毎日映画コンクール
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芸能ニュース 2023年02月15日 20時00分
岸井ゆきの、女優主演賞作で手話とボクシングをトレーニング「コンビネーションミットが得意」役作り明かす
第77回毎日映画コンクール表彰式が14日、東京・めぐろパーシモンホールで開催され、『ケイコ 目を澄ませて』が日本映画大賞を始め5冠を達成した。 >>全ての画像を見る<< 『ケイコ 目を澄ませて』は、先天性の聴覚障害を持つボクサー・小笠原恵子氏の自伝をベースにした人間ドラマ。三宅唱監督は監督賞の受賞スピーチで、「この作品はモデルになった小笠原さんなくしてあり得ない映画」と感謝を述べた。 主人公の小河ケイコを演じて女優主演賞に輝いた岸井ゆきのは「情熱を注いだものに対して、勝ち負けではなくて継続すること、静かに愛することを大事にした映画で、でも圧倒的に負けたくないという気持ちもケイコにはあって、それは私が映画を想う気持ちととても似ています」と自身を重ねた。「ランキングを気にしてしまうこともあるんですけど、ただただ良い映画作りに関わりたいとずっと思っていたので、それがこの映画でできた」と笑顔で話した。 役作りのため、ボクシングのトレーニングも。「3か月くらいトレーニングして、1か月くらいでコンビネーションミットが得意だと気付いた」とのこと。一緒にトレーニングした三宅監督は「最初の練習に立ち会うところから始めました。邪魔じゃないかなと思いながらも、自分で経験しなければわからないと思って、隣で一緒に練習させてもらいました。楽しかったです」と振り返った。 手話の習得が必要な難しい役どころだが、岸井はオファーを聞いて、「これは私に務まるだろうかと思ったんですけど、その時点でスタートラインに立っていたので、やるしかないという気持ちで始めました。結果的にボクシングも手話も私に合っていました。強くなりたいという一心でやっていました」と前向きに取り組んだ。 本作をきっかけに、プライベートでもボクシングのトレーニングを続けている岸井。祝福に駆け付けた小笠原氏のシャドーボクシングを目の前で見て、「すごい早くて格好良かった。ちょっと嫉妬しました」とライバル心を燃やしていた。(取材・文:石河コウヘイ)
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芸能ニュース 2023年02月15日 12時15分
寺島しのぶ「失恋したばかりだった」代表作振り返る 伝統の映画賞を母・富司純子と2代で受賞
第77回毎日映画コンクール表彰式が14日、東京・めぐろパーシモンホールで開催され、寺島しのぶが田中絹代賞を受賞した。 >>全ての画像を見る<< 日本映画史に残る大スターの名前を冠した賞を親子2代で受賞した。映画界の発展に貢献した女優に贈られる田中絹代賞を、寺島の母である富司純子は平成11年に受賞。寺島は「また、寺島しのぶのハードルを上げてくださったなと選考委員の皆様に感謝しております」とユーモアを交えて挨拶した。 名女優である母の存在がハードルになったかと聞かれて、「もちろん」と即答。「京都に行けば最たるもので、人扱いしてくれないこともあります」。そんな富司も今回の受賞は祝福してくれたそうで、「こうやって田中絹代賞をいただいて母と2人で喜び合いましたし、(富司は)『たまたま私だけだったから獲れたのよ』と言ってましたけど、私の受賞は喜んでくれました」とやり取りがあったことを明かした。 表彰式には、寺島をよく知る廣木隆一監督も駆け付けた。2003年の監督作『ヴァイブレータ』で寺島は主人公のルポライターを演じ、東京国際映画祭女優賞などを受賞。当時を振り返って、寺島は「『ヴァイブレータ』の時は失恋したばかりだったのかな。自分自身もギスギスしていましたし、映画もボロボロの主人公が男に救われるタイムリーな内容でした。一期一会の感覚があって、傷ついている私の心にさらに塩を塗った人」と盟友の監督を評した。 また、瀬戸内寂聴さんをモデルにした2022年公開の『あちらにいる鬼』で寺島は剃髪して撮影に臨んだ。廣木監督によると「最初は嫌がっていたんですけど、後からすごい気に入って。頭の形も本人は気にしていましたけど、全然良かったです」と渾身の役作りを称賛。「このまま年を重ねながら、その時の表情や芝居を撮れたらいいなと思います」と長年の信頼関係をにじませた。 母娘の葛藤を明かした寺島だが、初代尾上眞秀として5月に初舞台を踏むことが決まった長男の寺嶋眞秀くんについて、「親である以上、心配ですよね。この間の(初舞台発表)記者会見では前夜に吐いたんですけど、子どものことになると苦しいんだなと。始まったばかりなので、5月まで私の精神状態が元気でいられたら」と不安を吐露。母親業と二足のわらじを履くことになるが、「5月までは人間修行の旅に出て、6月から仕事をしますので、ご要望があれば6月からお願いします」としっかり仕事のオファーにつなげていた。(取材・文:石河コウヘイ)
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芸能ニュース 2022年02月17日 10時00分
女優助演賞は清原果耶! 毎日映画コンクール、女優主演賞は尾野真千子「女優をしていて孤独に感じることが…」
