椋木蓮
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スポーツ 2022年07月21日 17時30分
オリックスD1位ルーキー椋木蓮、惜しい! あと1人でノーヒットノーラン逃す「最後に一番、ダメなボールがいきました」
オリックス・バファローズのドラフト1位ルーキー、椋木蓮が20日、大阪・京セラドーム大阪で行われた北海道日本ハムファイターズ戦に先発。9回ツーアウトまで無安打、3四球のノーヒットノーランピッチングを披露したが、代打の佐藤龍世にセンター前へ運ばれてしまい偉業達成は逃した。プロ2戦目ながら、ここまで116球を投じたルーキーは、マウンドをクローザーの平野佳寿に譲り、大拍手の中、ベンチに戻った。悔しさをにじませたが、チームは3回に吉田正尚が放った10号2ランの2点を守り2-0で勝利。首位、福岡ソフトバンクホークスとのゲーム差を3.5に縮めるとともに、借金を「1」にまで減らしている。椋木は初先発から2連勝で2勝目をマークした。 椋木は9回のマウンドに上がる際、「8回くらいから、1球ずつファンの皆さんが拍手をしてくれていた」そうだが、「その気持ちに応えたい一心で投げたんですけど…最後に一番、ダメなボールがいきました」と苦笑い。「最後は三振を取ろうという欲が出てしまってダメでしたね」とヒットを打たれた場面を振り返った。 完投ペースで投げていたが「自分自身も9回までいけると思っていなかったですし、こうやってチャンスがあったので、なんとか狙いたかったんですけど、最後は体力もなかったですし、まだまだだなと思いました。球数が100球を超えることも今年始めてでしたし、非常にいい経験ができたなと思います」とかなり手ごたえがあった様子。 「自分の持ち味はテンポよくいいボールを投げ込んでいくことだと思っていますし、しっかりとそれを徹底して、いい立ち上がりができました。自分自身も連勝できましたし、チームの連勝にも貢献できたので非常にうれしく思います!この調子で連勝していけるように、少しでもチームに貢献できるようにこれからも頑張っていきます!」と後半戦の飛躍を誓っていた。 ホームランを放った吉田正が「前回も素晴らしいピッチングをしていましたし、今回も最後までワクワクしながら見ていました!ナイスピッチングでした!本当にあと一人というところでしたけど、なかなかこんな経験はできないと思いますし、また彼ならこのようなピッチングをしてくれると思いますので、次はぜひ、期待していいと思います!」と絶賛し、椋木は笑みを浮かべた。オリックスが連覇する上で、キーマンになるかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2022年07月12日 17時45分
オリックスD1位ルーキー椋木蓮が初勝利、中日から移籍の石岡諒太が即活躍で期待される投打の競争!
【オリックス・バファローズ戦績 7.5-7.10】対 埼玉西武ライオンズ大阪・京セラドーム大阪7月5日●オリックス(宮城)4-5(松本)福岡ソフトバンク○7月6日●オリックス(ワゲスパック)4-5(平井)埼玉西武○7月7日○オリックス(椋木)6-2(今井)埼玉西武●対 千葉ロッテマリーンズ大阪・京セラドーム大阪7月8日●オリックス(山岡)1-6(二木)千葉ロッテ○兵庫・ほっともっとフィールド神戸7月9日○オリックス(山本)3-1(小島)千葉ロッテ●7月10日○オリックス(田嶋)10-1(美馬)千葉ロッテ●※カッコ内は先発投手。※83試合、40勝43敗0分けの5位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは5.5ゲーム差。 先週のオリックスは3勝3敗の5割だったが、今後に向けて収穫の多い1週間だったと言えるだろう。 2連敗で迎えた7日の西武戦では、けがで出遅れていたドラフト1位の大卒ルーキー椋木蓮がプロ初登板、初先発で、6回を7奪三振無失点の快投を見せプロ初勝利を挙げた。 椋木は「ここに来るまでに時間が掛かったんですけど、このようにファンの皆さんの前で投げられたのが、一番よかったなと思います!ケガで遅れた分、調整もしっかりできたので、ベストなピッチングを絶対やってるぞという気持ちで今日を迎えました。