御嶽海
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スポーツ 2022年01月26日 19時45分
新大関・御嶽海、昇進式で見せた“弱点”が話題「めっちゃ顔こわばってる」3年前に『笑神様』でカミングアウト?
日本相撲協会の公式ユーチューブチャンネルが26日、御嶽海の大関昇進伝達式を生配信。式での御嶽海の様子がネット上で話題となった。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 御嶽海は、同日に開かれた協会臨時理事会で新大関昇進が正式決定。理事会後に協会の使者として出羽海部屋を訪れた春日野親方(元関脇・栃乃和歌)、大鳴戸親方(元大関・出島)から昇進を伝えられ、「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道にまい進して参ります。本日はありがとうございました」と口上を述べた。式終了後には、師匠・出羽海親方(元幕内・小城ノ花)、家族、関係者らとの記念撮影に臨んだ。 注目が集まったのは撮影時に用意された、自身の胴体ほどの長さのお祝いの鯛を目前にしたときのことだった。御嶽海は、報道陣の求めに応じ鯛を右手でゆっくり持ち上げ、口を真一文字に結んで神妙な表情を見せた。さらに、撮影終了後は「おぉ!」と声を上げながら鯛を降ろすと、それまで鯛を持っていた右手を見ながら「うわっ」というような表情を浮かべた。 この御嶽海の様子を受け、ネット上には「鯛持つ時の御嶽海めっちゃ顔こわばってなかった?」、「ちょっと前に生きた魚は苦手って言ってたけど、生きてなくてもダメなのか」、「持ってた手見ながら顔色曇らせてたし、魚への苦手意識は3年前から変わってなさそう」と、過去の発言を引き合いに出したコメントが多数寄せられた。 御嶽海は2019年10月30日放送の『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)に出演した際、魚への苦手意識を明かし話題を呼んでいる。同放送では御嶽海、阿炎(当時小結)、お笑いコンビ・バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)、歌手のDream Amiの5名が山梨県でロケを敢行。“出身のフィリピンにはすっぱいスープがあるが、すっぱいちゃんこはなかなかないので作りたい”という御嶽海の願いを実現するため、県内の食材や調味料を集めて回った。 その中で、マスの養殖場を訪れた一行は御嶽海、阿炎、Dream Amiの3名がいけすの中に入り網でマスを捕まえることに。ここで御嶽海は「あの…生きた魚触れないっす」とカミングアウトし、いけすの中に入った後は「うわぁー!」、「(マスが足に)当たる! 当たる!」と絶叫。また、阿炎からマスの入った網を近づけられて後ずさりする様子も見せ、そのギャップで周囲を驚かせていた。 すると、阿炎がマスを1匹両手でつかみ、前に差し出しながら御嶽海に接近。これに、御嶽海は「待って待って待って待って待って! 本当にごめん本当にごめん、ほんっとうにごめん! ガチだから! ガチのやつ! ガチ!」と大慌て。さらに、「(マスが)触ってって言ってる、ほら」と阿炎に乗せられ、マスを人差し指で軽くつついた後も「あー!」と絶叫していた。 この一連の様子に、当時のネット上には「魚相手の慌てっぷりが面白すぎ」、「普段大男たちとぶつかりあってる力士が、小さい魚にビビり倒してるのは意外過ぎる」と、驚きの声が上がっていた。 放送から約2年、今回の昇進式で魚への苦手意識に再び注目が集まった御嶽海。一部からは「横綱昇進伝達式でも鯛との格闘が見れるのか楽しみ」と、今後の横綱昇進、そして鯛との“再戦”に期待する声もあった。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC6ZZhovRZpUA4VafgBdECZQ
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スポーツ 2022年01月21日 15時30分
大相撲、初場所は阿炎の優勝が濃厚に?「ジンクス通りならいける」期待の声高まる、御嶽海・照ノ富士の失速も追い風か