「第76回毎日映画コンクール」表彰式が15日、都内で行われた。 >>全ての画像を見る<< 同賞は日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。2021年1月1日から12月31日までに国内で14日以上、有料で劇場公開された作品を対象に「日本映画大賞」などを選出する。表彰式では、日本映画大賞に『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)が選ばれたほか、日本映画優秀賞に『すばらしき世界』(西川美和監督)、外国映画ベストワン賞に『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督)が選ばれた。 男優主演賞は『護られなかった者たちへ』の佐藤健が受賞。男優助演賞には『すばらしき世界』の仲野太賀が、スポニチグランプリ新人賞には『茜色に焼かれる』の和田庵と片山友希が選ばれた。また、監督賞を『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督が、映画人の功績を讃える田中絹代賞を宮本信子が受賞した。 女優助演賞には『護られなかった者たちへ』の清原果耶が輝いたが、清原は「このような名誉ある賞をいただけて光栄です。皆様にこんな素晴らしい賞をいただけるような作品に参加できたことを糧に頑張っていければ」と壇上で感激しきり。女優主演賞は『茜色に焼かれる』の尾野真千子が受賞したが、尾野も目に涙を浮かべながら「女優という仕事をしていて孤独に感じることがあったんですけど、この作品に出会って、一人じゃないって思える仲間と出会えた。今、みんなと飲みたいです」と語った。 尾野の受賞トーク中、同作で共演し、新人賞を獲得した和田と片山も駆けつけたが、片山は「尾野さんに感謝している」と述べ、「この撮影中に自分の不甲斐なさを感じることが多くて、自分はどうしてもっとできないのかと思っていたけど、尾野さんは何も言わずにただ待っていてくれていた。それがありがたかったです。もう少しこうした方がいいよとかじゃなく、ただ待っていてくれたのがありがたかった」と尾野に感謝しきり。これに尾野は「お芝居は生まれてくるもの。私なんかが何かを言ったってしょうがない。みんなから生まれてくるものを静かに待っていた」とその時の心境を紹介した。 和田も尾野や片山ら共演者に支えられたことを改めて紹介。「この賞を僕がと言うより、二人の女優さんの素晴らしい演技に引き上げてもらって受賞させてもらった。ありがたい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱい」としみじみと話す。尾野は『茜色に焼かれる』について、「血がちゃんと通った作品だなって思います。世の中はピリピリしていましたけど、現場は少人数で行われていたので勢いがあった。みんなの熱量がすごかったと感じました」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2022年02月16日 17時30分
佐藤健「もっと話したかった」共演を楽しみにしていた阿部寛との撮影振り返る 「毎日映画コンクール」主演賞に
「第76回毎日映画コンクール」表彰式が15日、都内で行われ、映画『護られなかった者たちへ』に出演し、本賞の男優主演賞を受賞した佐藤健が出席した。 >>全ての画像を見る<< 中山七里の小説を瀬々敬久監督のメガホンにより映画化した『護られなかった者たちへ』は、東日本大震災から9年後の宮城県を舞台に、連続殺人事件の容疑者である青年(佐藤健)と彼を追う刑事(阿部寛)の姿が描かれる。 佐藤はトロフィーを受け取ると、「改めて素晴らしい映画に携わらせてもらえた。みなさんに感謝したい。今ここに立つことができているのは、間違いなく瀬々(敬久)監督を始め、スタッフ、キャストなど支えてくださったおかげ」とコメント。 撮影地である宮城県での撮影も懐かしげに振り返り、「自分が頑張ったというより、現場の空気に身を委ねたことがいい結果に結びついた」と受賞を分析し、「宮城で撮影したんですけど、震災当時の学校とかをスタッフのみなさんが再現してくれて、そこで生まれる空気に身を任せて撮影していた」とスタッフの頑張りに感謝の気持ちを述べる。 一方で、「撮影中はコロナ禍で、普段なら現場が終わった後、みんなでご飯を食べに行ったりするのにそれができなかった。スタッフや共演者とコミュニケーションを取る時間がなかった」とコロナのご時世が故に、共演者やスタッフと距離を置かざるを得なかったことに残念そうな表情も見せる。 特に共演者の阿部寛の存在は大きかったと言い、「阿部さんとの共演をすごく楽しみにしていたけど、ほぼほぼ挨拶するくらいしかできなくて、本当はもっと話したかったなってずっと思っていました。別の機会にこの映画の共演者とまた共演したい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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岸井ゆきの、女優主演賞作で手話とボクシングをトレーニング「コンビネーションミットが得意」役作り明かす
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