藤原恭大
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スポーツ 2021年04月01日 15時30分
ロッテ・大塚コーチに「理解不能」ファン激怒 相次ぐ失敗に“解任論”も浮上、得点機を潰したミスに批判相次ぐ
3月31日に行われたロッテ対楽天の一戦。「2-1」で楽天が勝利したが、ロッテ・大塚明一軍外野守備走塁コーチが犯したミスがネット上のロッテファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-2」とロッテ1点ビハインドの8回裏に出たミス。ロッテはこの回楽天3番手・牧田和久を攻め立て、1死二、三塁と絶好のチャンスを作る。ここで打席の中村奨吾はレフトフライに倒れたが、三塁ランナーが俊足の藤原恭大だったため、タッチアップで同点に追いつくと思われた。 ところが、三塁コーチャーの大塚コーチは中村のライナー性の当たりがヒットになると思ったのか、打球が放たれた直後から腕を回して藤原に本塁へ走るよう指示。レフトの捕球に気付くと慌ててストップをかけ藤原を三塁に帰塁させたが、この間に内野へボールが返球されたためタッチアップすることはできなかった。 >>ロッテ・鳥谷、あと1ヶ月でレギュラーから陥落? 合流迫るライバル助っ人を上回るためのカギは<< 大塚コーチの指示ミスを受け、ネット上には「何でタッチアップをさせなかったのか理解不能」、「タッチアップ待機させていれば、仮にヒットでも藤原の足なら十分帰ってこれただろ」、「リプレー見ると藤原はタッチアップのため帰塁しようとしている、つまりこれは100%大塚コーチのポカ」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「大塚コーチは前カードでも指示ミスしてたよな」、「福岡でミスしたばかりなのにまた同じ失敗してて笑えない」、「こうもミス続きだと勝てるゲームも勝てない、井口(資仁)監督は三塁コーチャーを別の人に代えるべき」といったコメントも複数見受けられた。 「今回指示ミスがやり玉に挙げられている大塚コーチですが、前カードの3月28日・ソフトバンク戦でも指示ミスを犯しています。同戦は『1-2』とロッテ1点ビハインドの6回表2死一、三塁で安田尚憲がセンター前に同点タイムリーを放ちましたが、この際大塚コーチは三塁へ走る一塁走者の中村にそのまま本塁へいくよう腕を回して指示。ただ、予想以上に内野への返球が早かったのか、中村が三塁を蹴った直後に一転してストップを指示。この結果、中村は三塁に帰塁しきれずタッチアウトとなり逆転機がついえています」(野球ライター) 3月26日の開幕戦から同月31日の試合まで、12球団で唯一5連敗を喫しているロッテ。今回のような記録に残らないミスも勝利から遠ざかっている一因なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月23日 17時30分
ロッテ今年もBLACK BLACK開催!「ZOZOマリンを黒く染める」
千葉ロッテマリーンズは、4月9日~11日の埼玉西武ライオンズ戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にて毎年恒例のファンサービスイベント「BLACK BLACK(ブラック)」を開催し、ビジターユニホームを着用して試合を行うと発表した。 また、4月11日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム、14:00試合開始)では、BLACKスウェットパーカーが特典に付く企画チケットを先着10,000名に販売する。なお、4月9日~11日の埼玉西武戦のチケットは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため10,000人の入場者数制限とし、座席ごとに一定の間隔を空けて全席指定席として、ダイナミックプライシング(価格変動制)で、シーズンシート及びホーム外野応援指定席マイシートオーナー向け優先販売から順次販売していくとのこと。 千葉ロッテマリーンズの広報担当者は「毎年、大変な盛り上がりを見せるBLACK BLACKイベントを今年も開催することになりました。今年はBLACKスウェットパーカーを受け取ることができるグッズ付きチケットを販売いたしていますので、ぜひこの機会にお買い求めください。BLACKスウェットパーカーはシンプルなデザインで非常にカジュアルな一品です」と話していたが、10,000人の上限であればビジターの埼玉西武ファンを除けば全員にBLACKスウェットパーカーが行き渡るという太っ腹な企画だ。 「BLACK BLACK(ブラック)」は「より強く、よりたくましく」をコンセプトに、2000年に登場したビジターマリーンズの象徴、ブラックユニホーム。そのブラックユニホームを本拠地ZOZOマリンスタジアムで着用し戦うBLACK BLACKイベント。チームとファンが一体となり、ZOZOマリンスタジアムを黒に染めることをコンセプトにした人気企画で、毎年ZOZOマリンスタジアムが黒に染まることで話題になっている。 ファンにとっては、地元でビジターユニホームを着用して応援出来る1年で1度のチャンスなだけに今年も見逃したくはないだろう。 ブラックマリーンズが埼玉西武との関東ライバル対決に臨む。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月21日 17時30分
ロッテ井口監督ら甲子園夏の大会中止を受けて球児にエール!
