山崎康晃
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スポーツ 2021年01月26日 17時00分
DeNA・三浦監督「まだ決めていません」抑えについて白紙を主張 山崎の復調を熱望? “ダブルストッパー”を期待するファンも
DeNA・三浦大輔監督が、25日放送の『ショウアップスポーツ』(ニッポン放送)にリモートで生出演。今季の守護神をまだ決めていないことを明かした。 今回の放送では今季の展望を語りつつ、リスナーから寄せられた質問に複数回答した三浦監督。その中で「抑えは三嶋投手でしょうか?山崎投手でしょうか?」という質問を受けたが「まだ決めていません」と、現時点ではまだ白紙だと強調した。 >>DeNA・三浦新監督、現役時代から人柄が豹変?「遠慮してるよね」意味深な姿は就任の布石だったのか<< 2013年からDeNAでプレーし昨季までに「261登板・28勝25敗44ホールド18セーブ・防御率4.45」を挙げている30歳の三嶋一輝と、2015年からDeNAで投げ「343登板・13勝20敗44ホールド169セーブ・防御率2.72」をマークしている28歳の山崎康晃。2019年までは三嶋は中継ぎ、山崎は抑え起用がほとんどだったが、2020年は山崎が「40登板・0勝3敗8ホールド6セーブ・防御率5.68」と不振だったことから三嶋が抑えに配置転換され、「48登板・3勝1敗5ホールド18セーブ・防御率2.45」と役割を果たしている。 ただ、三浦監督は今季の抑えについて「去年とかここ数年を見てると、三嶋が一番近い位置にいるのかなというだけですね。(三嶋で)決定ではないです。山崎もあれだけの実績を残してますから、必ずまたはい上がってきてくれると信じてます」とコメント。昨季の三嶋の働きは認めつつも、実績のある山崎の復調にも期待しておりまだ決めかねていることを明かした。 昨季の山崎はネット上のファンから「太った?」と体形の変化が不振の原因ではとみる声が多数寄せられていたが、三浦監督によると本人もそれを気にして調整に励んでいるとのこと。「(抑え復帰に必要なのは)まずはボール(の威力・制球力)が戻ること。そのためにはどうすればいいのかというところを(考えて)本人もかなり気持ち入ったトレーニングをしてますから、どんなボールを投げるのか楽しみにしてます」と調整の成果を披露してくれることを期待していた。 今回の放送を受け、ネット上には「普通に三嶋で行くのかと思ったけどまだ山崎を諦めてないのは意外」、「三嶋の好調、山崎の不振が今年も続くかは分からないから、フラットに力量を判断するのは正解だと思う」、「勢いは三嶋、実績は山崎だから三浦監督としても悩みどころなんだろうな」、「出来るだけ早いうちに決めて、脱落した方の気持ちを切り替えさせる時間をとってほしい気持ちもある」といった反応が多数寄せられている。 一方、「春季キャンプやOP戦次第だけど、どちらも使えそうならダブルストッパーもアリなのでは」、「片方を守護神、もう片方をセットアッパーにして、日によって役割を入れ替えて起用するのも面白そう」といったコメントも複数見受けられた。 球界では抑えを1名に固定せず2名を日によって使い分ける起用法、いわゆる“ダブルストッパー”は少ないながらも例があり、高津臣吾(現ヤクルト監督)・伊藤智仁(現ヤクルト一軍投手コーチ)をダブルストッパーとした1997年のヤクルトはリーグ優勝・日本一を果たしてもいる。三嶋、山崎についてもダブルストッパー起用を期待するファンは少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月29日 11時00分
「やり方が汚い」巨人選手の“演技”にファン激怒 ネット上で物議を醸した2020年プロ野球選手のお粗末プレー
新型コロナウイルスの影響により、当初の予定から約3カ月遅れ6月19日に開幕した今季のプロ野球。通常の143試合ではなく120試合という過密日程で行われたが、幸いにも日程面で大きな不備が起こることなく日本シリーズ(11月21~25日)まで行われた。 開幕延期により難しい調整をしいられながらも、リーグ優勝・日本一に向け全力でプレーした各球団の選手たち。だが、中には自軍や敵軍ファンから怒りを買うプレーを犯してしまった選手もいる。 勝ち試合を盛大に台なしにしてファンの怒りを買ったのはDeNA・山崎康晃。7月26日の広島戦、8回裏まで「6-5」と1点リードしていたDeNAは9回表に守護神の山崎を投入。しかし、山崎は無死一、二塁のピンチから鈴木誠也に同点タイムリーを打たれると、その後1死満塁の場面で會澤翼に勝ち越し満塁弾を被弾。これによりチームは「6-10」で逆転負けを喫してしまった。 同戦を含め「12登板・0勝3敗6セーブ・防御率8.74」と不振が続いていた山崎に対し、ネット上のDeNAファンは「登板試合の4分の1を負け試合にしてるのは酷すぎる」、「二軍に落とせ」と大激怒。