石川雄洋
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スポーツ 2021年06月07日 17時35分
石川氏から佐野へ…名プレーヤーが背負ったDeNAの「7」を受け継ぐ男のカルマ
「佐野選手らしくチームを引っ張っていってください」5日、横浜スタジアムでのマリーンズ戦後に行われた、昨年ベイスターズを退団した石川雄洋氏が残した言葉だ。 石川氏といえば、2010年から10年間背番号7を背負い、DeNAベイスターズの初代キャプテンを務めた、ファンの記憶に深く刻まれている唯一無二のプレイヤー。その2つの重責を現在継いでいるのが佐野恵太である。 セレモニーの当日も先制打を含むマルチヒット、2打点とチームの勝利に貢献し「チーム全員、いいセレモニーにしたかった。勝利を収めることができて良かった」と安堵の表情を見せた。去年キャプテンを任されることになった2月か3月に「石川さんと話す機会があり『自分らしくやること、自分の言葉で伝えることが大事』と言われたことを鮮明に覚えている」と振り返り「熱い思いでプレーし、成功を収めた選手。しっかりと引き継げるように」と決意。セレモニーの最後にも「『頑張れよ』って言ってもらいました」と感慨深げだった。 石川氏も昨年の佐野のブレイクに「バッティングは素晴らしいものがあったが、(プロ入りして)規定打席に達したこともなく、キャプテンと4番で首位打者。すごいメンタルだと思う」と絶賛。「このままちょっとゆるい雰囲気で頑張ってくれればと思います」と、いい意味で周りを和ませることができる“ユルさ“も武器にチームをまとめてほしいとエールを送っていた。 背番号7は横浜大洋ホエールズ時代、首位打者を獲得した長崎慶一氏、"スーパーマリオ”と親しまれ、ホームラン王1回、打点王2回とタイトルも獲ったカルロス・ポンセ氏、いぶし銀の活躍を見せた宮里太氏、1998優勝メンバーで、マシンガン打線の核、首位打者も獲得した鈴木尚典氏、現在ベイスターズ二軍監督を務める仁志敏久氏、その後石川氏とそうそうたるメンバーが背負った名ナンバー。「改めて背番号に負けないようにしないといけない」と意を新たにしていた佐野恵太の7番の歴史は、どのようなストーリーを描くのか。ファンはその背中を見続ける。 取材・文 ・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年05月11日 17時00分
アメフト転向の元DeNA・石川氏は「嫌なものから顔を背けるタイプ」 元コーチが明かした弱点に「成功は無理そう」の声
昨季まで横浜・DeNA(2005-2020)で16年間プレーし、「1169試合・打率.256・23本・224打点・1003安打」といった数字を残した34歳の石川雄洋氏。11日、その石川氏がアメリカンフットボール選手に転向すると複数メディアが報じた。 報道によると、プロ野球選手時代から時間があればNFLの試合をテレビ観戦していたという石川氏は、今年3月の引退表明直後にアメフト転向を決意し、11日までに社会人クラブチーム・ノジマ相模原ライズ(Xリーグ1部)への入団が決定。「まったく知らない世界ですが、新しいことをやるのでワクワクしています」と、転向への抱負を語ったことが伝えられている。 球界では古くは元巨人・馬場正平さん(ジャイアント馬場さん/1960年にプロレスラーに転向)、元西鉄・尾崎将司(ジャンボ尾崎/1970年にプロゴルファーに転向)、最近では元西武・木村昇吾(2017年にクリケット選手に転向)など引退後、異競技に転向した選手は少なからず存在する。ただ、アメフトへの転向は過去に例がなく石川氏が初めてのケースとなる。 石川氏のアメフト転向を受け、ネット上には「アメフト転向はさすがにびっくり、てっきり解説者になると思ってた」、「それなりに走力はある印象だが、この転身は予想外過ぎる」、「簡単ではない挑戦だと思うが、パイオニアになれるよう頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「解説はどう考えても無理そうだったから、アメフト業界に拾ってもらえてよかったな」、「元コーチに人の話を聞かないとか言われてたから成功は無理そうだと思うが…」、「アメフト側も客寄せパンダとしてしか考えてないんじゃないか?」といった冷ややかな声も複数見受けられた。 >>DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声<< 「引退後の石川氏は当初は解説者など野球関係のセカンドキャリアを歩むとみられており、実際に4月21日・DeNA対中日戦では初めての解説を務めました。ただ、実況から投手と打者の相性について質問された際に『調子は良いのに打てない。これって相性なんですかね? 相性?』と逆質問したり、『6-1』と中日5点リードの場面で『阿部(寿樹)選手の3ランホームラン無かったら2-1ですからね』と点差を間違えたことなどから、ファンの間では『何も解説できていない』と不満の声も挙がっていました。