンからクレーム? 放送席笑わせた暴露が話題、照ノ富士も餌食になった“ジンクス”は
13日に行われた大相撲11月場所初日。NHK中継解説・舞の海秀平氏(元小結)が、平幕・若元春対平幕・翠富士戦後に口にしたコメントがネット上で話題となっている。 若元春は翠富士を寄り切りで下したが、取組終了後に実況アナウンサーは「今場所への期待どうでしょう、若元春も」と向正面解説の舞の海氏に話を振る。舞の海氏は「しっかりした左四つの型を持ってますしね。上手さえ取れれば大関、横綱とも十分に渡り合えますから、ひょっとしたらひょっとするかもしれないですね」と、優勝争いに絡んでくる可能性はあると若元春に期待を寄せた。 注目が集まったのはこの直後のコメント。舞の海氏は「それとあの、話がちょっとそれますけど」と前置きした上で、場所初日の中継では恒例となっている優勝候補力士の予想について、あるファンから「(平幕・)阿炎の名前絶対挙げないでください」、「名前挙がった人は大体失速していくから」と直接クレームを受けたという話を披露。話を聞いていた実況や正面解説・北の富士勝昭氏(元横綱)の笑いを誘った。 >>大相撲、舞の海氏に「失礼極まりない」と批判 錦富士戦の解説、ベテラン力士への暴言に実況も苦笑<< 舞の海氏の発言を受け、ネット上には「疫病神扱いされてて可哀想」と同情の声が上がったが、中には「舞の海に期待された力士が今一つに終わるっていうのはなんか分かる」、「多分たまたまなんだろうが、舞の海氏が推した力士が順当に優勝する方が珍しい印象」、「過去には複数人の名前を出して全員低迷ってこともあったしな」とファン側の言い分に理解を示す声も見られた。 場所初日中継での舞の海氏の優勝候補予想が不発に終わることは少なからずあり、直近では2022年3月場所で横綱・照ノ富士、大関・貴景勝を有力候補に挙げたところ、照ノ富士が「3勝3敗9休」、貴景勝も「8勝7敗」とどちらも振るわなかったケースがある。こうした過去例もあり、舞の海氏の予想は縁起が悪いと捉えているファンも少なからずいるようだ。 不吉なジンクスのような扱いを受けている舞の海氏の優勝予想だが、一部からは「今場所予想ももう怪しくなってきてる」という指摘も上がっている。舞の海氏は今場所の優勝候補として中継内で関脇・若隆景の名を挙げた。ただ、若隆景はこの日平幕・高安に完敗し初日黒星スタートとなってしまっている。 舞の海氏の予想が外れがちな理由としてはコロナ禍もあり稽古を満足に視察できていないことや、想像以上に幕内力士たちの実力差が詰まっていることなどが考えられる。今場所優勝候補に挙がった若隆景もこのまま苦戦し続けるのか、それとも予想通りに優勝争いに絡んでくるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月15日 18時30分
大相撲、横綱戦後に一部ファンが暴走!「怪我したら責任取れるのか」ルール違反の座布団投げに批判相次ぐ
14日に行われた大相撲7月場所5日目。NHK中継に映った、横綱・照ノ富士対平幕・逸ノ城戦直後の光景がネット上で物議を醸している。 立ち合いの攻防から逸ノ城にもろ差しを許した照ノ富士は、逸ノ城の両腕を自身の両腕で締め上げ極めようとする。しかし、もろ差しの体勢を崩すことができないまま寄り切りで敗れ、逸ノ城に通算9個目(歴代10位)の金星を許した。 取組終了後、東の徳俵前に戻った照ノ富士は体を後方に向き直す過程で一瞬、向正面を見るが、その瞬間、客席の観客が投げたと思われる座布団が照ノ富士の前方を横切る。照ノ富士は特に気に留めることなく取組後の一礼をしたが場内からは「あぁ~」と、どよめきが起こった。 >>大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか<< 照ノ富士と座布団が“ニアミス”したこの光景を受け、ネット上には「うわ、誰だ今照ノ富士の目の前に座布団投げた奴は!」、「投げた客は力士や他の観客が怪我したら責任とれるのか」、「初日に阿炎も苦言呈してるのに何で投げちゃうんだろうか」といった批判が多数寄せられた。 「角界では横綱が格下力士に敗北を喫した取組後、観客が自身の座席に設けられている座布団を土俵へ投げ入れる行為、いわゆる“座布団の舞”が古くから慣習化しています。相撲協会側は観戦契約約款で『土俵、座席、通路、階段等の相撲場への物品の投げ入れ』は禁止行為であると定めており、過去には飛んできた座布団が直撃した行司がけがをしたケースもあるのですが、それでもルール違反を犯す観客は未だにいます。今場所は5日目以前にも、初日の照ノ富士対小結・阿炎戦で照ノ富士が敗れた際に座布団が舞っており、取組後に阿炎が『少し飛んでいたと思うが、よくないことでしたね』と苦言を呈したことも伝えられています」(相撲ライター) 横綱を筆頭とした上位力士に、下位力士が土をつける番狂わせは大相撲の醍醐味の一つ。ただ、重大なアクシデントにつながるリスクもあるだけに、どれだけ気持ちが盛り上がろうと座布団投げは控えるべきだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月28日 21時30分
新関脇・阿炎の昇進コメントに「別人のようだ」驚きの声 大口を叩いた新小結会見からキャラ激変?