また、同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元横浜・齊藤明雄氏も「ツーシームの落ちが悪いし、ストレートの走りも悪い」と苦言を呈した。 >>DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは<<https://npn.co.jp/article/detail/200006291 山崎と同じく、勝ち試合をぶち壊すプレーを犯してしまったのが阪神・坂本誠志郎。9月8日のDeNA戦6回裏。前の回まで「7-0」とリードしていた阪神だが、無死一塁の場面で坂本がパスボールを犯したのを皮切りに先発・ガルシアが4失点と炎上。その後2番手・能見篤史も1失点した後、1死満塁から3番手・岩貞祐太がマウンドに上がったが、ここで坂本はまたしてもパスボールを犯し三塁走者が生還。その後岩貞がもう1点取られ一気に7点差を追いつかれた阪神は、結局「7-7」で引き分ける結果となった。 坂本のミス連発を受け、同日放送の『プロ野球ニュース』に生出演した元広島監督・達川光男氏は「これぐらいの(球)は楽に捕らなきゃいけない」、「(2個目は)ノーバウンドだからフォローのしようがない」とバッサリ。ネット上にも「あまりにもお粗末」「守備コーチと一緒に猛省すべき」と批判が噴出した。 >>阪神・坂本に「フォローのしようがない」達川元監督が苦言 勝敗に関わるミス連発、ファンからも批判相次ぐ<<https://npn.co.jp/article/detail/200007484 巨人・若林晃弘はまさかの“トリックプレー”で敵軍ファンを激怒させている。9月17日の阪神戦1回表、2点を取られなおも2死満塁のピンチを迎えた。木浪聖也を二ゴロに打ち取ったが、打球を処理しようとした若林の左手が二塁に向かう一塁走者の陽川尚将に接触。これにより若林はゴロを捕球できなかったが、審判はランナーの陽川を守備妨害としてアウトとした。 このような接触が発生した場合は基本的には守備妨害の方が優先されるが、若林は打球を処理しようとした際に左手を故意に走路上に出して陽川に当てにいったようにも見えたため、ネット上の阪神ファンは「やり方が汚い」、「完全に故意」と大ブーイング。一方、同戦のテレビ中継で解説を務めた元巨人・篠塚和典氏は「若林はうまく演技してますね」と守備妨害を誘うしたたかなプレーだとコメントした。 >>巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」<<https://npn.co.jp/article/detail/200007812 今年は開幕から7月9日まで無観客で試合が行われ、7月10日の解禁後も入場人数は制限されていた。現地観戦が難しい分、テレビ中継やネット上の速報などで試合をチェックするファンが多かったことが、選手のプレーに反応が集まりやすかった一因なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月27日 11時40分
DeNA、ドラフト戦略の肝は“会場外”にアリ? ポスト山崎を支配下指名しなかったワケ
“新監督”に課せられたのは、新クローザーの育成のようだ。 10月26日、プロ野球・ドラフト会議が行われ、横浜DeNAベイスターズは東京六大学の好投手・入江大生(明大)を1位指名した。指名の重複を嫌う“DeNAらしい選択”だったが、同日、会場入りしていた他球団の関係者たちは「クローザータイプを獲ると聞いていたけどな」と首を傾げていた。 >>DeNA・オースティン、今オフメジャーに帰還?上層部の意味深行動は激震の前触れか<< 入江は先発タイプの右腕だ。今季、V候補にも挙げられていたDeNAが巨人独走を許した最大の敗因は、クローザー・山崎康晃の不振。勤続疲労が招いた不振とも指摘されており、 「クローザーの務まるピッチャーを指名し、山崎の負担を減らす。山崎が復活できない場合もあるので」 と、DeNAのドラフト戦略を語る声が各方面から出ていたのだ。 しかし、今年は4人の投手を指名したが(支配下)、そのタイプはいない。いや、“次期指揮官”三浦大輔・現二軍監督に託されたようだ。 「クローザーが務まるとしたら、育成枠で1位指名した左腕・石川達也(法大)ですよ。対戦バッターに向かっていくタイプ」(アマチュア野球担当記者) 石川はドラフト上位候補だったが、4年生最後の春季大会は欠場している。左手首を故障したためで、秋季大会も“試運転”といった感じ。3年時までとは異なり、ストレートも130キロ台しか計測されていない。「故障が完治すれば」という期待を込め、かといって、完全復活に確証がない以上、人数に制限のある支配下枠に入れるのはキケンということで、育成枠での指名になったそうだ。「山崎の復活に期待する首脳陣も少なくありません。