関本賢太郎
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スポーツ 2021年02月17日 21時30分
プロ3年目の阪神・木浪、このままだと首脳陣に干される? 関本氏が今後を危惧、「低迷した理由は話さないのか」疑問の声も
元阪神で野球解説者の関本賢太郎氏が、16日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)にゲスト出演。阪神のプロ3年目・26歳の木浪聖也のキャリアを危惧した。 ゲスト出演したOBが阪神選手を1人取り上げトークする番組内のコーナーで木浪の名を挙げた関本氏。木浪は昨季チームの遊撃手では最多の出場数(91試合)を記録した選手だが、昨季までの成績への不満や今季次第で起こり得る展開などについて語った。 2018年のドラフトで3位指名を受け阪神に入団した木浪は、プロ1年目の2019年に「113試合・.262・4本・32打点・95安打」といった成績をマーク。だが、2年目の昨季は「92試合・.249・3本・25打点・74安打」と軒並み数字を落としている。 1年目から成績を落とした昨季の木浪に対し、「1年目からの経験でいくと、2年目に数字をちょっとでも上げてほしかったがやや下がってる」と不満を述べた関本氏。「今年キャリアハイを一気に更新するぐらいでないと来年に影響する」と、今季も低調なら来季以降のキャリアにも影響が出てくると主張した。 関本氏は続けて、「(仮に低調だと)3年トータルの平均値で『(シーズン通して使っても)こんなもんか』と(首脳陣に)判断される(可能性がある)」、「『打率.250前後で守備率が.980ぐらい…もっと守れる選手はおらんか』っていうふうになってくる(かもしれない)」とコメント。3年続けて成績が今一つだと首脳陣に伸びしろがないと判断され、他の選手に立場を奪われることになりかねないと危惧した。 現在、小幡竜平、中野拓夢、山本泰寛といったライバルたちと正遊撃手争いを展開している木浪。関本氏は木浪のことを「塁に出る、塁を進める役目のバッター」とした上で、今季は「出塁率は.350~.360あたりまで持っていきたい(昨季は.307)」、「打率はショートを守るので.260〜.270ぐらいは打ってほしい」といった数字を残すよう求めたが、そのために必要な取り組みなどについては触れなかった。 >>阪神野手陣に「びっくりするぐらい悪い」 紅白戦での守備難に金村氏が苦言、首脳陣の“ユーティリティー起用”にも疑問<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かにいつまでもパッとしないと『使う意味がない』って思われちゃう可能性はある」、「木浪は社会人野球を経ての入団だからそこまで若くないし、今年が勝負と思ってプレーしてほしい」、「打率.270、出塁率.360に加えて、本塁打は10本、打点は50前後ほしいな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「成績を上げるためにはどうしたらいいかについても指摘してほしかった」、「2年目に低迷した理由は話さないのか?」、「打率は.270、出塁率は.360必要だという根拠はどこにあるのか」といった疑問や不満も複数見受けられた。 木浪の今後を案じながらも、具体的に行うべき取り組みなどには触れていない関本氏。この点を疑問に思ったファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月13日 19時30分
巨人・坂本が阪神・高橋の投球を絶賛「真っ直ぐは強烈」 関本氏が証言、“巨人キラー”への大成も近い?
