橋本大輝
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スポーツ 2023年07月04日 08時00分
侍ジャパン元監督の栗山英樹「全てのスポーツが手を繋ぐ時」WBCを振り返って感慨
侍ジャパン前監督の栗山英樹が6月30日、都内で行われた「令和4年度JOC(日本オリンピック委員会)スポーツ賞」の表彰式に出席した。 >>全ての画像を見る<< 栗山は野球及び、ワールドベースボールクラシック日本代表チーム前監督としての功績を認められ、特別貢献賞を受賞。壇上に上がると、司会者から「楽しんでますか?」と問われ、「最高です」と即答。「今回オリンピック、サッカーのW杯と全ての日の丸が繋がって行ってて、その力をいただいたとWBCの時に感じていたので、(コンサート中の)映像を見て感動しました」と嬉しそうに笑顔で話した。 表彰式には、他にも橋本大輝(体操/体操競技)、江村美咲(フェンシング)、山口茜(バドミントン)、馬場咲希(ゴルフ)、渡部暁斗(スキー/ノルディック複合)、長谷川帝勝(スキー/スノーボード)、三木つばき(スキー/スノーボード)、水田光夏(射撃/パラスポーツ)、宇野昌磨(スケート/フィギュアスケート)、坂本花織(スケート/フィギュアスケート)、山下良美(サッカー・2022FIFAワールドカップ審判員)が出席していたが、栗山は「こんなにも若い選手たちが一同に集まっていて、結構俺感動してます。日本行けるぜって」と他競技の選手との共演にも感激の表情を見せる。 3月にWBCで侍ジャパンを14年ぶり3度目の優勝に導いたが、今年のメンバーについて問われると、「みんながいい野球をやるんだという気持ちを心の中に持っていた」と回顧。「世代も変わってきて、全てのスポーツが手を繋ぐ時なんだなと実感しました。今日会った人たちも個人的に応援して行きたいです」とも述べ、「一流の選手たちが必死になる姿は、多くの人に元気をお届けできるというのを改めて感じれた。野球だけでなく、これだけ若い人たちが人生懸けて、命を懸けて、スポーツをやっている。その姿を見て、また日本が元気になれる。これからも頑張って行きたいです。皆さんも頑張ってください」と呼びかけていた。(取材・文:名鹿祥史)※敬称略
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スポーツ 2023年07月03日 17時45分
宇野昌磨「スローテンポが滑りやすい」持論も 坂本花織とJOC「年度賞 特別栄誉賞」をW受賞
フィギュアスケートの宇野昌磨と坂本花織が6月30日、東京芸術劇場コンサートホールで開催された「オリンピックコンサート2023」に出席した。 >>全ての画像を見る<< オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)がオリンピック・ムーブメントの推進を目的に、オリンピズムに掲げられたスポーツと文化の融合を形にした、オリンピック映像とフルオーケストラが競演するコンサート。今年は“夢の力を信じて”をテーマに開催され、中田延亮が指揮を執り、THE ORCHESTRA JAPANが演奏を務めた。 イベント中に令和4年度JOCスポーツ賞の受賞式も行われ、宇野と坂本は「年度賞 特別栄誉賞」受賞者として壇上に上がると、元オリンピアンで、現在は俳優として活躍する藤本隆宏とトークを行った。 宇野は「昨シーズンは素晴らしいシーズンを送ることができました」と一年を振り返り、「自分がさらにもう一年前のシーズンにめざしていたものを実現させ、その翌年モチベーションを下げることなく、いい一年を送ることができたのは良かったと思います。自分のやりたいことが成し遂げられたからこそ、また新たな自分を見つけ出し、新たな成長に向かって行きたいと思います」と笑顔でコメント。 坂本も「昨シーズンはオリンピックでメダルを取り、世界選手権で初めてメダルをもらった次のシーズンだったので、どうしてもモチベーションが下がってしまって、思うように行かない試合もたくさんあったんですけど、なんとかシーズンの真ん中あたりで気持ちを取り戻すことができました。最後の世界選手権では二連覇も出来ましたが、悔いの残るシーズンではあったので、来シーズンはスタートダッシュからいいシーズンにしたいなと思います」と話した。 宇野は音楽と自分の関わりについても「音楽は割とフィギュアスケートは、アップテンポなものよりスローテンポなものの方が合うと思っています。滑るという特性上、あまり体の動きを止めない、流れのある観点からしてスローテンポの方が滑りやすいのかなって。でも、どの音楽を使うのも自由なので、いい意味でスケートらしくない音楽もまたいいのかなって思います」と持論を述べ、最後に「本当に自分が思い描いていたスケートを、昨シーズン、競技の場で残すことができました。それと同時に、結果をめざしたスケートではなく、自分が小さい頃から思い描いていた、憧れたスケートをどのように表現していくかを、今後、頑張っていきたいです」とコメント。 坂本も「ミラノのオリンピックに向けて今、進んでいるところ。目標として1年1年、大事にしないといけないなと思っています。来シーズンも自分の魅力をしっかりと出せるように、滑っていけたらいいなと思います」と話していた。 表彰式には、他にも橋本大輝(体操/体操競技)、江村美咲(フェンシング)、山口茜(バドミントン)、馬場咲希(ゴルフ)、栗山英樹(野球・ワールドベースボールクラシック日本代表チーム前監督)、渡部暁斗(スキー/ノルディック複合)、長谷川帝勝(スキー/スノーボード)、三木つばき(スキー/スノーボード)、水田光夏(射撃/パラスポーツ)、山下良美(サッカー・2022FIFAワールドカップ審判員)が出席した。(取材・文:名鹿祥史)※敬称略