山崎、石川の復活を同時に進めていくことになりそう」(プロ野球解説者) 今さらだが、三浦二軍監督は現役時代から投手陣をまとめてきた。人柄もあるが、自身の知らない調整法を知り得ると、「とりあえず、やってみる」の発想で、それが自分には合わず、失敗に終わっても、知識、経験が増えたと捉えるタイプだ。 「ベテランになったら、その調整法をもう一度、使えるかもしれない」 そんな風にも話していた。 また、現役時代だった16年、初のクライマックスシリーズ進出を決めた際、三浦二軍監督はベンチ登録から外れた試合も球場内に待機し、登板した投手の元に行って助言を送っていた。失敗、敗戦、悔しいと思う気持ちを次に生かそうとするタイプだった。 今年9月、DeNAの1位・入江は、楽天1位の早大・早川隆久との投げ合いに敗れている。この投げ合いに敗れ、他球団の入江に対する評価もダウンしたが、その屈辱にも下を向かなかった姿勢をDeNAスカウトは評価していた。「失敗、敗戦をバネに」の三浦二軍監督に預けるつもりでいたのではないだろうか。 三浦二軍監督は自身のいないドラフト会場でも大きな期待を寄せられていた。DeNAは三浦体制に舵を取った。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月09日 15時30分
DeNA・ラミレス監督に「遅いと思う」 斎藤氏・達川元監督が山崎抹消に苦言、「3年前はそれで復調した」と擁護も
元広島監督で野球解説者の達川光男氏と元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏が、共に8日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。DeNA・ラミレス監督の決断に苦言を呈した。 ラミレス監督は同日、ここまで「0勝3敗・防御率5.84」と不振の元守護神・山崎康晃の一軍登録を抹消。今回の番組で両者は、同日に行われたDeNA対巨人戦の解説に入る前にこの件について言及した。 >>DeNA・ラミレス監督に他球団がオファー?来季が不透明な球団への“横滑り“はあるか<< 番組に電話で生出演した斎藤氏は、ラミレス監督の抹消決断を「遅いと思う」とバッサリ。続けて、「中(継ぎ)に入れて負けゲームとかで投げさせる必要はなかった」、「(本来は)勝ちパターンで(起用する)ってところだから、早めにそういう措置はとった方がよかった」と、敗戦処理などで無理に起用するのであれば潔く二軍に落とすべきだったと指摘した。 番組に生出演した達川氏は、斎藤氏の後に話を振られた際に「(山崎の)プライドはかなり傷ついたと思う。1年目から抑えをやって(たのに)、敗戦処理までやった(から)」と山崎のメンタル面を心配。その上で、「そうなる前にファームで調整させてあげた方が本人のためには良かった」ともっと早く抹消するべきだったとラミレス監督に苦言を呈した。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに抹消が遅すぎる、抑え剥奪した7月下旬にスパっと落とすべきだった」、「山崎のメンタルはもちろん、他球団に『山崎は打てる投手』というイメージを持たれてしまってないかも心配」、「この時期に抹消してももう手遅れ、早めに落としてれば今頃不振抜けてたかもしれないのに」といった反応が寄せられている。 一方、「配置転換で調子が上向くのを待つこと自体は間違いじゃない、実際3年前はそれで復調したし」、「色んな場面で投げさせて今後に繋がるよう配慮したのでは?」といったコメントも複数見受けられた。 「2014年ドラフトで1位指名を受けDeNAに入団した28歳の山崎は昨シーズンまでに『163セーブ36ホールド』をマークし、2018、19年と2年連続で最多セーブを獲得するなど抑えとしての起用がほとんどの投手。17年序盤に不調で一時セットアッパーに配置転換されたことがありますが、この時は『1勝11ホールド』をマークするなどすぐに復調し抑えに復帰しています。ラミレス監督はこの前例を踏まえたのか、抑え剥奪後はまずセットアッパーとして起用し、その後敗戦処理など勝ちパターン以外の役割を務めさせて山崎の復調を待ち続けました。結果的に復調はならず『抹消が遅すぎる』と批判を受けてはいますが、この間にこれまで未経験の役割を務めたことは山崎にとっていい経験になるはずと前向きに考えているファンもいるようです」(野球ライター) 今回の山崎抹消について、ラミレス監督は「彼の将来を考えても一番いいタイミング」とコメントしたことが伝えられている。不満を抱いているファンも多いが、この時期の抹消は果たして今後功を奏するのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月23日 11時25分
DeNA・ラミレス監督が山崎を重用するワケ 優勝はもはや目標ではない?