試合が始まった時は緊張していなかったんですけど、前日から試合が始まるまでは、ずっと緊張していました。最初はリズムも良くなく、3人で抑えることができなかったんですけど、後半はいつも通り投げられたのでよかったと思います。無失点でいきたいという気持ちもあったので、それが結果に結びついてくれてよかったです!この調子で最後まで一軍に残れるように、そしてチームの勝利に少しでも貢献できるように頑張りたいと思います!」と力強く語った。 そんな椋木に勝利をプレゼントしたのは杉本裕太郎だった。6回に決勝点となる先制タイムリー二塁打と、7回にも貴重な追加点となるタイムリー安打を放つなど、2安打3打点の大活躍を見せた。 杉本は椋木のインタビューを聞いて「とてもほっこりしました(笑)」と笑う。「ルーキーがすごいプレッシャーの掛かる中、いいピッチングをしていたので、なんとか勝ち星を付けたいという気持ちで打席に入っていました!7回はもう少しピッチャーを楽にしてあげたいという思いで打席に入っていましたし、2塁ランナーの山足(達也)がすごく足が速くて助かりました!まだまだ打てる日と全然ダメな日の差が激しいので、もう少し安定感を出せるように頑張ります」と笑顔を見せていた。 神戸に舞台を移して行われたロッテとの2連戦。初戦はエースの山本由伸が、8回を11奪三振1失点の好投で今季9勝目を決めた。 山本は「立ち上がりから、しっかりといいボールが投げられたので、本当に勝ち切れてよかったです!ブルペンからすごく調子もよかったので、自信を持って投げられたと思います。ランナーを出す場面も多かったんですけど、なんとか粘り強く、しっかりと強いボールを投げられました。8回は1点も許せない場面だったので、若月(健矢)さんを信じて、とにかく思い切り腕を振りました!きょうは神戸のファンの方々の前でいい試合ができてよかったです!これからも頑張ります!」と語った。 さらに2日目は田嶋大樹が、7回2/3を1失点に抑え、5勝目をマーク。打線も今シーズン初の二桁得点となる10得点と爆発した。 田嶋は「最初はあたふたしてしまったんですけど、なんとか流れを持ってくることができてよかったです!しっかりと目的を持って、投げるべきボールを投げられたところがよかったと思います。きょうはクイックの方が安定していたので、これで行こうかなと思って投げていました。野手の方々にたくさん点を取っていただいて、2回以降がよかったのも野手の方々のおかげです!また次に投げる時は、チームにしっかりと貢献できるように頑張っていきたいと思います!」と試合中に修正できたことを明かしている。 また8回に第2号2ランHRを放つなど、4安打3打点と大活躍した中川圭太は「きょうはすごい、でき過ぎかなと思います。6回は後ろに(吉田)正尚さんがいるので、つなぐ意識で打席に立っていました。ホームランの手応えはよかったかなと思います!チームの雰囲気もいいと思いますし、一試合一試合を大切に、勝ちにこだわってやっています!」と語った。好調の理由はつなぐ気持ちにあるようだ。 また後藤駿太とのトレードで中日から移籍したばかりの石岡諒太が1番レフトでスタメン出場し、5回には移籍後初安打となるツーベースを放つなど2安打、守備でもファインプレーで貢献した。 ヒーローインタビューに呼ばれた石岡は「お立ち台は初めての経験なので、すごく緊張しているんですけど、移籍後初スタメンで結果が出てくれてよかったです!めっちゃ気持ちいいです!いつもやっているような感じでいこうと思っていたんですけど、試合に出るとやっぱり緊張してしまったので、そこは少し悔しいですが、でもその中で3打席目にヒットが出てくれたのでよかったです!チームはみんな気さくで積極的に話しかけてくれているので、すごくチームになじみやすいです!」と新天地に感謝。ファンに「はじめまして、石岡です!常に全力プレーをしていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」と自己紹介した。 椋木の初勝利と、石岡の加入により、投打ともに良い意味で競争が生まれるはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月13日 17時30分
オリックスが新入団会見、D1位の椋木蓮「最終的には守護神をやりたい」将来のクローザーに意欲!