そのため、解説よりはアメフト転向の方がまだ上がり目があるという見方もあるようですね。ただ、元DeNAコーチ(2012-2013)の高木豊氏(元大洋・横浜他)は、2020年10月に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画内で石川氏について『嫌なものから顔を背けるタイプ』、『人と合わないと(その人を)眼中に入れない』と周囲の意見を聞き入れない選手だったと語っています。この発言を踏まえて、アメフト転向後に大成する可能性は低いと考えているファンも少なくありません」(野球ライター) ファンの間でも反応が分かれている石川氏のアメフト転向。チームへの合流は6月になると伝えられているが、果たして今後の展開はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年01月15日 20時00分
前DeNA・石川、現役続行へのやる気がない?「俺が編成なら獲らない」元恩師・高木氏がトライアウト不参加に苦言も賛否
元大洋・横浜で野球解説者の高木豊氏が14日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。昨季限りでDeNAを戦力外となり現在(15日午後6時半)まで去就が決まっていないプロ17年目・34歳の石川雄洋に苦言を呈した。 今回の動画で高木氏は昨季限りで所属球団を戦力外となった後、現在まで去就が決まっていない選手を複数名挙げながらトーク。その中でDeNAコーチ時代(2012-2013)に指導した石川の名を挙げ、昨年12月7日に行われたプロ野球12球団合同トライアウトを受けなかった点を疑問視した。 昨年11月3日の戦力外発表直後から現役続行の意思を表明していることが伝えられていたが、翌月に行われたトライアウトは受けなかった石川。結果的に現在まで去就が決まっていない状況となっているが、高木氏は「(オファーがこないのは)やる気(の問題)なんだよ。しがみついてでも野球をやりたいか(という気持ち)は、トライアウトを受けるか受けないか(で測れるから)」と、トライアウトを受けなかったことで他球団に“やる気ナシ”と捉えられてしまったのではと推測した。 高木氏は続けて、「『俺は横浜のレギュラーだったんだ』と(いう気持ちがあると)してもそれは一昔前の話で、去年の石川はほとんど二軍にいて一軍では(試合に)出ていない。ということは、自分の力を(他球団に)確認してもらうのはトライアウトしかなかった」と発言。一昔前とは違い一軍で試合に出ていない状況なのだから、トライアウトを受けて他球団に今の実力を見極めてもらう必要があったのではと指摘した。 「トライアウトを受けてない時点で、俺が球団のスカウトや編成なら獲らない」と断言した高木氏。「(仮に)受けて『もっと(野球を)やりたい』という意思表示があれば(話は)変わったと思う」、「『まだやりたいのか』と(興味を持った他球団と)面接をしてみて、やる気が伝わってくるなら『よし、お前もう1回やってみろ』というようなことにもなった(かもしれない)」と、トライアウトを受けていれば今とは違った展開もあり得たのではと推測していた。 高木氏はこの他にも「変則(的なフォーム)にすればいいかなと思う」と語った投手や、「獲るのには勇気がいる」という投手などについて動画内で語っている。 >>DeNA・梶谷、巨人入りは金目当てでは無かった? FA移籍の意外な真相を明かす、あの選手も決断の決め手に<< 今回の動画を受け、ネット上には「確かにトライアウト受けないのは疑問だった、最近はほとんど結果残してないのに」、「『実績があるからって高を括ってるな』という見方をされちゃった可能性はあるかも」、「もし受けてたら支配下とはいかなくても、育成入団や春季キャンプでの入団テストといった話もあったかもしれないのに」といった反応が多数寄せられている。 一方、「近年の成績考えると出ても出なくても結果は変わらない気がする」、「ほとんどの球団は二塁埋まってるし、ロートルの石川のプレーを見ても欲しがるところはないだろ」、「そもそもトライアウトを見て獲得を判断する球団はほぼ無いもんじゃないの?」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「今回名前が挙がった石川は2004年ドラフトで6位指名を受け横浜(現DeNA)に入団し、昨季までに『1169試合・.256・23本・224打点・1003安打』をマークしている選手。ただ、ここ数年は毎年一軍出場が50試合前後にとどまっていた上、昨季はとうとう一軍未出場に。高木氏はこれらのデータも踏まえ、『トライアウトに出た方が良かった』と主張しているのだと思われます。ただ、一般的に各球団はトライアウト前の時点で来季の編成を大方済ませており、事前に声をかけている選手を除いてはトライアウトの結果をもとに新たに獲得を検討することはほぼないとされています。そのため、仮にトライアウトに出ていたとしても結果は同じだろうと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 石川が本職とするのは二塁のポジションだが、他球団を見るとどこも二塁には確固たるレギュラーがいる、もしくは若手に複数のレギュラー候補がいる状況で明確な穴がある球団はない。これを踏まえるとここから石川にオファーがくる可能性は低いようにも思われるが、果たして今後声をかける球団は現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年11月02日 17時30分