日本相撲協会は28日、来月開催予定の3月場所(同月13~27日)の新番付を発表。同発表で新関脇昇進が判明した阿炎のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、阿炎は番付発表後にオンラインで昇進会見に臨んだ。ただ、「結果として(番付を)上げてもらって、多少は力が付いてきたと実感してますけど、まだまだ足りないと思っています」と昇進に満足げな様子は見せず、さらに上の地位である大関、横綱への昇進について聞かれても「人として成長しないと上の人のようにはなれないと思う」と謙虚な姿勢を貫いたという。 阿炎は西前頭6枚目で臨んだ先場所で東関脇・御嶽海(13勝2敗)、東横綱・照ノ富士(11勝4敗)と千秋楽まで優勝争いを展開し、惜しくも優勝は逃したが「12勝3敗」の好成績をマーク。これによりそれまでは小結だった自己最高位を更新した形だが、本人は実力面、精神面共にまだまだ力不足と考えているようだ。 >>「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防<< この阿炎のコメントを受け、ネット上には「自身最高位を更新したとは到底思えないほど謙虚だな」、「先場所大勝ちしたんだからちょっとは自信持っても良さそうだけどなあ」と驚きの声が挙がった。一方、「新小結の時に比べたら別人のような態度だ」、「同世代が優勝してるんだから俺もできるはずって豪語してた阿炎はもういないんだな」と過去の昇進会見コメントを思い返すコメントも多数みられた。 「阿炎は2019年7月場所前の番付発表で新小結に昇進していますが、昇進会見の中で優勝経験のある御嶽海ら同世代力士を引き合いに『俺も優勝したいと思ったし、できるんじゃないかと思っている』と発言。当時の阿炎は幕内在位9場所で勝ち越し5回(うち2ケタ4回)、負け越し4回で優勝争いに絡んだこともなかったため、当時一部ファンの間で『ビッグマウス過ぎる』、『小結昇進でちょっと浮かれ過ぎでは』と物議を醸しました。今回の新関脇昇進会見を受け、3年前の会見コメントを思い返したファンも少なからずいたようです。なお、小結昇進後の阿炎は同年7月場所~11月場所にかけ3場所連続勝ち越し(うち2ケタ0回)と最初こそ一定の数字をマークしましたが、2020年1〜3月場所は2場所連続負け越しと失速。その後、2020年7月場所中に発覚したガイドライン違反・キャバクラ通いで3場所出場停止処分を受けるなど、優勝にはほど遠い場所が続きました」(野球ライター) 出場停止処分明けの2021年3月場所から1年で最高位を更新と、紆余曲折のキャリアを歩んでいる阿炎。今回の会見で見せた謙虚な姿勢は不祥事を猛省し改心したことの表れともいえるが、この姿勢を崩さなければ大関、横綱昇進も決して遠くはなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月21日 15時30分
大相撲、初場所は阿炎の優勝が濃厚に?「ジンクス通りならいける」期待の声高まる、御嶽海・照ノ富士の失速も追い風か
20日に行われた大相撲1月場所12日目。平幕・阿炎が優勝争いトップタイに浮上しネット上で話題となっている。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 前日まで「9勝2敗」の阿炎はこの日、同「6勝5敗」の関脇・隆の勝と対戦。阿炎は立ち合いから、テンポのいいもろ手突きを繰り出し隆の勝を圧倒。のけぞった相手の懐に潜り込むと、頭をつけながら強烈な押しを見舞い隆の勝に土俵を割らせた。 格上相手に2敗を守った阿炎の取組の後、ここまで1敗だった関脇・御嶽海、横綱・照ノ富士がそれぞれ敗戦。この結果、今場所の優勝争いは残り3日で阿炎、御嶽海、照ノ富士が2敗同士で並ぶ状況となった。 阿炎の優勝争いトップタイ浮上に、ネット上には「ここに来て三つ巴の展開になるとは予想外」、「阿炎の勝利は予想できても、御嶽海、照ノ富士の共倒れはほとんどのファンが読めなかったのでは」と驚きの声が寄せられた。一方、「過去の傾向も考えるとこのまま阿炎が突っ走りそう」、「ジンクス通りなら、ここから抜け出して初優勝も十分いける」と、今後の優勝争いは阿炎が優勢ではないかと予想するコメントも多数みられた。 1月場所では2016年から昨年まで6年連続で、過去に優勝経験のない力士が場所を制している。年末年始を挟む場所前調整の難しさなどが波乱続出の理由とされているが、今場所も過去の傾向通りに、優勝未経験の阿炎が賜杯をつかむのではと期待を寄せるファンも少なくないようだ。 