オリックス・バファローズは11日、大阪市内のホテルで『新入団発表会見』を行った。今年のオリックスはドラフト会議で、支配下7選手、育成3選手を指名、契約をしている。 会見に出席した中嶋聡監督は「始めに、うちのスカウト陣に才能ある選手を獲得して頂き感謝したいと思います。今年のドラフトは欲しいと思う選手を全部獲れたという印象です。この選手たちが全日本や侍ジャパンに選ばれるようなところまで指導していきたいと思います。皆様、任せてください。今年のシーズンは全員で戦いました。新人だろうがベテランだろうと関係なく全員が優勝のピースだと思っています。その中には、もちろんこの10人もピースに入って欲しいですし、なってくれると思っているので選手の皆さんは頑張ってください」と新入団選手たちにエールを送った上で、「プロ野球はとても厳しい世界です。10名の選手が入りましたが、十数人の選手が辞めていきました。その選手たちが初めに思う事は「後悔」だと思います。1日1日のあれをやっていれば良かったなど思い、今後悔していると思います」と戦力外となった選手の気持ちを話し、「そういう選手にならない為にも、今日より明日、明日より明後日、毎日上手くなりたいと思って野球をしてほしいと思います」と期待を込めた。 最後に「来年はリーグ連覇をめざしてやっていきますので、この10名がしっかり戦力として入っている事を願って挨拶としたいと思います」と語った指揮官は、10人の選手を“戦力”だとハッキリ言った。今年は高校生を1人しか指名しなかったことからも、選手層をより厚くするドラフトだったと言えるだろう。 「MAX154キロの伸びのあるストレートと斜めに鋭く曲がるスライダーが武器。先発でもリリーフでも対応でき、1年目からフル回転の活躍が期待される即戦力投手」というドラフト1位の東北福祉大学、椋木蓮は「(ユニフォームは)テレビで見るより生で見た方がデザインがカッコよかったので、早く色々なユニフォームを着たいと思いました。また、ユニフォームを着て皆さんに投げている姿を見て頂けたらと思います。(東北楽天)イーグルスの岸投手に憧れているので、伸びるストレートだったり、隅に投げるコントロールを参考にして工夫して投げていたので、そういう投手になれたらと思います。チームの連覇に向けて少しでも戦力となれるように、また日本一になれるように自分も頑張っていきたいと思います」と自身をアピール。さらに「最終的には守護神をやりたいです」と大学時代も経験していたクローザーを目標に掲げていた。 現在、クローザーはベテランの平野佳寿が務めているが、セットアッパーのヒギンスが退団しており、チーム状況によっては先発に限らず後ろを任される可能性もありそうだ。今シーズンのリーグ優勝を経たチームは、来シーズン日本一に向かう戦いになるだけに、椋木らルーキーにかかる期待は大きい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年10月13日 11時30分
オリックス中嶋監督ドラフト1位、椋木蓮を「高い能力を持つピッチャー」と評価!
プロ野球ドラフト会議が11日、都内のホテルで行われた。10日の時点での順位が指名順に反映されており、オリックスは12球団の最後に指名となったが、東北福祉大の右腕、椋木蓮を一本釣りしている。 中嶋聡監督は「ボールの強さがあり、スライダーのキレもある。高い能力を持つピッチャー。全ての可能性を持っている。投げているのを見て考えたい。エース候補として考えている」と指名直後にコメント。期待を寄せていた。 オリックスが指名した選手と担当スカウト、スカウトの評価は次の通りだ。1位椋木 蓮(むくのき れん)投手右投 右打東北福祉大学担当スカウト上村和裕MAX154キロの伸びのあるストレートと斜めに鋭く曲がるスライダーが武器。先発でもリリーフでも対応でき、1年目からフル回転の活躍が期待される即戦力投手。2位野口 智哉(のぐち ともや)内野手右投 左打関西大学担当スカウト谷口悦司走攻守全てのレベルが高く、大学1年から日本代表候補に選ばれた身体能力を持つ。アマチュア球界№1の肩の強さを活かした守備にパワフルな打撃も魅力の選手。オリックスJr.出身。3位福永 奨(ふくなが しょう)捕手右投 右打國學院大学担当スカウト小松聖・上村和裕抜群のキャプテンシーでチームを勝利に導き、安定したスローイングと長打力のある打撃が魅力。視野も広く、将来的にはチームを引っ張る主力捕手としての期待も大きい選手。4位渡部 遼人(わたなべ はると)外野手左投 左打慶應義塾大学担当スカウト早川大輔1塁駆け抜け3.7秒の俊足が魅力で、外野手としての捕球センスも抜群。将来的にはレギュラーも狙える好素材。5位池田 陵真(いけだ りょうま)外野手右投 右打大阪桐蔭高校担当スカウト谷口悦司無駄な動きが無く、インパクトに爆発的な力を伝えられるスイングで、センターから右方向へも本塁打が打てる。緊張したことが無いというメンタルの強さが、チャンスの場面でもアグレッシブなプレースタイルを可能にしている。オリックスJr出身。6位横山 楓(よこやま かえで)投手右投 両打セガサミー担当スカウト上村和裕コンパクトなテイクバックからスピンの効いたMAX153キロのストレートとキレのある変化球で空振りが取れるパワーピッチャー。7位小木田 敦也(こぎた あつや)投手右投 右打TDK担当スカウト上村和裕ストレート、スライダーのキレで空振りが取れる。即戦力としての期待がかかる実戦派右腕。育成1位山中 尭之(やまなか たかゆき)外野手右投 右打茨城アストロプラネッツ担当スカウト上村和裕持ち前のフルスイングから放たれる長打力が魅力。将来の大砲候補。2位園部 佳太(そのべ けいた)内野手右投 右打福島レッドホープス担当スカウト小松聖逆方向にも大きい当たりを放つなど、長打力が魅力の内野手。3位大里 昂生(おおさと こうせい)内野手右投 左打東北福祉大学担当スカウト上村和裕内外野を守れるユーティリティプレイヤー。ボールへのコンタクト、選球眼に優れており、出塁率が高い選手。球団は今後、交渉権を獲得した選手に指名挨拶をした上で、仮契約を締結。12月中旬以降に新入団選手発表会見が行われる見込みだ。(どら増田 / 写真・Rinco)
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