20日に行われた大相撲1月場所12日目。平幕・阿炎が優勝争いトップタイに浮上しネット上で話題となっている。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 前日まで「9勝2敗」の阿炎はこの日、同「6勝5敗」の関脇・隆の勝と対戦。阿炎は立ち合いから、テンポのいいもろ手突きを繰り出し隆の勝を圧倒。のけぞった相手の懐に潜り込むと、頭をつけながら強烈な押しを見舞い隆の勝に土俵を割らせた。 格上相手に2敗を守った阿炎の取組の後、ここまで1敗だった関脇・御嶽海、横綱・照ノ富士がそれぞれ敗戦。この結果、今場所の優勝争いは残り3日で阿炎、御嶽海、照ノ富士が2敗同士で並ぶ状況となった。 阿炎の優勝争いトップタイ浮上に、ネット上には「ここに来て三つ巴の展開になるとは予想外」、「阿炎の勝利は予想できても、御嶽海、照ノ富士の共倒れはほとんどのファンが読めなかったのでは」と驚きの声が寄せられた。一方、「過去の傾向も考えるとこのまま阿炎が突っ走りそう」、「ジンクス通りなら、ここから抜け出して初優勝も十分いける」と、今後の優勝争いは阿炎が優勢ではないかと予想するコメントも多数みられた。 1月場所では2016年から昨年まで6年連続で、過去に優勝経験のない力士が場所を制している。年末年始を挟む場所前調整の難しさなどが波乱続出の理由とされているが、今場所も過去の傾向通りに、優勝未経験の阿炎が賜杯をつかむのではと期待を寄せるファンも少なくないようだ。 「阿炎が残り3日間で賜杯を争う御嶽海、照ノ富士はどちらも番付では格上の力士。ただ、御嶽海は直近3日間で2敗と終盤に入ってからは失速気味。また、照ノ富士は12日目の小結・明生戦で肩透かしを食らい土俵下へ転落した際、左膝に手を置きながら慎重に立ち上がるなど同箇所を痛めたようなそぶりを見せています。両名にそれぞれ不安要素が見られることも、阿炎の初優勝を推す声が高まっている一因となっているようです。なお、阿炎は仮に今場所優勝を果たせば、次の3月場所は自身最高位となる関脇への昇進が濃厚。また3、5月場所でも好成績を挙げれば、2018年5月場所後の栃ノ心(現平幕)以来となる、平幕優勝を起点とした大関昇進が実現する可能性も浮上します」(相撲ライター) 取組後の報道では、日本相撲協会・八角理事長も「いいんじゃないですかね、阿炎の方がね、プレッシャーのないところでやってるのが一番」と期待を寄せたことが伝えられている阿炎。本日13日目は御嶽海との“相星決戦”が予定されているが、初優勝へこのまま突き進むことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月19日 15時30分
大関・御嶽海に「悪癖がとうとう顔を出した」心配の声 格下相手になすすべなく完敗も、八角理事長は今後を楽観視?
18日に行われた大相撲1月場所10日目。今場所初黒星を喫した関脇・御嶽海の相撲がネット上で物議を醸している。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 前日まで9戦全勝の御嶽海はこの日、「3勝6敗」の平幕・北勝富士と対戦。御嶽海は立ち合い、相手に頭からぶつかりつつもろ差しを狙うが、北勝富士の強烈なおっつけで差し手を封じられてしまう。そこからじりじりと土俵際に追い込まれると、苦し紛れの引きも不発に終わり、あえなく土俵を割った。 同日のNHK大相撲中継では、取組後に花道でリプレイ映像を確認することなく支度部屋に下がったと伝えられた御嶽海。同戦を落とし、ここまで単独トップを走っていた優勝争いでも横綱・照ノ富士に並ばれてしまった。 御嶽海の敗戦を受け、ネット上には「ここまで我慢してきた悪癖がとうとう顔を出したか」、「今日の黒星から、今までのような失速が始まりそうで不安しかない」と今後を心配する声が寄せられた。 御嶽海はこれまで後半戦に星が伸び悩む場所が目立っている力士で、先場所も前半8日間は「7勝1敗」と好調の一方、後半7日間は「4勝3敗」と勝ち越しがやっと。15日間を乗り切るスタミナ・集中力が不足していることが失速の原因ともされているが、今回の敗戦をきっかけに今場所でも失速が始まるのではと危惧しているファンは少なくないようだ。 一方、「今日は御嶽海が悪いというより相手の戦略が良すぎた感じがある」、「御嶽海は一応やることはやってたし、11日目以降に尾を引くような展開にはならないと思う」と、今回の敗戦は残り5日間には影響しないとする意見も多数みられた。 