津波警報
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社会 2023年03月09日 22時02分
日本は巨大地震後、スクラップ&ビルドで成長してきた
2011年3月11日14時46分、東北地方に大震災が起こった。このときぼくは、東京の自宅で仕事をしていた。ずいぶん大きく長い地震であったと記憶している。本棚からバタバタ本が落ちてきて、倒れそうな本棚を手で押さえていたら、キッチンの方からガッチャンガッチャンと、食器やらが棚から落ちる音がした。ようやく地震がおさまると、部屋は惨憺たる状態になっていた。30分後にスーパーに行くと水やお茶、トイレットペーパーはすっかり売り切れていた。東京のテレビニュースでは、東北よりもお台場や千葉の火事を流していたように思う。震災直後は、東京など被災地から遠い場所の人は、大きな地震が来た程度に思っていても、東北の被害については思いが至らなかったように思う。東北の被害のひどさを知るのは、地震発生後数時間たって、テレビなどの報道で知ってからだ。東日本大震災は、地震と津波だけではなく原発事故という不幸が重なった地震でもあった。原発事故による直接被害や風評被害はいまだ続いている。先日NHKスペシャルで、 南海トラフ巨大地震のドラマと「どう備えるか」という番組をやっていたが、なぜか静岡県になる浜岡原発や四国の伊方原発についての言及はなかった。もしかしたら原発推進の政府に忖度したのかもしれない。しかしやがて間違いなく来る南海トラフ地震を考えると、原発のリスクを伝えないというのは、東日本大震災から何も学んでいないのに等しいのではないだろうか。南海トラフ地震は関東から九州までの広い範囲に地震が襲うというもので、30年以内に70~80%の確率で起こると言われている。そして東京、横浜、名古屋、大阪といった巨大都市が被害に遭い、死者は最悪32万人、主要都市に被害を受けるということは、日本経済も壊滅的打撃を受けるということであり、お金にして最悪1410兆円という気が遠くなるような被害が予想されているのだ。こういうと、南海トラフ地震が起こったら日本は終わりだと思う人がいるかもしれない。しかし日本は100年~150年に一度の割合で、南海トラフ地震を経験しているのだ。前回は1946年、終戦前と終戦後の2度にわたり南海トラフ地震が起こった。最悪の時期といってもいい。しかしその後、日本は復活した。さらにその前の南海トラフ地震は江戸時代の幕末期、ペリーが来た頃に日本各地で巨大地震が連続で起こっている。この二つの南海トラフ地震のあと、日本が大きく変わっていったのはご存じの通り。日本はスクラップ&ビルド(破壊と再生)で成長してきた。次もそうなると思いたい。地震の予知はできない。いつだって不意打ちで襲ってくる。我々にできることは、怖いことから目をそむけるのではなく、東日本大震災から学び、できる備えをやることだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2022年01月23日 07時00分
人質テロ事件に「ダメだったね」 関口宏氏の「命がかかっているのに他人事」発言は過去にも
1月16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、司会を務める関口宏氏の言動が物議を醸し出している。この日はトンガ沖で発生した海底火山の噴火に伴う津波が日本に押し寄せており、気象庁が津波警報、注意報を発令。その様子が日本地図とともに画面に映し出されていた。 >>『サンモニ』関口宏に「心配になる」「ちょっとひどい」の声 出演者の名前を間違えるなどミス続く<< 関口氏は「画面がどうしても、津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃならないんでしょうか」「ちょっとこれは見にくいかも知れませんが、今日はちょっとお許しください」などと発言。この不必要な謝罪に、ネット上では「災害情報は必要なのでは」「命がかかっているのに他人事すぎる」といった批判が殺到してしまった。 関口氏は過去にも災害や事件などに関して、他人事のような一言を発し、物議を醸し出している。 2020年7月には、熊本県や鹿児島県などに記録的な豪雨が発生。これを受け、関口氏は番組冒頭に「数年前から梅雨時は豪雨が怖いと言われてきましたけど、やっぱり出ちゃったね」と発言。これには、ネット上で「被災地でも放送されているのに、この言い方はひどい」「死者が出ているのに言葉が軽すぎる」といった意見が並んだ。 また、2016年7月には、バングラディシュの首都ダッカで、人質テロ事件が起こり、民間人20名の犠牲者の中に日本人7人が含まれていた。このニュースに関しても、関口氏は「人質になっていた7人の日本の方がダメだったね」とコメント。橋谷能理子キャスターが「亡くなってしまいました」と言い直し、フォローする場面が見られた。これにも、ネット上では「ダメだったはないでしょう」「悼む心がないと失礼な事をポロッと言ってしまう」といった声が聞かれた。 『サンデーモーニング』は、2021年末で卒業した元プロ野球選手で野球評論家の張本勲氏の女子ボクシング蔑視などの一連の問題発言や、左派的な報道姿勢などにかねてから疑問の声が生じていたが、今後は関口氏自身の発言も注目を集めそうだ。
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社会 2022年01月17日 12時50分
津波警報に「逃げろとか言われてもわからん」「説明をしろ」と怒り、元BOØWYドラマーの投稿が物議
元BOØWYのドラマーの高橋まことが、16日未明に広範囲に出された津波警報を批判している。 >>『ひるおび』恵に「失礼すぎる」「適切な例えと思えない」と批判 自衛隊看護官派遣を「猫の手」と発言?<< 16日未明、奄美群島やトカラ列島に津波警報、全国の太平洋沿岸に注意報が突然発表。15日に南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山の大規模噴火の影響だが、会見を行った気象庁は「地震に伴い発生する通常の津波とは異なる。津波と言っていいのか分からない」と説明。一方、「防災上の観点から津波警報の仕組みを使って、防災対応を呼びかけている」とした。 そんな中、高橋は津波警報発表後、自身のツイッターで「津波警報!!あのねどこでどう起きたかをちゃんと説明しなさい!!」と苦言。「地震を感じてない訳だからトンガの噴火の影響ですってちゃんと言いなさいよ」「ツナミ逃げてとか言われても皆んななんだかな〜だよ」と日本で発生した地震による津波ではないため、避難者に混乱が生じると指摘した。 その後も、高橋は「何が何だか分からずに逃げろとか言われても皆んなわからんじゃ無いかい!!。お前らバカか」「お前らバカ!?何でこう言う事になったのかの説明をしろ!!。だからさ順序が違うんだよ。。いきなり津波が来る訳ねえじゃん。説明の順序が違うんだよ」と繰り返し対応を非難。 最後には「逃げろとか言う前に、トンガの噴火で津波が発生したので注意しなさいから始まるべきだし、いきなりの津波注意報は日本国民を惑わさせるだけじゃねえか!?」とし、「まぁやらねえよりはましだけどさ、大元をちゃんと説明しないとな、あんたら危機管理ってわかってんのか!?」と苦言を呈していた。 高橋の指摘通り、警報が配信されたスマートフォンなどには、津波の具体的な説明は記されておらず。しかし、この一連のツイートに、ネット上からは「説明してる時に津波が来たらどうするの?」「避難警告するのにトンガも地震も関係ない」「たった11年で災害の教訓を忘れたのか」「まずは生き残ることが優先」「沿岸部の人間の生活知らなそう」という批判が集まってしまっていた。記事内の引用について高橋まこと公式ツイッターより https://twitter.com/atomicdrum
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