原巨人が両リーグトップで50勝に到達した9月22日、ひと足早くデーゲームで行われた阪神対DeNAの一戦は“来季”を感じさせた。 「この日、投じたストレート11球全てが150キロを超えていました。それでも打たれるとは…。不振の原因は技術的な問題ではなく、精神的に何かあるのではないか」(プロ野球解説者) DeNAの守護神・山崎康晃のことだ。山崎は1点リードで迎えた6回からマウンドに上った。先頭打者こそ抑えたものの、その後、3連打を浴び、同点を許してしまった。本来ならば、試合中盤で出てくる投手ではない。9回の最後を担うクローザーだが、不振で配置替えとなっている。 >>DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは<< 150キロ強を計測した状態を指して、前出のプロ野球解説者がこう言う。 「山崎の不振の原因は、勤続疲労だと思ってきました。前回登板の巨人戦(9月20日)も失点しています。2試合とも、ストレートを狙い打ちされている感もあります」 ストレートを狙い打ちされている状況は、ラミレス監督にも報告されている。それでもあえて勝ちゲームで起用してきた理由だが、「来季のため」だと予想されている。失点を積み重ねることで、「ストレート主体のピッチングスタイルを変えるべき」ということを、本人に自覚させているのではないか、と。 「山崎にはフォークボールもありますが、基本的に力でねじ伏せるタイプ。打ち損じを誘うピッチングもできれば、息の長いクローザーになれるんですが」(前出・同) ラミレス監督は来季も見据え、成績を落とした主力選手たちに復調のきっかけを与えようとしているようだ。「来季」と言えば、野手陣でも、そんな選手起用が見られた。 22日、一軍復帰したベテラン助っ人のホセ・ロペスをスタメン起用している。 「ロペスは不振で二軍落ちも経験しました。残り試合を一軍で過ごせば、来季からは外国人枠から外れます。そうすると、ロペス以外の外国人選手を4人も一軍登録することができます」(ベテラン記者) もっとも、今季の残り試合を捨てたわけではない。2位でペナントレースを終えるのと3位に甘んじるのとでは、雲泥の差がある。「原巨人を最後まで苦しめた」という結果が残れば、来季の士気も高まるからだ。 「ラミレス監督の契約は『1年』。今オフに契約を延長するか、新監督を迎えるかをフロントが判断します。一般論として、退任する監督は自身の成績を上げ、次に繋げようと選手を酷使する傾向にありますが、ラミレス監督はリリーフ陣に連投をさせたくないと、ブルペン管理を今も徹底しています」(球界関係者) 選手を犠牲にしない。一見、簡単そうに見えてできないことだ。ラミレス監督は“良い指揮官”と言えそうだ。 育成名目で若手中心のスタメンを組めば、ファンが離れてしまう。観客数の上限が緩和されたというのに、ペナントレースが消化試合になってしまうとは皮肉な限りだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月27日 19時30分
DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは
元大洋・横浜(現DeNA)で野球解説者の齊藤明雄氏が、26日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。DeNAの守護神・山崎康晃について言及した。 今回の番組で齊藤氏は同日のDeNA対広島戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、1点リードの9回に登板するも「1回5失点・被安打3・被本塁打1」と大炎上し敗戦投手となった山崎に苦言を呈した。 昨シーズンは「61登板・3勝2敗30セーブ・防御率1.95」で最多セーブのタイトルを獲得したが、今シーズンは同戦を含め「12登板・0勝3敗6セーブ・防御率8.74」と不振に陥っている山崎。その山崎について、齊藤氏は「ツーシームの落ちが悪いし、ストレートの走りも悪い」と本来の投球とは程遠いとバッサリ。 また、投球時に左足を上げる際にスピードや躍動感がないことも気になるとした上で、「コントロール(重視)で球を落とそうとする意識がありすぎるのかなと(思う)」と推測した。 番組内では同戦の投球映像と昨シーズンの投球映像の比較もされたが、齊藤氏は「昨年の(状態が)いい時は左足を上げて(右足)一本で立った時に躍動感、スピード感があったけど、(今年は)それが全くない」とコメント。左足の動きがゆっくりし過ぎていることで、前方に踏み出す幅、いわゆる“ステップ幅”が広くなりすぎているのではないかと指摘した。 昨シーズンのような速さで左足を上げれば、その分ステップ幅も小さくなるとした齊藤氏。