「今場所の御嶽海は立ち合い差しにいきながら前に出る相撲で白星を量産。10日目も出足よく両腕を差しにいこうとはしていましたが、瞬時におっつけた北勝富士にうまく対応された形です。また、北勝富士は立ち合い優勢の状況から安易な引き・たたきを仕掛け勝機を手放すことも少なくないのですが、この日は前に圧力をかけ続け逆に相手を引かせました。そのため、一部ファンは御嶽海がミスを犯して負けたわけではないとして、敗戦のショックを引きずることは考えにくいとみているようです」(相撲ライター) 取組後の報道では、相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が「これぐらい完璧に負ければ、開き直れるでしょう」とコメントしたことも伝えられている御嶽海。大関・正代(4勝6敗)と対戦予定の11日目から立て直しを見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月17日 15時30分
関脇・御嶽海、無傷8連勝のコメントに心配の声 審判長の全勝要求が大きな重圧に? ノルマ未達成での昇進に期待も
16日に行われた大相撲1月場所8日目で8勝目を挙げた関脇・御嶽海。取組後に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 前日まで7戦全勝の御嶽海はこの日、「3勝4敗」の小結・大栄翔と対戦。御嶽海は立ち合い、大栄翔から強烈な突っ張り・のど輪を受けるも、両腕を相手の脇の下にあてがいながら我慢。その後、大栄翔が引き技を狙ったところに乗じて前に出ると、相手を抱え込みながら一気に土俵外に押し出し。優勝争い単独トップをキープする無傷の8連勝を飾った。 ただ、取組後の報道によると、御嶽海は約3年ぶり(2018年7月場所以来)に前半戦を負けなしで終えたことについて「最高ですね」と喜びを口にした一方、「勝っている時はいつも短く感じるのに今場所は長い。いろいろ考えてしまう」と、これまでとは違い一日一日を長く感じている旨も明かしたという。 御嶽海の発言を受け、ネット上には「場所前に審判長が言った大関とりのハードルが重荷になってないか?」、「伊勢ケ濱審判長の15戦全勝要求もプレッシャーの一因になっているのでは」と相撲協会・伊勢ケ濱審判部長(元横綱・旭富士)に対する批判が挙がった。 御嶽海は直近の2場所で関脇として計20勝を挙げており、今場所13勝以上をマークすれば“三役以上で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安をクリアする状況。その大関とりについて、伊勢ケ濱審判部長は今場所前に「全勝優勝すればそういう話になるんじゃないですかね」と15戦全勝優勝すれば可能性があると語り物議を醸しているが、この発言がプレッシャーにつながっているとみているファンも少なくないようだ。 一方で、「現大関の不甲斐なさを考えると、最後まで優勝争いすれば大関にはなれそうだから力まず頑張って」、「全部勝たなくても、最後まで優勝争い絡んで照ノ富士も倒せば昇進できると思うぞ」などと、ネットでは今場所後の大関昇進に期待を寄せる声も多い。 「伊勢ケ濱審判部長は、約5年三役で停滞している御嶽海が大関に値する実力を有しているのかを見極めるために、あえて昇進ノルマを大きく上回る厳しい条件を課したのではとみられています。ただ、今場所は8日目終了時点で、4日目から休場中の貴景勝の負け越しが決定。また、正代も『4勝4敗』で早くも優勝争いから脱落と、現大関陣が全く役割を果たせていない状況です。そのため、一部ファンは御嶽海が仮に全勝優勝を逃したとしても、結果・内容次第では審判部が昇進を認める展開になるのではと予想しているようです。具体的には、後半戦で対戦する横綱・照ノ富士を下した上で、昇進ノルマとなる13勝以上を挙げればかなり機運は高まるのではないでしょうか」(相撲ライター) 前回初日からの8連勝をマークした2018年7月場所では、「13勝2敗」で自身初優勝を果たしている御嶽海。この時の成績にどこまで迫れるかも、今場所後の大関昇進可否を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月14日 15時30分
大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?