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スポーツ 2022年06月17日 23時00分
スピードスケート高木美帆がJOCスポーツ賞・最優秀賞「高いところをめざして頑張っていけたら」
北京2022冬季オリンピックで金メダルを獲得したスケート・スピードスケートの高木美帆が16日、都内で行われた「オリンピックコンサート2022」に出席した。 >>全ての画像を見る<< 「オリンピックコンサート」は、オリンピック映像とオーケストラ演奏を融合させ、オリンピックの価値を知ってもらう目的で1997年より毎年開催されている。今回は“夢をありがとう、つなごう明日へ!”をテーマに北京五輪、東京五輪の映像が流され、中田延亮指揮のTHE ORCHESTRA JAPANによる演奏が行われた。途中、合唱でNHK東京児童合唱団やゲストアーティストとしてmiletも参加。ナビゲーターは藤本隆宏が務めた。 コンサートには、高木のほか、北京五輪メダリストの永井秀昭(スキー・ノルディック複合)、村瀬心椛(スキー・スノーボード)、高木菜那(スケート・スピードスケート)、鍵山優真(スケート・フィギュアスケート)、川除大輝(クロスカントリースキー)や、東京五輪メダリストの橋本大輝(体操・体操競技)、山田優(フェンシング)、見延和靖(フェンシング)、加納虹輝(フェンシング)、宇山賢(フェンシング)、喜友名諒(空手)、西矢椛(スケートボード)らが出席した。出席予定だった森井大輝(アルペンスキー)は欠席した。 プログラムの第2部では「令和3年度 JOCスポーツ賞年度賞」の表彰も行われ、最優秀賞に輝いた高木は「私が初めてオリンピックに出場することができたのは15歳の時。そこかたくさんのことがあった。それでも平昌、北京とやって来れたのはみなさんの支えがあったから」と述べ、「今回は一年で夏と冬のオリンピックが開催されました。応援してくださる皆さんも大変な一年だったんじゃないかなって。皆さんと最後まで走り抜けることができてよかったです」と感想を述べる。 今後の目標を聞かれると、「新しい一歩を踏み出そうと決めていて、今日から、一つ一ついろんなことを乗り越えて成長できるように頑張りたい。(この日出演した)miletさんの歌にあるように、高いところをめざして頑張っていけたら」と話した。 miletは東京五輪の閉会式で「愛の讃歌」を熱唱。昨年発表した「Fly High」もNHKウィンタースポーツテーマソングとして北京五輪の中継で流れるなど、五輪を盛り上げた一人だ。「『Fly High』は、ずっと戦っている選手の皆さんの姿を見ながら書いた曲。戦うみなさんのバックで流していただいて嬉しかったですし、選手が頑張っている姿は自分のことのように胸を打ちました」とその「Fly High」制作時の心境などを紹介。 自身もスポーツと縁の深い家庭で育ったと言い、「スポーツ一家だったんです。私も水泳とか様々なスポーツをやっていたんです。しばらくスポーツをすることから離れていたんですけど、見るとやりたくなりますね」と笑顔を見せ、「今日、アスリートがいる前で歌うとなって、胸がいっぱいになっちゃうかなって思っていたけど、初めて生で届けられてとても嬉しかった。ただただ楽しく幸せな時間でした」と感想を述べていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2021年09月15日 17時30分
東京五輪体操金メダリスト橋本大輝選手、ロッテ対オリックス天王山対決で始球式!
千葉ロッテマリーンズは、9月29日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催するオリックス・バファローズ戦(17時45分試合開始)に、地元千葉県成田市出身で、順天堂大学スポーツ健康科学部に所属する東京五輪男子体操競技日本代表、橋本大輝選手が始球式を行うと発表した。橋本選手の始球式は17時40分頃から開催されるという。 なお、当日は地域振興活動の一環として「ALL for CHIBA成田市」のイベントが開催され、「成田市」の市名入りロゴが右袖に掲出されたCHIBAユニホームを着用するとのこと。また、千葉ロッテマリーンズと順天堂大学は医療面・コンディショニング面における提携を結んでおり、今回、橋本選手の始球式が決定した。 橋本選手は、順天堂大学スポーツ健康科学部2年。千葉県成田市出身。2人の兄の影響で6歳で体操を始める。2019年の世界選手権に高校3年生で初出場し、団体銅メダル、種目別鉄棒4位。東京五輪では団体銀メダル、個人総合金メダル、種目別鉄棒金メダルを獲得した。手足の先まで伸びた美しい演技が持ち味で、得意種目は、跳馬、あん馬、鉄棒。日本体操界のレジェンドである内村航平選手に憧れており、内村選手に続く体操界の新星として、期待も高い。 橋本選手は「初めまして。東京オリンピック男子体操競技日本代表、順天堂大学の橋本大輝です。この度大変光栄な事に、始球式をさせていただけるという事でとても嬉しく思います!!ストライクゾーンにボールが行くように頑張ります!!!」とやる気満々な様子。 メダリストでは、オリックスも9月19日(大阪・京セラドーム大阪、対埼玉西武戦)の特別始球式に、東京五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛選手が登板することが決まっており、橋本選手も同じ金メダリストとして、体操同様、美しいフォームで負けられないピッチングを披露したいところだ。 28日からの3連戦は、優勝争いを繰り広げているロッテとオリックスにとって、天王山になる可能性も高く、橋本選手のピッチングがチームに勢いを与えられるのか注目したい。(どら増田 / 写真・球団提供)
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