「ステップ幅を小さく(して)クロスステップすると、体の回転が良くなってボールを強くたたけるのかなという感じがする」とアドバイスを送っていた。 >>元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今日はツーシームの落ちがことごとく甘かったな」、「ストレートの制球が定まらないからツーシーム頼りになって、そのツーシームも落ちないから痛打される負の連鎖だった」、「テンポよく投げることを心がければ、自然とステップ幅が狭くなって復調するかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 一方、「体重が重くなった分、左足を上げる時のスピードも失われているのでは」、「とりあえず痩せない限りは現状から良くなることはないと思う」といったコメントも複数見受けられた。 「今回やり玉に挙げられている山崎は、開幕前の練習試合が行われた6月初旬ごろから『昨シーズンに比べて太った?』という声が多数寄せられています。ネット上には一ファンが作成したと思われる昨年以前の体型と今年の体型を比較した画像が出回っており、投球映像を見る限りでもお腹周りや顔周りが丸みを帯びた印象です。本当に体重が増加したのか、本当ならなぜ増加したのかについては報道などでは特に伝えられていませんが、ファンの間では『コロナによる自粛期間の影響でうまく調整ができなかったのでは?』との見方もあります」(野球ライター) 試合後の報道では、チームを率いるラミレス監督が山崎について「気持ちをリセットしてまた次戦から準備してもらえれば」と語ったことが伝えられている。ただ、山崎が既に3敗を喫していることもあり、一部からは「体絞らせるために二軍に落とせ」との反発の声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月26日 17時30分
雨天コールド後、“猫乱入”で話題 DeNA本拠地・ハマスタならではの珍事、過去には守護神炎上の大騒動も!
17日に横浜スタジアムで行われたDeNA対巨人の一戦。試合は6回裏終了時点までで雨天コールドとなり「2-1」で巨人勝利となったが、試合結果以上に話題となったのがグラウンド上への“猫乱入”だった。 猫がグラウンド上に姿を現したのは、試合が終了して両軍選手が撤収し、観客もほとんど全員が帰路についた午後8時過ぎごろのこと。どこからか三塁ベンチ前に迷い込んできた猫は、その場から三塁側ファールグラウンド上の客席の柵をつたいながら左翼フェンス際へ走り、左翼ボール下にある金網から三塁側ブルペンをのぞき見。ブルペン側から人が近寄ると反転して三塁カメラマン席前まで引き返し、そのままカメラマン席の柵を乗り越えて内野スタンド方面へ消えていった。 >>DeNA・ラミレス監督がまさかの奇策! 与田監督とはくっきりと明暗? サヨナラ勝ちを呼び込んだ“代打ウィーランド”<< 一連の流れが試合中継のカメラによって映し出されていたこともあり、「ブルペンのぞき込んでるのめちゃくちゃかわいい」、「負け試合がどうでもよくなるくらい癒された」といった反応が多数寄せられた猫の乱入。一部では「数年前に乱入した子と毛色が似てるから同じ子かも」、「ハマスタに猫が来るのは3年ぶりかな?確かあの時も負け試合だったけど…」といったコメントも挙がっている。 横浜公園の敷地内に位置することもあり、まれに公園に住み着いた猫が球場内に迷い込んでくることがある横浜スタジアム。今回は試合後の乱入だったが、前回乱入した3年前は試合中に乱入し観客の注目を一手に集めている。 2017年4月13日に行われたDeNA対阪神の一戦。同戦はDeNA先発・井納翔一が7回1失点、阪神先発・藤浪晋太郎が8回1失点とお互いに好投。午後9時前ごろに突入した両軍「1-1」の9回表、DeNAは早くも守護神・山崎康晃を投入する勝負に出た。 阪神先頭の糸原健斗にヒットを許し、次打者は梅野隆太郎という緊迫した場面。山崎は送りバントを狙う梅野に2ボール0ストライクとボールを先行させたが、この直後に一塁ファールグラウンド上に突如猫が登場し一塁カメラマン席の前を猛ダッシュ。打球が当たるのを避けるためか試合は一時中断し、球場にはどよめきが起こった。 一塁ファールグラウンド上の客席近くまで走った後にカメラマン席前まで引き返した猫は、柵を乗り越えカメラマン席の中へ入るとそのままどこかへ雲隠れ。猫がいなくなったことで試合は無事再開された。 しかし、猫乱入による中断で動揺したのか、山崎は梅野にヒット、次打者の荒木郁也に送りバントを許し1死二、三塁の大ピンチに。さらに、ここで迎えた高山俊にタイムリーヒットを浴びると、後続の上本博紀の打席でもパスボールで1点を失い、タイムリーツーベースを打たれて計3失点。守護神がまさかの大炎上を喫し、DeNAは「1-4」で阪神に敗れる結果となった。 前回は守護神炎上、今回は試合後だが雨天コールドと、猫が乱入した試合はどちらも珍しい出来事が起こっている。次にグラウンド上に乱入した試合では、果たしてどんな出来事が起こるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月20日 15時30分