13日に行われた大相撲1月場所5日目。同日のNHK大相撲中継に正面解説として出演した舞の海秀平氏(元小結)の発言がネット上で物議を醸している。 >>元横綱・白鵬に舞の海氏が「残念ながら汚点」 TV中継中の辛らつ発言が物議、今後の“共演”は絶望的に?<< 問題となっているのは、大関・正代対平幕・玉鷲の取組終了直後に飛び出た発言。この一番は正代が立ち合いから玉鷲の鋭い出足に押され、なすすべなく土俵外に押し出されたという相撲内容だった。 早くも今場所2敗目を喫した正代に対し、舞の海氏は「若干立ち遅れはあります。ただ、立ち遅れてもなんとかするのが大関ですよね」と苦言。さらに、「正代がふがいないと、御嶽海の大関とりの基準がどんどん厳しくなっていくのではないかと、そこは心配ですね。相撲協会としては、弱い大関を作るわけにはいかないですからね」と、正代の不振は関脇・御嶽海の大関とりにも悪影響を及ぼすのではと危惧した。 舞の海氏の発言を受け、ネット上には「正代・御嶽海の双方に対して失礼極まりない発言」「無関係の力士の名前を持ち出してまで正代を腐すのは不快」と批判が寄せられた。一方、「2人の成績考えると言われても仕方ない面もある」、「どっちもそんなに成績安定してるわけじゃないしなあ」と擁護のコメントも多数挙がった。 「正代は関脇として臨んだ2020年3月場所~9月場所(5月場所は新型コロナの影響で中止)にかけ昇進目安にあと1勝に迫る32勝を挙げたこと、9月場所で初優勝を果たしたことが評価され大関に昇進。ただ、それ以前は2年ほど平幕上位~中位で停滞しており、昇進後も2021年11月場所終了時点で優勝0回、2ケタ勝利クリア1回とほとんど結果を残せていません。一方、御嶽海は関脇として直近2場所計20勝、今場所は無傷の5連勝と現在は好調ですが、昨年は2ケタ勝利が2回のみで優勝争いにもほとんど絡めず。そのため、一部ファンの間では大関昇進を預かる審判部が“正代の再来”を恐れて、成績に安定感が出てくるまで御嶽海は昇進させないのではという見方も散見されます」(相撲ライター) 御嶽海の大関とりについては、相撲協会・伊勢ケ濱審判部長(元横綱・旭富士)が今場所前に「全勝優勝すればそういう話になるんじゃないですかね」と、15戦全勝で優勝すれば可能性があると語ったことが伝えられている。ただ、一部からは「仮に全勝優勝しても、確変扱いされて昇進が実現しない展開もあるのでは」という見方も浮上している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月07日 20時30分
伊勢ケ濱審判部長、大関狙う御嶽海に“全勝”要求し「さすがに厳しすぎ」の声も 近年の体たらくぶりも影響か
9日から開催予定の大相撲1月場所(9~23日/東京・両国国技館)に、東関脇として出場予定の29歳・御嶽海。7日に伝えられた、相撲協会・伊勢ケ濱審判部長(元横綱・旭富士)からのコメントがネット上で物議を醸している。 >>関脇・御嶽海に審判長が「彼は期待を裏切ります」 3連勝後の辛らつコメントが物議、直近の結果から同調の声も<< 御嶽海は先々場所の2021年9月場所で9勝、先場所の同11月場所では11勝をマーク。迎える今場所では13勝以上を記録すれば、“三役以上で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安をクリアする状況となっている。 しかし、7日の取組編成会議後に取材に応じた伊勢ケ濱審判部長は、御嶽海の大関取りについて「数字じゃない。それはあくまで目安であって、相撲の内容とかそういうのがありますから」、「全勝優勝すればそういう話になるんじゃないですかね」とコメント。15戦全勝で優勝しない限りは、八角理事長(元横綱・北勝海)に昇進を審議する臨時理事会の開催を要請することは考えにくいと明かしたという。 伊勢ケ濱親方の発言を受け、ネット上には「全勝以外は昇進NGってさすがに厳しすぎないか」、「目安クリアで上げなかったらそれはそれで問題なのでは」と驚く声が続出。一方「名ばかり大関になっても困るしハードル上げるのは当然」、「去年はほとんど好成績出してないから昇進渋られるのも仕方ない」と理解を示すコメントも多数挙がった。 