DeNA・石川、ベイスターズラストゲームで魅せた! 同点、サヨナラに絡む勇姿に横須賀が揺れた
10月29日、ファーム最終戦となった埼玉西武戦。ベイスターズの2軍本拠地である横須賀スタジアムには、平日の昼間にも関わらず大勢のファンでごった返していた。チケットは試合開始前にはソールドアウトし、球場に入れないファンは駐車場の脇から覗き込もうと試みるなど、ちょっとしたフィーバー状態となった。 多くのファンのお目当ては、今シーズン限りでベイスターズを退団することになった石川雄洋。スタンドには52番、7番、42番の歴代ユニフォームや、1000本安打記念のTシャツが目を引く。 出番は6回、セカンドの守備から登場。第1打席、第2打席とも凡打に終わったが、9回には先頭打者として12球粘りフォアボールをもぎ取り、同点のホームを踏む。延長10回には3ー5の劣勢ながら、1アウト1ー3塁とホームランでサヨナラの場面で登場し、スタンドは大きく盛り上がる。結果は11球粘ってフォアボールで出塁すると、ルーキー田部のヒットでサヨナラのホームイン。打ち取られた2打席は共に初球を迷いなく振り抜き、3ー4打席はファールで粘る。どちらも“雄洋らしさ”が凝縮された打席だった。ベイスターズラストゲームで「チームの役に立ちたい」と常に語っていた石川は2得点で勝利に貢献し、拍手で祝福するファンの中には、目を赤くする者も多く見られた。 地元の名門、横浜高校出身で2010年には打率.294、盗塁36を記録。2012年にはベイスターズ初のキャプテンに就任し、発展途上のチームをまとめた。ここ数年は出場機会が限られる中、昨年は10連敗と泥沼に嵌るチームを救う2ランを放ち存在感を示すと、8月4日には1000本安打を達成。まだまだチームに必要だと思われていたが、今シーズンは一軍昇格は無しで無念の戦力外。16年間ベイスターズ一筋の生え抜きスターは現役続行を希望し、慣れ親しんだユニフォームを脱ぐ。暗黒時代から陰に日向にチームを支え続けた石川雄洋。憧れるヤクルト坂口智隆のように、もう一花咲かせて欲しい。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年07月13日 17時30分
バースデーウィークにウイニングボールを2個プレゼント! DeNA・石川、“愛され続ける男”の人間力
7月10日、ベイスターズの石川雄洋の34回目の誕生日。ちょうどその日に行われた、ファームの平塚球場でのスワローズ戦に、1番・セカンドでスタメン出場した石川は、5回にセンター前ヒットを放つなどフル出場。ピンチにはピッチャーに声を掛け、ショートに入ったゴールデンルーキーの森敬斗にも指示を送るなど、ベテランらしい働きでチームの勝利に貢献。9回、進藤が最後のバッターを三振に取ってゲームセットとなり、マウンドにナインが集った際、ウイニングボールはそっと石川に渡された。はにかみながらボールをかざし、“エアハイタッチ”でみんなで勝利と祝い、同時に誕生日を祝われる姿は、まさにチームに愛される男を象徴していたシーンだった。 また一軍で、9日の敵地広島で先発を任された井納翔一も、登板前日に「10日が同級生の石川の誕生日なので、ウイニングボールをプレゼントできるように頑張る」と意気込んだ結果、6回を被安打4、1失点ピッチングで見事に今季2勝目を挙げる事に成功。井納は12日にTwitterで、約束通り石川にボールを渡し「これからもチームの為に頑張る」と共闘を誓っていた。 昨年の1000本安打を達成した際も、ヒーローインタビューで後輩の筒香嘉智からサプライズケーキがプレゼントされ、ナインが集まって記念撮影が行われた。現役のみならず、OB達からも「気遣いをスマートにできる。本当に凄い」と絶賛されるなど、愛されエピソードは枚挙に暇がない。 チームでは日本人野手最年長となっているが、昔から変わらぬスマートなスタイルと、キャップの後ろからなびく金髪、若々しいプレーからは34歳の年齢は全く感じさせない。現在一軍は好調な状況だが、これから稀に見る強行日程も予想される今シーズン。昨年、大型連敗に終止符を打つ貴重なホームランを放つなど、チームの雰囲気を変えることができる“特殊能力”を持つ石川は、どこかのタイミングで必ずその力が必要とされる日がやってくる。16年目にして新背番号42を背負う熱い男は、栄冠掴むその日の為に、太陽の下で淡々と爪を磨く。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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