元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議
19日のDeNA対巨人の一戦。この試合でDeNA・ラミレス監督が見せた継投策が、球界OBやネット上のファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-2」とDeNA1点リードで迎えた9回表の継投策。この回、ラミレス監督は守護神の山崎康晃を投入し逃げ切りを図るも、山崎は巨人・坂本勇人の内野安打などで2死二塁のピンチに。ここで打席に立った丸佳浩にタイムリー内野安打を浴び同点に追いつかれてしまった。 すると、この直後にラミレス監督は山崎を降板させ、代わりに国吉佑樹をマウンドへ。しかし、国吉は次打者の岡本和真に勝ち越しとなる2ランホームランを被弾。裏の攻撃で無得点に終わったDeNAは、「3-5」で逆転負けを喫してしまった。 >>DeNA・ラミレス監督に「勝つ気無いのか」ファン激怒 チャンスを潰した強攻策、真中元監督・谷沢氏からも疑問の声<< 守護神を同点の時点で降板させたこの継投策を受け、複数の球界OBがSNSやメディア上でコメントしている。元横浜(現DeNA)・佐々木主浩氏は、20日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で、「あれは絶対にやってはいけない。守護神を投入したということは、ベンチには山崎以上の投手は残っていないということだから」と苦言を呈している。 元楽天監督・田尾安志氏は、19日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。番組内で「追いつかれた後にすぐに国吉に代えたけど、国吉は『今日はもう(登板)ないだろうな』と思ってたんじゃないか。(だから)この回は打たれても山崎で終わらないといけない回だった」と、ブルペンをバタバタさせる継投だったのではと指摘した。 元巨人・上原浩治氏は、19日に自身の公式ツイッターに投稿。「批判じゃないですからね」と断りを入れた上で、「クローザーって、同点で代えられるのってどうなんだろう」、「どのピッチャーも、イニング途中の交代、登板はいい気しない」と疑問を呈している。 ラミレス監督の采配を受けて、ネット上にも「逆転で交代なら分かるけど、まだ同点の段階で代えたのは意味不明」、「同点に追いつかれたとはいえ、内野安打2本で降ろすのはさすがに酷すぎる」「山崎のプライドをズタズタにして、後の国吉にもダメージを与える悪手だ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「確かにあのタイミングでの交代はどうかと思うが、そもそも今の山崎に守護神と呼べるほどの安定感があるのか?」、「開幕から結果残せてないし、続投でも岡本に打たれてただろ」といった、批判に対する反発のコメントも複数見受けられた。 「今シーズンの山崎は同戦終了時点で『0勝2敗・6セーブ・防御率6.48』と開幕から不安定な投球が続いており、1イニング当たり何人の走者を出すかを示す指標『WHIP』の数字も、セーブを挙げているセ・リーグ投手の中ではワースト2位となる『2.16』となっています。そのため、山崎をイニング途中で諦めたラミレス監督の判断は間違いではないと考えているファンも一定数いるようです」(野球ライター) 試合後の報道では継投策について「同点になってゲーム展開が変わってしまったので」と語ったことが伝えられたラミレス監督だが、このコメントにも「山崎で負けたらしょうがないという覚悟もないの?」と疑問の声が挙がっている。報道の中では山崎の配置転換の可能性も指摘されているが、ラミレス監督は今後山崎をどのように起用していくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年06月25日 17時30分
DeNA・山崎、おうちから康晃ジャンプのエール! 3年連続セーブ王と200セーブへ向け発進