「御嶽海は当時24歳だった2017年3月場所ごろから三役に定着し始めましたが、そこから現在まで大関の座をつかめずに停滞している力士。昨年も全6場所で三役に在位しいずれも勝ち越しはしたものの、このうち2ケタ勝利をクリアしたのは2回のみと優勝争いにはほとんど絡めませんでした。大関は横綱への対抗馬、下位力士の壁として毎場所優勝争いに絡むような数字が求められる地位ですので、伊勢ケ濱親方は御嶽海が大関に値する実力を有しているのかどうか懐疑的にみているのかもしれません」(相撲ライター) 過去に2度優勝経験はあるが、15戦全勝を記録したことはない御嶽海。先場所は前半8日間が「7勝1敗」だった一方、後半7日間は「4勝3敗」と急失速するなどスタミナ・集中力不足が浮き彫りとなっているが、今場所は課題を払しょくし伊勢ケ濱親方をアッと言わせることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月01日 11時00分
2022年、予想外の進化を遂げたダークホースが大関昇進? “王手”の御嶽海だけじゃない有力候補たち
鶴竜(現鶴竜親方)、白鵬(現間垣親方)の両横綱の引退、照ノ富士の横綱昇進と、角界の勢力図が塗り替えられつつあることが印象的な1年となった2021年の大相撲。2022年は照ノ富士一強の時代が訪れるのか、それとも貴景勝、正代の現大関陣が待ったをかけるのかに注目が集まっている。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 一方で、多くのファンが期待しているのが現大関陣に割って入る新大関の誕生。昨年は2016年以来5年ぶりに大関昇進力士が出なかったが、今年はその座を狙えそうな有力候補がいる。 1月場所にいきなり大関とりがかかるのが関脇・御嶽海。昨年は1年通じて三役の座をキープし続けており、直近2場所では計20勝をマーク。1月場所で13勝以上をマークすれば“三役で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安を満たす状況となっている。 ただ、御嶽海は過去に「13勝2敗」で初優勝を果たした2018年7月場所以外に、13勝以上の白星を挙げた経験はなし。これまでは後半戦に星が伸び悩む場所が目立ち、2021年11月場所3日目(同月16日)には錦戸審判長(元関脇・水戸泉)から「彼は期待を裏切りますから。強い御嶽海と弱い御嶽海がいるから、なんともねえ」と調子にムラがあると指摘されている。同場所も前半8日間は「7勝1敗」と好調の一方、後半7日間は「4勝3敗」と勝ち越しがやっとだったため、1月場所での大関とり実現には後半に失速する課題の払しょくが必要不可欠だ。 平幕・隆の勝は2021年、1~5月場所まで関脇に在位していたが、5月場所で「5勝10敗」と大きく負け越し平幕に転落。翌7月場所以降は「8勝7敗」、「7勝8敗」と平幕上位の座はキープしながらも停滞が続いていたが、11月場所は「11勝4敗」と大きく勝ち越し敢闘賞を受賞。次場所の返り三役を確実にした。 敢闘賞受賞後の会見では「自分の立ち合いで前へ出る相撲が多く取れた」と、立ち合いから鋭い出足で圧力をかける取り口を好成績の一因に挙げた。過去に4場所在位した三役では計「30勝30敗」と五分にとどまっていることもあり、これまでは大関候補に推す声は少なかったが、先場所11勝の原動力となった出足の鋭さを1月場所以降も維持・洗練できれば、昇進目安をクリアできるレベルで成績が安定する可能性は十分だといえるだろう。 御嶽海、隆の勝とは違い現在は幕内下位だが、ここから次期大関へ大化けしそうなのが平幕・阿炎。阿部は当時平幕だった2020年7月場所中に、新型コロナ感染予防の協会ガイドラインを破り複数回キャバクラに足を運んでいたことが発覚。これにより協会から3場所連続出場停止、50%の減給5カ月という処分が下された。ただ、処分が明けた2021年3月場所から2場所連続で幕下全勝優勝を果たし十両に復帰すると、7月場所は「11勝4敗」、翌9月場所は「13勝2敗」で十両優勝を飾り幕内に復帰。さらに、11月場所でも「12勝3敗」と優勝次点の成績をマークした。 