高野連が20日、夏の全国高校野球大会(阪神甲子園球場)の中止を発表したことを受けて、ロッテで夏の甲子園出場歴がある井口資仁監督、田村龍弘捕手、安田尚憲内野手、藤原恭大外野手がそれぞれコメントを出し、高校球児たちにエールを送った。 井口資仁監督(國學院久我山高校で第73回大会に出場)は「高校野球最大の目標であり夢としていた大会ですから、高校球児の皆様の気持ちを思うと胸が痛くなります。どんな言葉も今は無力かもしれませんが、ただ一つ言えることは、人生はチャレンジの連続で、その中で様々な目標設定をしていくということです。高校三年生の皆様はぜひ次のステージでも新たな目標に挑んで欲しいと思っています。この3年間、みんなで一つの目標に向かって頑張った日々は消えません。これからも同じように目標に向かい進み続けてください」と励ましのコメント。 田村龍弘捕手(光星学院高校で第93、94回大会に出場)は「甲子園中止の報道を聞いて本当にショックです。僕のように甲子園出場を目指して親元を離れた選手の気持ちを考えると言葉が見つかりません。すぐには気持ちを切り替えることは出来ないと思いますが、何とか次の夢や目標を作って頑張って欲しいと思います」と語ると、安田尚憲内野手(履正社高校で第98回大会に出場)は「3年生にとっては高校3年間でやってきた集大成と言える大会なので、後輩たちの事を想うと自分も辛いです。自分も1月の自主練習を母校の履正社のグラウンドを使わせてもらって、後輩たちが甲子園目指して頑張っている姿を見ていましたし、その想いを強く感じていました。本当に強く完成されたチームだと思って見守っていたので春に続いて夏までなくなってしまうのは本当に辛いし言葉に出来ないほど悲しいです。ただ、ここで人生は終わりではありません。むしろ、まだ始まったばかり。この悔しい経験が長い人生で生きることもあると思います。言葉が非常に難しいのですが、みんなで悔しい想いをして大変な時期を乗り越えていく事をプラスのエネルギーに変えて欲しいと思います」と、「これが始まり」と前向きな言葉を送っている。 藤原恭大外野手(大阪桐蔭高校で第100回大会に出場)は「驚いて言葉が見つかりません。切り替えて次のステージの目標を見つけるしかないとは思いますけど簡単には切り替えられないと思います。一つだけ言えるのは3年間、共に汗を流したメンバーは一生の友達で一生の思い出なので、この3年間の日々はこれからも変わらず、素晴らしい日々として残ると思います。甲子園という目標としていた大会は中止になってしまっても、ここまでこの大会を目標にして頑張ってきた日々を誇りにして、これからも自信をもって野球を続けて欲しいと思っています。ぜひこれからも野球を続けてください。お願いします」と大会中止に驚きを隠せない様子だった。 ロッテには高校時代にスターと呼ばれた選手が多いだけに、どの選手のコメントにも重みがある。ドラフト会議にも大きく影響する今回の中止決定は、プロの世界にも影響を与えるのは必至だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月12日 11時00分
中日・石川、大胆起用の必要はなし? 開幕スタメンに抜擢された高卒新人野手、揃って1年目に大苦戦