元阪神で野球解説者の関本賢太郎氏が、12日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神のプロ4年目・25歳の高橋遥人を今季のキーマンに挙げた。 ゲスト出演したOBが阪神選手を1人取り上げトークを展開する番組内のコーナーで、昨季までに「37登板・10勝16敗1ホールド・防御率3.31」といった数字を残している高橋の名を挙げた関本氏。その高橋を今季のキーマンに推した理由や、期待することを語った。 2017年のドラフトで2位指名を受け阪神に入団したものの、プロ入り直後からたびたび左肩のコンディション不良に苦しめられている高橋。だが、関本氏は「持ってるボールはやっぱり(すごい)」と、コンディションが万全なら一軍ローテを務める実力は十分にあると主張。また、「巨人・坂本(勇人)からも『高橋の真っすぐは強烈』というのを直接聞いたことがある」と、高橋の投球は他球団の主力打者からも一目置かれていると口にした。 その高橋を今季のキーマンに推した理由として、関本氏は昨季からカーブを持ち球に加えた点を指摘。関本氏によると、これまでの高橋は「(持ち球である)ストレート、スライダー、ツーシームのスピード差が15キロ以内ぐらいに収まっていた」ため、打者が打つタイミングを合わせるのはそれほど難しくはなかったとのこと。ただ、カーブを取り入れたことで球速差が20キロ以上となったため、「(打ち気のそらし方など)投球の幅が広がっている」ように感じられたという。 西勇輝、秋山拓巳、青柳晃洋と右の主力先発は多い一方、左の主戦投手は高橋や今季から新加入のチェンぐらいしか見当たらない現在の阪神。関本氏は「西、秋山、青柳と右のエース格はいっぱいいるので、左のエース格として自覚と責任を持ったシーズンにしてほしい」と、高橋が左のエースとしてブレークすることを期待していた。 >>「バッターボックスで笑ってる」ロッテ・澤村がマウンドで恐怖? 巨人時代から“カモ”にされている苦手打者を明かす<< 今回の放送を受け、ネット上には「去年は勝ち星は5勝だけど防御率は2点台(2.49)だった、コンディションが万全なら2ケタは固いはず」、「坂本が褒めてるのは知らなかった、対戦成績悪かったのかな(昨季は.125・0本・1打点)」、「これまで規定投球回到達もないからまずはそこを目標にしてほしい、到達できるようなら数字もついてきてるだろうし」、「昨季は対巨人3勝(リーグトップタイ)だったから巨人キラーとしての働きにも期待したい」といった反応が多数寄せられている。 プロ4年目として迎える今季に向け、チェンからツーシームを学ぶ意向であることが伝えられている高橋。関本氏、そして多くの阪神ファンの期待に応えることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月06日 20時30分
阪神・藤浪に「先発よりは中継ぎで」関本氏の主張に賛否 本人は先発切望もリリーフ起用を推すワケは
元阪神で野球解説者の関本賢太郎氏が、5日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神・藤浪晋太郎は今季もリリーフ起用すべきと主張した。 今回の放送で関本氏は2021年の阪神のキーマンについて、投打でそれぞれ複数名の名を挙げながらトークを展開。投手として藤浪の名を挙げた上で、本職の先発ではなくリリーフ起用した方が戦力になるとした。 >>阪神・矢野監督、ドラ1佐藤の今後を明言「そんなに甘くない」鮮烈デビューには否定的も、数年後の未来には期待?<< 昨季は先発では「11登板・1勝5敗・防御率4.43」、リリーフでは「13登板・0勝1敗7ホールド・防御率2.35」といった数字を残している藤浪。その藤浪について、関本氏は「先発投手はアルカンタラとチェンを入れて枚数はそろっている」とチームの先発ローテには空きがないとした上で「先発というよりは中継ぎで頑張ってほしい」と希望した。 藤浪のリリーフ起用を推す理由について、関本氏は「先発でもいいけど、25、6試合しか投げないことを考えると(もったいない)」、「先発で10勝してくれるかもしれないけど、(その一方で)70、80試合投げるポテンシャルも持っている」とコメント。リリーフとしてフル稼働する方が、先発で投げるよりも多くの白星をチームにもたらす可能性が高いからだと説明した。 「8回はセットアッパー藤浪、9回に(守護神の)スアレス」と、リリーフ起用なら勝ちパターンの一角として8回に固定すべきという関本氏。