ベイスターズの山崎康晃投手が23日、今シーズン初登板でセーブを上げ、2020年のスタートを切った。 先発の濱口遥大が2人のランナーを残した9回一死の場面で出番が回ってきた山崎。通常であれば登場曲の「Zombie Nation」が掛かった瞬間、青く染った横浜スタジアムが「康晃ジャンプ」で揺れる光景が拡がるが、今はまだ無観客の状況。開幕前に「パワーももらっていますし、エネルギーのある応援。寂しさはあります」としながらも、「テレビの前やラジオを聞きながら応援してくれる方々にいい結果、いい報告が出来るようにして、また皆様がヤスアキジャンプを安心して球場に来て出来るようになるまで、信じて何とか戦っていきたい」と語っていたが、ビジョンにはおうちからエールを送るファンの姿が映し出され、球場にヤスアキコールがこだました。見えない力を得た山崎は、ランナーの生還を許すことなく試合を締め、今シーズン初セーブをマークした。 2015年のルーキー時からクローザーとしてマウンドに立ち続けている山崎。新人として37セーブは最多記録で、2018年に挙げた通算100セーブは日本人最速、昨年の7月には150セーブを達成し、最年少記録をマークした。また2018年、2019年と2年連続でセーブ王のタイトルを手にしており、今年は3年連続を記録して偉大なOB・佐々木主浩氏の4年連続に次ぐ記録と共に、あと37に迫っている200セーブも視野に入れる。 翌日の24日も二死満塁と苦しみながらも、何とか一点差を守り切り、開幕5戦で2セーブをマーク。「イレギュラーなシーズンとなりますが、チーム一丸となって、優勝目指して心を一つに頑張ります」と決意した小さな大魔神は、偉大な記録と悲願のリーグ制覇に向けマウンドで吠える。取材・文 ・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ
DeNA・山崎は侍ジャパンの抑え失格?「厳しいと言わざるを得ない」中畑氏が問題点を指摘、「むしろ好調」反論の声も
2021年07月05日 20時30分
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スポーツ
中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?
2021年05月06日 15時30分
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スポーツ
DeNA・三浦監督「まだ決めていません」抑えについて白紙を主張 山崎の復調を熱望? “ダブルストッパー”を期待するファンも
2021年01月26日 17時00分
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スポーツ
「やり方が汚い」巨人選手の“演技”にファン激怒 ネット上で物議を醸した2020年プロ野球選手のお粗末プレー
2020年12月29日 11時00分
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スポーツ
DeNA、ドラフト戦略の肝は“会場外”にアリ? ポスト山崎を支配下指名しなかったワケ
2020年10月27日 11時40分
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スポーツ
DeNA・ラミレス監督に「遅いと思う」 斎藤氏・達川元監督が山崎抹消に苦言、「3年前はそれで復調した」と擁護も
2020年10月09日 15時30分
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スポーツ
DeNA・ラミレス監督が山崎を重用するワケ 優勝はもはや目標ではない?
2020年09月23日 11時25分
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スポーツ
DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは
2020年07月27日 19時30分
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スポーツ
雨天コールド後、“猫乱入”で話題 DeNA本拠地・ハマスタならではの珍事、過去には守護神炎上の大騒動も!
2020年07月26日 17時30分
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スポーツ
元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議
2020年07月20日 15時30分
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スポーツ
DeNA・山崎、おうちから康晃ジャンプのエール! 3年連続セーブ王と200セーブへ向け発進
2020年06月25日 17時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分