志村けんのだいじょうぶだぁ
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芸能ニュース 2020年05月09日 12時30分
“昭和の笑い”の評価を大幅にアップさせた志村けんさんの功績
3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したタレント・志村けんさんだが、亡くなった後も往年のコントが、ネットやテレビ番組で続々と公開されている。 志村さんが所属していた「イザワオフィス」は、先月18日から同社の公式YouTubeチャンネルで、再編集したフジテレビ系コント番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」の動画を期間限定で公開。 動画は全10本で、そのうち9本を広告付き動画に設定。動画視聴によって得られる広告の収益は、必要経費を除いて日本赤十字社に寄付されるという。 また、志村さんの冠番組シリーズの新番組「志村友達」が、先月28日からフジテレビ系でスタート。MCは公私ともに志村さんと親しかった、お笑いコンビ・千鳥の大悟と、アンタッチャブルの柴田英嗣が務め、MCとゲストがこれまでの爆笑コントの映像を見ながら、志村さんとの思い出話を繰り広げる。 「所属事務所が公開した動画のうち、特に人気なのが、薬物事件で逮捕を繰り返す田代まさし氏が出ている1本目の動画で、4月末までの再生回数が520万回を突破。ほとんどのコントに出ているが、志村さんとのコンビネーションは絶妙。事務所はよくぞ、その動画を公開したという感じ」(テレビ局関係者) 志村さんの死後、関連するDVDは複数のタイトルが売れ筋となっているが、特に初期の作品はパワハラ・セクハラのオンパレードだ。 「夫婦コントで研ナオコに『ひどい顔だねぇ』と言い放って、鼻の穴に指を突っ込むなど、今のコンプライアンスだったらアウト。しかし、“ギリギリ”のラインまで攻めてこそ、視聴者を引きつけることができると思うので、“昭和の笑い”のクオリティーの高さはとても参考になる」(30代前半の放送作家) 今後、志村さんのコントは「お笑い道」を志す人々にとっての格好の“教材”となりそうだ。
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芸能ニュース 2020年04月29日 12時20分
笑いでなく「泣き」を追求、志村けんさんの「シリアス無言劇」シリーズとは
3月29日に70歳で亡くなった志村けんさんは、コントを通してストイックに笑いを極めた男として知られる。そんな彼が、90年代には「笑い」ばかりではなく、「泣き」も追求していたのは、あまり知られていない。 その集大成とも言えるのが、人気番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)内で放送された「シリアス無言劇」と呼ばれる一連のシリーズである。 タイトルの通り、セリフはなく、オカリナ奏者の宗次郎による『悲しみの果て』のBGMに乗せて、志村さんと、当時の相棒として活躍していた石野陽子(現・いしのようこ)がサイレントドラマを繰り広げる。 その内容は、老人役の志村さんが過去を回想しながら死を迎えるといった、切ない余韻を残すものから、妻であった石野が自分の元を去ったため、志村さんが男手一つで子供を育てるも、アルコール中毒と過労の果てに血を吐いて死ぬといった、救いのない展開まで多くの内容が見られた。子供ながらに「トラウマ」となった視聴者も多いようだ。 伊集院光は志村さんの死を受けて、ラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)で、この企画について語っていた。かつて、伊集院が志村さんから聞いたところによれば、「悲劇は喜劇より上」「笑わせるのは簡単だが泣かせるのは難しい」と批判する人がおり、悔しさを感じた志村さんは泣ける悲劇コントを思い立ったのだという。さらに笑いの中に突然、悲しいドラマが始まり、再び笑いが始まる流れも意識していた。志村さんは笑いの作り方において、「メリハリ」を好んだ。ナインティナインの岡村隆史にも酒の席で、「本命のネタを生かすために、捨てるネタがあっても良い」といったバランスの取り方を説いていた。「シリアス無言劇」はまさにそうした作品と言える。 「シリアス無言劇」は長いものだと、30分近い作品もあった。実に番組の半分を占める分量だが、視聴率が落ちることはなかったという。それだけ志村さんの作り上げるコントのクオリティの高さが、際立っていたと言えるだろう。
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芸能ニュース 2020年03月05日 21時00分
志村けんのコント、「オチがよめる」のに絶賛が殺到したワケ 「このタイミングに最高」の声も
3月4日、コメディアンの志村けんの特別番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)の最新作が放送された。 『だいじょうぶだぁ』は1987年から1993年まで6年間にわたり放送され、レギュラー終了後も年に数回、特別番組が組まれる人気番組である。 今回の放送は「笑いで頑張れニッポンSP」と題し、新型コロナウイルスの流行など暗い話題が多い中、『だいじょうぶだぁ』は昭和時代から変わらない笑いを提供したとしてネットで評価されているようだ。 この日の『だいじょうぶだぁ』は、志村がドリフ時代から行っている「わんこそば(そうめん)の早食い」や「腰の悪い寿司屋」、「弱いと思っていた相手に入れ墨が入っていた」ネタ、「ひとみばあさん」など、往年の鉄板コントを次々と披露。 ネットでは「昔から見てるけど『だいじょうぶだぁ』は変わらなくて安心する」「相変わらず安定のおもしろさ」「だいたいオチは読めるけど、それがいい」など、令和の時代になっても変わらない人気ぶりを見せた。 現に、3月4日は新型コロナウイルスの影響により全国規模で大きなイベントが中止になったり、仕事も含め外出ができなくなるなど、家にこもる人が大勢いたとみられ、親子そろって『だいじょうぶだぁ』を視聴する家庭もあったという。そんな家庭にとって『だいじょうぶだぁ』の放送はベストマッチとなったようだ。ネットでも「このタイミングに志村のコント最高だな」「何も考えるに楽しめるわ」など、暗い話題が多い中、絶賛の声が集まった。 タイトル通り「笑いで頑張れニッポンSP」で日本全国に笑いを届けた『志村けんのだいじょうぶだぁ』。先日、70歳になったばかりの志村だが、その笑いを届けるパワーはまだまだ若い世代には負けていない。今後も日本に勇気を与えてくれるであろう。
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