「阿炎が残り3日間で賜杯を争う御嶽海、照ノ富士はどちらも番付では格上の力士。ただ、御嶽海は直近3日間で2敗と終盤に入ってからは失速気味。また、照ノ富士は12日目の小結・明生戦で肩透かしを食らい土俵下へ転落した際、左膝に手を置きながら慎重に立ち上がるなど同箇所を痛めたようなそぶりを見せています。両名にそれぞれ不安要素が見られることも、阿炎の初優勝を推す声が高まっている一因となっているようです。なお、阿炎は仮に今場所優勝を果たせば、次の3月場所は自身最高位となる関脇への昇進が濃厚。また3、5月場所でも好成績を挙げれば、2018年5月場所後の栃ノ心(現平幕)以来となる、平幕優勝を起点とした大関昇進が実現する可能性も浮上します」(相撲ライター) 取組後の報道では、日本相撲協会・八角理事長も「いいんじゃないですかね、阿炎の方がね、プレッシャーのないところでやってるのが一番」と期待を寄せたことが伝えられている阿炎。本日13日目は御嶽海との“相星決戦”が予定されているが、初優勝へこのまま突き進むことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月01日 11時00分
2022年、予想外の進化を遂げたダークホースが大関昇進? “王手”の御嶽海だけじゃない有力候補たち
鶴竜(現鶴竜親方)、白鵬(現間垣親方)の両横綱の引退、照ノ富士の横綱昇進と、角界の勢力図が塗り替えられつつあることが印象的な1年となった2021年の大相撲。2022年は照ノ富士一強の時代が訪れるのか、それとも貴景勝、正代の現大関陣が待ったをかけるのかに注目が集まっている。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 一方で、多くのファンが期待しているのが現大関陣に割って入る新大関の誕生。昨年は2016年以来5年ぶりに大関昇進力士が出なかったが、今年はその座を狙えそうな有力候補がいる。 1月場所にいきなり大関とりがかかるのが関脇・御嶽海。昨年は1年通じて三役の座をキープし続けており、直近2場所では計20勝をマーク。1月場所で13勝以上をマークすれば“三役で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安を満たす状況となっている。 ただ、御嶽海は過去に「13勝2敗」で初優勝を果たした2018年7月場所以外に、13勝以上の白星を挙げた経験はなし。これまでは後半戦に星が伸び悩む場所が目立ち、2021年11月場所3日目(同月16日)には錦戸審判長(元関脇・水戸泉)から「彼は期待を裏切りますから。強い御嶽海と弱い御嶽海がいるから、なんともねえ」と調子にムラがあると指摘されている。同場所も前半8日間は「7勝1敗」と好調の一方、後半7日間は「4勝3敗」と勝ち越しがやっとだったため、1月場所での大関とり実現には後半に失速する課題の払しょくが必要不可欠だ。 平幕・隆の勝は2021年、1~5月場所まで関脇に在位していたが、5月場所で「5勝10敗」と大きく負け越し平幕に転落。翌7月場所以降は「8勝7敗」、「7勝8敗」と平幕上位の座はキープしながらも停滞が続いていたが、11月場所は「11勝4敗」と大きく勝ち越し敢闘賞を受賞。次場所の返り三役を確実にした。 敢闘賞受賞後の会見では「自分の立ち合いで前へ出る相撲が多く取れた」と、立ち合いから鋭い出足で圧力をかける取り口を好成績の一因に挙げた。過去に4場所在位した三役では計「30勝30敗」と五分にとどまっていることもあり、これまでは大関候補に推す声は少なかったが、先場所11勝の原動力となった出足の鋭さを1月場所以降も維持・洗練できれば、昇進目安をクリアできるレベルで成績が安定する可能性は十分だといえるだろう。 御嶽海、隆の勝とは違い現在は幕内下位だが、ここから次期大関へ大化けしそうなのが平幕・阿炎。阿部は当時平幕だった2020年7月場所中に、新型コロナ感染予防の協会ガイドラインを破り複数回キャバクラに足を運んでいたことが発覚。これにより協会から3場所連続出場停止、50%の減給5カ月という処分が下された。ただ、処分が明けた2021年3月場所から2場所連続で幕下全勝優勝を果たし十両に復帰すると、7月場所は「11勝4敗」、翌9月場所は「13勝2敗」で十両優勝を飾り幕内に復帰。さらに、11月場所でも「12勝3敗」と優勝次点の成績をマークした。 