「ここが順当に、期待通りに成績を出してくれたら、いよいよ(今年は優勝)やるぞと思う」と、勝ちパターンが期待通りに稼働すれば2005年以来のリーグVも現実味を帯びると期待していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに藤浪はリリーフでいってほしい、数字的にもリリーフの方がいいし」、「怪我でもない限り先発ローテには空きが出ないだろうから、最初からリリーフ起用した方が戦力としては大きくなると思う」、「昨年はシーズン途中の転向でもいい球投げてたから、開幕からリリーフ1本でいったら物凄い成績を残すんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「本人は先発戻る気マンマンだから最初からリリーフで起用するのは無理そう」、「矢野監督も藤浪は先発って言ってるしなあ、開幕前までの結果次第なら考え変えるかもしれないが」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「関本氏がリリーフ起用を推している藤浪ですが、本人は昨年12月16日の契約更改の際『先発以外は頭にない』と来季の先発再転向を強く望んでいました。また、チームを率いる矢野燿大監督も今オフメディアのインタビューなどで度々『来季の藤浪は先発』と口にしていますので、現状ではリリーフ起用の可能性は薄そうです。ただ、今オフの阪神はアルカンタラ、チェンと2名の助っ人先発を獲得。ここに昨季主にローテを守った西勇輝、青柳晃洋、秋山拓巳、高橋遥人を合わせると先発ローテの6枠は埋まるため、藤浪なしでも先発陣は回せる状況にあります。来月から始まる春季キャンプやオープン戦でもし藤浪が結果を残せなければ、リリーフ起用へと方針を変更することもあるかもしれません」(野球ライター) 「28登板・14勝7敗・防御率2.40」をマークした2015年を最後に、年々成績が落ち込んでいる藤浪。先発、リリーフのどちらでも復活すればチームにとって大きな追い風となるが、果たして今季はどのような起用法でシーズンを戦うことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月21日 19時50分
「部屋に入って出てこなかった」 元阪神・関本氏、夏の甲子園中止を受けた長男の様子に沈痛「かける言葉が無い」
元阪神・関本賢太郎氏が20日、ラジオ番組『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。同日に発表された第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の中止について言及した。 日本高校野球連盟(高野連)は同日、新型コロナウイルスの影響により夏の甲子園と地方大会の中止を決定したと発表。関本氏の長男で、昨年大会で優勝した履正社高校の3年生で、主将も務める関本勇輔さんも最後の夏を戦えない形になった。 >>西武・山川「俺が高校生ならやる気はでない」 OBからも続々反応、夏の甲子園の中止決定に賛否 吉村知事からは撤回要求も<< 関本氏は「高校球児の父兄として話をさせてもらうと、いろんなことがあるのは百も承知ですけど本音は『やってほしい』。もうその一言に尽きます」と悲痛な心境を吐露。 続けて、「春(の大会)がなくなって、なんとか夏に向けて気持ちを切り替えてやってる中で夏(の大会)も無くなると、(これから球児は)何を目標にして頑張っていけばいいのかなと思う」と球児の心情を察した。 また、関本氏は中止決定直後の勇輔さんとのやりとりについても言及。関本氏は自身の口で直接勇輔さんに中止を伝えることはとてもできなかったというが、勇輔さんの方から「中止発表されてたなあ」と言われたという。 しかし、関本氏によると勇輔さんはその後「自分の部屋に入っていって、そこから(しばらく)出てこなかった」とのこと。この光景に関本氏は「かける言葉がない。『切り替えて頑張れ』なんて軽々しく言えない」と非常に心を痛めたと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「部屋の中でずっと泣いてたのかなって考えると本当に辛い」、「球児はもちろんだけど、ずっと応援してきた親からしても相当ショックだよな」、「関本も球場でよく長男の試合を応援してたしやりきれないだろうなあ」といった反応が多数寄せられている。 夏の甲子園の中止が発表された後、各高校では監督が直接選手に中止を伝えている。一部の高校では取材に入ったメディアによってその様子が伝えられているが、どの高校でも目に涙を浮かべ監督の話を聞く選手や、涙をこらえきれず手で顔を覆って泣く選手の姿が見受けられた。 今回の中止を受け、20日に「考え直してもらいたい」、「高野連はリスクをとってやるべきではないか」とコメントした大阪・吉村洋文知事をはじめ、高野連に再考を求める声も挙がっている。果たしてこうした世論を受けて、高野連が中止を撤回することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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「部屋に入って出てこなかった」 元阪神・関本氏、夏の甲子園中止を受けた長男の様子に沈痛「かける言葉が無い」
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