昨年のドラフトで中日、ソフトバンク、オリックスから1位指名を受け抽選の末、中日に入団した石川昂弥。今年のルーキーの中では、最速163キロ右腕のロッテ・佐々木朗希にも負けないくらいの素材と目されている内野手だ。 2月の春季キャンプでは二軍スタートとなり、同月16日には左肩を痛めるなど出だしは良くなかった石川。しかし、3月14日のソフトバンク二軍戦から実戦に復帰して以降は打撃面で結果を残し続けたことから、ファンの間では「開幕スタメンで使っても面白いのでは?」との期待も高まりつつある。 春季キャンプからまだ数カ月しかチームで過ごしていない上、まだまだ体も出来上がっていない高卒の野手がいきなり開幕スタメンをつかむのは至難の業。実際、過去10年の高卒新人野手では3名しか開幕スタメンに起用されていないが、この3名はどのような成績を残したのだろうか。 2010年ドラフトでオリックスに1位指名を受け入団した後藤駿太(2011~2017年の登録名は駿太)は、2011年4月12日のソフトバンクとの開幕戦に「9番・ライト」で出場。高卒の新人野手としては球団史上初の開幕スタメンだったが、同年の最終成績は「30試合・.100・0本・1打点・3安打」と振るわなかった。 後藤は翌2012年も32試合の出場にとどまったが、2013年から2017年にかけては5年連続で100試合以上に出場するなど一軍の座を確保。ただ、ここ1、2年は出場100試合を割り込むシーズンが続いている。 2012年ドラフトで日本ハムに1位で入団した大谷翔平は、2013年3月29日の西武との開幕戦に「8番・ライト」で先発出場し2安打をマーク。しかし、同年は打者として「77試合・.238・3本・20打点・45安打」、投手として「13登板・3勝0敗・防御率4.23」とどちらも中途半端な成績に終わった。 ただ、大谷はその後投打二刀流の選手として大きく成長し、2016年には史上初めて投手部門と野手部門(指名打者)で同時にベストナインを受賞。また、2017年オフにポスティング移籍し2018年からプレーする米メジャー・エンゼルスでも、2シーズン合計で40本塁打、4勝をマークしている。 2018年ドラフトで阪神、楽天、ロッテから1位指名を受けロッテに入団した藤原恭大は、2019年3月29日の楽天との開幕戦に「1番・センター」として出場。球団の高卒新人野手としては史上3人目となる開幕スタメンに抜擢された。 ただ、その後の藤原は開幕戦を含めた6試合で「.105・0本・2打点・2安打」と振るわず4月7日に二軍落ち。その後は二軍では82試合に出場したが、一軍で出場する機会はなかった。 高卒新人野手として開幕スタメンをつかんだ以上の3名を見ると、全員ドラフト1位で指名されている。ドラフト当初の首脳陣の期待が大きく反映された形となっているため、同じドラフト1位の石川が開幕スタメンに抜擢され、持ち前の打撃を披露する可能性はあるといえるだろう。 しかし、過去の3名は全員その後のシーズンで苦戦。また、1年目が終わったばかりの藤原はともかく後藤は主力の座をつかみきれてはおらず、メジャーで活躍中の大谷もルーキーイヤーの4月に左足首をねんざして以降左太もも、左膝蓋骨など左足に故障が頻発している。長い目で見るならば、二軍でしっかりと体作りに励んだ方がいいかもしれない。 ただ、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されているため、この間の取り組み次第で与田監督が開幕スタメンに抜擢する可能性は決してゼロではない。各選手が難しい調整をしいられる中、石川は首脳陣に調整面でもアピールすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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