処分前の阿炎はそれまで小結に4場所在位(31勝29敗)した経験があったものの、攻守両面ですぐに引く癖があったことなどからこれ以上の地位は望めないという見方もされていた力士。ただ、処分後は出場停止期間中に自身を見つめ直したのか、一転して引きを我慢し前に出続ける相撲で白星を量産。11月場所中には協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が『スポーツ報知』(報知新聞社/電子版/2021年11月28日付)の記事内で「プレッシャーとか大変だったが、よく早く帰ってきた」と復帰後に番付を戻し続けている点を評価した。1月場所以降も悪癖を払しょくしたまま相撲が取れれば2022年前半で三役復帰、そして後半で大関とりのチャンス到来という展開が訪れたとしても全く不思議ではない。 照ノ富士一強時代の到来阻止には、現大関陣の奮闘はもちろん下からの突き上げも必要となる。迎えた2022年、この3名の中から大関の座を射止める力士は果たして現れるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月28日 19時30分
日本相撲協会に「処分が甘すぎる」ファン激怒 キャバクラ通いの阿炎より軽い? 不倫外出・竜電への不可解裁定に反発相次ぐ
新型コロナウイルス感染予防の協会ガイドラインに違反したとして、5月場所(9~23日)を全休していた30歳の幕内・竜電(高田川部屋)。27日、日本相撲協会はその竜電に対し3場所出場停止処分を下したと複数メディアが報じた。 報道によると、竜電は協会が2020年3月から本場所中や場所前の外出禁止を定めている中、同月から2021年1月にかけ特定の女性と会うため25回にわたって不要不急の外出をしていたとのこと。これを受けた協会は27日の理事会で竜電に3場所出場停止、師匠・高田川親方(元関脇安芸乃島)に20%の減給6カ月の処分をそれぞれ言い渡したという。 今回の出場停止処分には全休した5月場所も含まれていると伝えられているため、竜電の出場停止期間は9月場所までとなる。ただ、竜電は5月場所時点で東前頭14枚目と幕内下位の番付であるため、復帰予定の11月場所では幕下まで番付が降下することは確実とみられている。 >>キャバクラ通いの朝乃山、師匠もルールを破り外出か 貴闘力氏が暴露、協会側も違反行為を把握済?<< 今回の処分を受け、ネット上には「女の人と会うために25回もルール破ったとか狂ってる」、「週刊誌では竜電は既婚者なのに独身女性と不倫してて、相手に中絶を迫ったとも報じられてるし本当に救いようがない」、「付き人の勝武士さん(元高田川部屋所属力士/当時三段目の2020年5月にコロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で逝去)も天国で泣いてるぞ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「4回キャバクラに行った阿炎より悪質なのに同じ処分とはどれだけ甘いのか」、「実質2場所出場停止って考えたら阿炎より処分軽いじゃないか」、「今場所全休したから反省してるって判断したのか? もしそうなら本当に処分が甘すぎる」、「そもそも出場停止処分に意味があるのか、阿炎も特に苦戦せず番付戻してるし」と協会への苦言や批判も複数見受けられた。 「現役力士では2020年7月に当時東前頭5枚目だった阿炎が、7月場所中に複数回キャバクラに足を運んでいたことが発覚しています。同場所を途中休場した阿炎は、師匠・錣山親方(元関脇寺尾)を通じて協会側に引退届を提出。協会はこの引退届を反省の意思の表れと判断した上で、受理はせずに出場停止3場所と50%の減給5カ月の処分を下しました。そのため、不倫相手と会うために阿炎を大きく上回る外出を重ねた上、引退届も提出していない竜電が阿炎と同程度の処分にとどまったのはおかしいと不満を抱いているファンは少ないようです。また、処分明けの阿炎が先場所、今場所と幕下で全勝優勝し来場所の関取復帰を決めたこともあってか、出場停止処分自体への疑問も多く見られます」(相撲ライター) 不信感を抱いているファンも多い協会の処分内容。一部では「竜電がこんな大甘処分なら、キャバクラ通いがバレた朝乃山(大関)への処分も大したことはないんだろうな」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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夏巡業休場の19歳・伯桜鵬、7月場所終盤にアクシデントか 遠藤の二の舞になる可能性も?