処分前の阿炎はそれまで小結に4場所在位(31勝29敗)した経験があったものの、攻守両面ですぐに引く癖があったことなどからこれ以上の地位は望めないという見方もされていた力士。ただ、処分後は出場停止期間中に自身を見つめ直したのか、一転して引きを我慢し前に出続ける相撲で白星を量産。11月場所中には協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が『スポーツ報知』(報知新聞社/電子版/2021年11月28日付)の記事内で「プレッシャーとか大変だったが、よく早く帰ってきた」と復帰後に番付を戻し続けている点を評価した。1月場所以降も悪癖を払しょくしたまま相撲が取れれば2022年前半で三役復帰、そして後半で大関とりのチャンス到来という展開が訪れたとしても全く不思議ではない。 照ノ富士一強時代の到来阻止には、現大関陣の奮闘はもちろん下からの突き上げも必要となる。迎えた2022年、この3名の中から大関の座を射止める力士は果たして現れるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月17日 18時30分
関脇・御嶽海に審判長が「彼は期待を裏切ります」 3連勝後の辛らつコメントが物議、直近の結果から同調の声も
16日に行われた大相撲11月場所3日目で、幕内後半戦の錦戸審判長(元関脇・水戸泉)。同日に伝えられた関脇・御嶽海へのコメントがネット上で物議を醸している。 >>大相撲中継の解説に現役親方が大遅刻!「館内で迷ってしまいまして」不自然な弁明に体調不良を疑う声も<< 前日まで「2勝0敗」の御嶽海はこの日、同「1勝1敗」の前頭筆頭・大栄翔と対戦。立ち合いから激しい突き押しを仕掛けてきた大栄翔の攻めをいなしながら前に出た後、左に動きながら左腕を差し、右腕で相手の頭を押さえながらのすくい投げを決めて勝利。11月場所では自身初となる初日からの3連勝を飾った。 報道によると、土俵下からこの取組を見守った錦戸審判長は「大栄翔はいい突っ張りをしていたが、御嶽海がうまくあてがってそらした」と御嶽海の相撲を評価。一方で「ただ、彼は期待を裏切りますから。強い御嶽海と弱い御嶽海がいるから、なんともねえ」と、今後もこの好調を維持できるかは疑問が残るという旨も口にしたという。 錦戸審判長の発言を受け、ネット上には「過去に無い滑り出しなのに辛らつ過ぎでは」、「今日の取組を見る感じでは今後も白星積み重ねそうな雰囲気だったけどなあ」、「期待を裏切るって今の段階で決めつけるのはどうなのか」と反発の声が寄せられている。 一方、「これは言われてもしょうがない、自分も絶対失速すると思うし」、「前半はいいんだよ前半は、問題なのは後半に入る来週の調子」、「最近も後半戦は脆いし、今場所もここから崩れる可能性は否定できない」と、錦戸審判長に同調するコメントも数多く挙がった。 御嶽海は今場所を含めた幕内在位36場所中27場所で三役に在位し、2度の優勝経験を誇る力士。次代の大関候補の呼び声も高いが、その一方でしばしば本場所後半に失速するなど調子にムラがある面も知られている。 「御嶽海は先場所までの過去6場所を見ても、場所前半(初日~8日目)は計『30勝18敗』と白星が大きく先行。しかし、後半(9~15日目)は『21勝21敗』と一転して5割にとどまっています。失速の原因としては後半戦は横綱・大関など格上力士との対戦が多く組まれること、15日間を乗り切るスタミナ・集中力が不足していることなどが挙げられますが、今場所もこの課題は払しょくできないのではとみているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 先場所は関脇として9勝を挙げていることから、今場所は12勝程度の白星をマークすれば2022年1月場所での大関とりも視野に入る御嶽海。失速は濃厚という審判長やファンの予想をいい意味で裏切ることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ
新大関・御嶽海のコロナ感染で照ノ富士に心配の声「かなり密着してた」2日連続イベントで対戦、元白鵬ら親方衆にもリスク有か
2022年02月01日 13時35分
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