石原慶幸
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スポーツ 2020年10月17日 11時00分
広島・石原が“死んだふり”で相手をかく乱! 本人も「普通に言えばボーンヘッド」、現役引退で思い出される衝撃の頭脳プレー
2001年ドラフトで4位指名を受け広島に入団し、昨シーズンまでに「1616試合・.236・66本・378打点・1022安打」をマークした捕手・石原慶幸。今年41歳を迎えたその石原が12日、今シーズン限りで現役を引退することを球団が発表した。 プロ19年目の今シーズンは3試合出場でノーヒットと出場機会はあまりなかったものの、精神的支柱として一軍に帯同し続けていた。しかし、8月27日対DeNA戦で左脚を負傷し、翌28日に登録抹消。これ以降は復帰に向け懸命にリハビリを続けていたが、10月に入ったこの段階で引退を決断し球団に申し入れたという。 チームの捕手としては歴代最多の安打数をマークした石原の引退を受け、ネット上には「弱い時代から広島を支えてくれた功労者だから引退は寂しい」、「引退後もできればコーチとして球団に残ってほしい」といった惜別の声が数多く寄せられた。一方、一部では「石原といえば相手を騙して三塁を陥れたプレーが印象深い」、「しれっと三塁に進んだあの頭脳プレーは忘れない」といったコメントも見られた。 19年のプロ生活において、機転を利かせたプレーで何度かファンを驚かせている石原。その中でも最も有名なのが、2016年シーズンに見せた“死んだふり走塁”だ。 2016年7月27日、京セラドーム大阪で行われた広島対巨人の一戦。前日までに貯金を21個作っていた広島は、2位巨人に10ゲーム差以上をつけて首位を独走。ただ、同戦は1、3回にそれぞれ2点を失うなど巨人相手に劣勢をしいられていた。 同戦に「8番・捕手」で先発していた石原が頭脳プレーを見せたのは、「0-4」と広島4点ビハインドで迎えた5回表1死満塁の場面。ここで打席の田中広輔が二塁方向へライナー性の打球を放ったが、巨人二塁手・山本泰寛はワンバウンドで捕球し二塁へ送球。これにより一塁走者は二塁に到達する前にフォースアウトとなったが、併殺崩れの間に三塁ランナーがホームに生還し広島は1点を返した。 ところが、この場面で二塁走者だった石原が一連のプレー終了後に二塁を離れ三塁側の自軍ベンチに、とぼとぼと歩き出したことで巨人守備陣はセーフの石原をアウト、アウトの小窪哲也をセーフと勘違い。石原の意図をくんだ小窪が二塁上にとどまりセーフのふりをしていたこともあり、石原はそのまま三塁へ到達。この時巨人側は石原にタッチしていればアウトにできたが、何のアクションも起こさなかったため石原にまんまと三塁を陥れられてしまった。 試合自体は「2-7」で敗れた広島だが、試合後のファンの話題は石原の頭脳プレーに集中。ネット上にも「石原のトリックプレーに球場全体が騙された」、「瞬時に機転利かせた小窪も凄いけど、そしらぬ顔で三塁まで歩いた石原は肝据わりすぎだろ」といったコメントが多数挙がった。 多くのファンを驚かせたこのプレーについて、石原は同年オフに出演した地元ローカル番組内で振り返っている。石原によると、この場面では田中の打球がライナー性だったため二塁に戻るそぶりは見せたというが、ワンバウンドで捕球されたため自身がアウトではないことは分かっていたとのこと。そこから巨人守備陣の雰囲気や動作を読み、独断で三塁に歩いたというが、「普通に言えばボーンヘッドですよね」と、見抜かれて大チョンボになる可能性もあったと語っている。 >>広島捕手がまさかの方法で二塁進塁を阻止!敵軍監督は大爆笑、“ダメ元”の判断が生んだ前代未聞の珍プレー<< この他にも“ボールを見失ったため砂をつかんで牽制”(2013年5月7日対DeNA戦)、“スクイズを空振るも二・三塁走者が生還”(2017年5月14日対巨人戦)など珍しいプレーで多くのファンを驚かせている石原。記録面はもちろん記憶面でも印象に残る選手だった石原には、11月7日阪神戦で予定される引退セレモニーで球場中から惜別の大声援が送られることは間違いないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月13日 11時35分