2023年07月27日 20時00分
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大相撲、貴景勝が初日勝利も「また休場しそう」心配の声 格下相手に立ち合い変化、カド番脱出に早くも暗雲?
2023年05月15日 15時30分
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平幕・阿炎、遠藤を土俵下へ吹っ飛ばし「骨折あり得た」と批判 のど輪・頭突き連発が物議、先場所のリベンジ狙ったか
2023年03月27日 20時30分
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スポーツ
大相撲、阿炎に「みっともない」小兵・宇良相手に卑怯? 立ち合いの奇襲で瞬殺、前回対戦の報復か
2023年01月20日 19時30分
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スポーツ
大相撲解説・舞の海氏、優勝予想にファンからクレーム? 放送席笑わせた暴露が話題、照ノ富士も餌食になった“ジンクス”は
2022年11月14日 19時30分
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スポーツ
大相撲、横綱戦後に一部ファンが暴走!「怪我したら責任取れるのか」ルール違反の座布団投げに批判相次ぐ
2022年07月15日 18時30分
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スポーツ
新関脇・阿炎の昇進コメントに「別人のようだ」驚きの声 大口を叩いた新小結会見からキャラ激変?
2022年02月28日 21時30分
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スポーツ
大相撲、初場所は阿炎の優勝が濃厚に?「ジンクス通りならいける」期待の声高まる、御嶽海・照ノ富士の失速も追い風か
2022年01月21日 15時30分
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スポーツ
2022年、予想外の進化を遂げたダークホースが大関昇進? “王手”の御嶽海だけじゃない有力候補たち
2022年01月01日 11時00分
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スポーツ
日本相撲協会に「処分が甘すぎる」ファン激怒 キャバクラ通いの阿炎より軽い? 不倫外出・竜電への不可解裁定に反発相次ぐ
2021年05月28日 19時30分
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スポーツ
キャバクラ通い発覚の朝乃山、このまま現役引退か 虚偽報告に協会激怒、“前例”と同じ手も使用不可能?
2021年05月20日 14時15分
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スポーツ
幕内・竜電に「昨年の悲劇を忘れたのか」ファン失望 ガイドライン違反で処分は不可避? 付き人を失った力士の不祥事が波紋
2021年05月07日 21時30分
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スポーツ
退職届提出の時津風親方に「退職金目当てだろ」ファン呆れ 阿炎級の“大甘裁定”への危惧も? 処分決定は2月上旬か
2021年01月29日 15時30分
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スポーツ
綱取り失敗の貴景勝、プライベートにも原因? 魁聖・阿炎も低迷中、結婚後の力士に危惧されるデメリットとは
2021年01月23日 11時00分
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スポーツ
小結・阿炎の「爆睡してた」発言に批判「きっかけはお前だろ」 自身の不祥事が発端のSNS研修、他人事のような態度にファン激怒
2020年02月05日 15時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分