低迷中の広島、ファン離れ加速? 懸念される“石原ロス”、投手陣の崩壊は避けられないか
広島東洋カープの石原慶幸捕手が今季限りでの現役引退を発表した(10月12日)。11月7日の阪神戦では引退セレモニーも行われるという。プロ野球選手の現役引退は大きく分けて2つ。自身で引退を決められる選手と、球団から解雇を通達される選手。前者の石原は「幸せなプロ野球生活を送った」と言えるが、残されたカープナインの“石原ロス”は計り知れない。 >>広島の今ドラフト「上位3人は投手」里崎氏の主張に賛否「右打者薄いから上位で行くべき」と反発も<< 「昨季オフに複数年契約を交わした會澤翼がいるので、戦力的には影響はありません。磯村嘉孝、白濱裕太もいて、中村奨成、坂倉将吾、石原貴規の若い捕手も控えています。中村たちを育てていくつもりなのでしょう」(スポーツ紙記者) 石原の引退表明の2日前、広島はスカウト会議を開き、今月26日のドラフト会議に向け、指名候補の絞り込みを行っている。即戦力投手か、大学球界屈指のスラッガー・佐藤輝明内野手(近大)。育成を念頭に入れた高校生投手の指名もほのめかしていたが、“捕手の補充”は考えていないようだった。 やはり、年齢も近い中村たち3人の若手捕手を育てていくのだろう。彼らが會澤を脅かすまでにはもう少し時間が掛かりそうだが、こんな見方もされていた。 「外国人投手が日本に来て驚くのが、捕手の捕球技術の高さです。低めの変化球、それも投げ損なっても、よほどのことがない限り、後ろには逸らしません。日本に来て成長する外国人投手が多いのは、低めに思いっ切り投げられるからです」(球界関係者) 石原はクリス・ジョンソンとの名コンビでも名を馳せた。 石原の高い捕球技術がジョンソンを強気にさせ、来日1年目の2015年、14勝7敗、防御率1・85の好成績を残し、セ・リーグの最優秀防御率のタイトルに導いた。 「正捕手の會澤も凄いから、石原も引き立つんです。レベルの高い捕手が2人以上いると、監督はピッチャーとの相性も考えながら、スタメンを決められます」(前出・同) 石原が引退を決めた現時点では、會澤と2番手以降の捕手のレベルが歴然としている。素質という面では引けを取らないが、試合出場数等の経験値が違いすぎるため、會澤以外の捕手がマスクを被ると、「育成」という雰囲気になる。ドラフトで即戦力投手を補強できたとしても、この雰囲気は変わらないだろう。 「広島は育成のチームであり、ファンもそのスタイルを支持しています。近年は主力投手の故障も少なくなく、主力投手を欠くと、そのままズルズルと連敗してしまう傾向も見られます。来季、大瀬良がどこまで回復しているのか、新人の森下が2年続けて活躍できるのかなど、未知数です」(前出・スポーツ紙記者) 投手陣の不安要素をカバーするのも捕手の務めだ。 「石原に話を聞くと、後輩たちの頑張りや若い投手陣のことを話していました。自分のことよりもチームメイトのことばかり」(前出・同) 石原という精神的支柱を喪失し、これから先、誰がチームを牽引していくのか。2年連続Bクラス濃厚で、カープ女子は弱い広島をどう応援していくのか、ファン離れも懸念される。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月06日 17時00分
広島捕手がまさかの方法で二塁進塁を阻止! 敵軍監督は大爆笑、“ダメ元”の判断が生んだ前代未聞の珍プレー
1日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対西武の一戦。試合は「9-1」で西武が勝利したが、同戦で起こった珍事がネット上のファンの間で話題を集めた。 珍事が起こったのは、「8-0」と西武8点リードで迎えた6回表2死三塁の場面でのプレー。この場面で打席に立った西武・山川穂高に対し、ロッテの2番手・永野将司はカウント「2-2」からフォークを投球するもワンバウンドのボールに。これをロッテ捕手・佐藤都志也が取りこぼし、ボールはバッターボックス上の白線の上を転がった。 すると、ボールと白線が同じ色だったためか、佐藤はすぐそばにあるボールを見失いあたりをキョロキョロ。打席の山川も「え?何?」と言わんばかりに佐藤を見ていたが、5秒ほど後に無事にボールを発見し事なきを得た。 相手打者からも不思議そうに見られていた佐藤の姿に、ネット上には「ボール見失って焦ってる佐藤くんかわいい」、「山川もちょっと困惑してて草」といった反応が多数寄せられた。一部では「石原の珍プレーを思い出すな」、「砂をつかんでたら完全に石原の再来だったな」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっている石原は、広島に所属する捕手・石原慶幸。今シーズンでプロ19年目を迎えた40歳のベテラン捕手だが、過去に捕球し損ねたボールを見失った際のプレーが話題を集めたことがある。 >>広島・達川元監督がコーチに「相当反省しなきゃ」 阪神・ボーアの“拙守”にファン・OBから苦言、バッテリーにも「不用意」と批判<< 2013年5月7日、マツダスタジアムで行われた広島対DeNAの一戦。当時プロ12年目・33歳の石原は、同戦に「8番・捕手」でスタメン出場。バッテリーを組んだ先発・前田健太(現ツインズ)が「5回4失点」と守備では苦戦したが、打撃では5回に石原がDeNA先発・井納翔一から2号ソロを放つなど活躍を見せていた。 事件が起こったのは、「4-1」とDeNA3点リードで迎えた6回表2死一塁。打席に立っていた井納に対し広島の2番手・久本祐一はカウント「1-0」から直球を投じたが、ボールゾーンに外れたこの球を石原は取りこぼしてしまう。さらに、石原はバッターボックスの白線上に転がったボールを見失ってしまった。 この様子を見た一塁ランナーの石川雄洋は、この間に二塁へ進塁しようとスタートを切るそぶりを見せた。すると、ここで石原は足元の砂をつかみ、まるでボールを握ったかのように見せかけて一塁牽制のふりをするというまさかの“演技”を見せる。これにより石川がスタートをためらう間に本塁へ駆け付けた久本がボールを捕球し、石川の二塁進塁は阻止される形となった。 石川をだまそうととっさに砂をつかんだ石原の姿を受け、DeNA・中畑清監督は自軍ベンチ内で大笑い。試合は「7-3」でDeNAが勝利したが、ネット上にも「ボール無いからって砂をつかんだのはめちゃくちゃ笑った」、「結果的に進塁阻止したんだから凄いわ」、「機転を利かせた最高のトリックプレーだ」、「意外と走者から見たら気付かないものなんだな」といった反応が寄せられるなど試合結果以上に話題となった。 石原は後年、この“珍プレー”についてダメ元の判断から生まれたものだと語っている。石原曰く、この時は本当にボールが消滅したように感じたといい、久本が「そこ!そこ!」とボールの行方を指でさしても分からなかったとのこと。その間にスタートしようとする石川を見て「ただで走られるわけにはいかない」とダメ元で砂をつかんだところ、幸運にも相手が勘違いしてくれたという。 今回の佐藤は走者が三塁にいたこともあり、大事には至らなかった。ただ、走者が三塁ではなく一塁、もしくは二塁という状況だったなら、もしかしたら石原ばりの珍プレーが飛び出していたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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