山崎康晃
-
スポーツ 2021年07月09日 19時45分
DeNA・エスコバーの炎上で三浦監督に批判「選手を潰す気か」 裏目に出た6連投起用、前日誤算の同僚にも責任?
8日に行われたDeNA対広島の一戦。「5-3」で広島が勝利したこの試合で、DeNA・三浦大輔監督が見せた采配がネット上のDeNAファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点の8回裏に飛び出た采配。この回三浦監督は5番手としてエスコバーを起用。エスコバーは前日まで5試合連続で登板しており同戦が6連投目となったが、これは直近5シーズンの球界では誰も到達した選手がいない珍しい記録だった。 ただ、エスコバーは2死二塁とピンチを招くと、代打・長野久義に勝ち越しの2号2ランを被弾。その後DeNAは9回表に得点を奪えず、逆転負けで今カードの勝ち越しを逃す結果となった。 裏目に出た三浦監督の継投策を受け、ネット上には「三浦監督のエスコバー酷使のせいで負けたっていう感想しかない」、「6試合も連続で使えばそりゃこうなるだろ、三浦は選手を潰す気なのか」、「西川(龍馬)に対して球がすっぽ抜けた時点で代えようとは思わなかったのか?」といった反応が寄せられている。 一方、「本来8回を担う山崎が前日に打たれてたのも悪い」、「山崎が不安定じゃなければ、三浦監督はエスコバーを使う判断はしてないと思う」、「そもそもの原因は投げざるを得ない状況を作ってしまった山崎にある、前日まで11試合連続無失点のエスコバーは責められない」と、リリーフ陣の一角である山崎康晃の責任を問うコメントも複数見受けられた。 >>DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声<< 「エスコバーは長野に被弾する前に西川龍馬を左飛に抑えていますが、この対戦では5球目に投じたスライダーがすっぽ抜け西川の顔面付近へ。西川が体をそらしながら回避したため死球とはなりませんでしたが、三浦監督はこの時点で制球がバラついていたエスコバーを交代させるべきだったと考えているファンは少なくないようです。一方、本来8回を任されている山崎康晃が前日7日・広島戦で1失点し引き分けに持ち込まれてしまったことを引き合いに、山崎が不安定な姿を露呈したせいで三浦監督はエスコバーを無理に使わざるを得なくなったという意見も見られます」(野球ライター) 試合後、三浦監督はエスコバー起用の理由について「いろんな状況を考えて、総合的に判断してエスコバーにしました」と語ったことが伝えられている。ただ、このコメントに対して一部からは「『総合的』とかいう言葉で逃げずにちゃんと説明しろ」、「各投手の持ち場をコロコロ代えてちゃ本人たちのモチベーションにも関わりかねない」と批判が挙がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年07月05日 20時30分
DeNA・山崎は侍ジャパンの抑え失格?「厳しいと言わざるを得ない」中畑氏が問題点を指摘、「むしろ好調」反論の声も
野球解説者の中畑清氏(元DeNA監督)が、4日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)に生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>侍ジャパン、故障辞退した中川の代役は「宮城で決定!」中畑氏が断言も疑問の声、パ最多勝でも招集が無さそうなワケは<< 今回の番組で中畑氏は、同日に行われたプロ野球6試合について解説。5三振を喫した阪神・佐藤輝明の打撃フォームの変化や、同日に楽天への金銭トレードが発表された巨人・炭谷銀仁朗への期待などを語った。 その中で、中畑氏は巨人対DeNA戦の8回表に登板したDeNA・山崎康晃の投球に注目。この回山崎は先頭の丸佳浩、続く岡本和真に連打を浴びるなど1死一、三塁のピンチを招くも、ここで打席の梶谷隆幸を見逃し三振に。この直後に二盗を敢行していた一塁走者・廣岡大志も一、二塁間の挟殺プレーでアウトとなったため、山崎は結果的に無失点でマウンドを降りた。 ただ、中畑氏は「今日の状態は悪い」と前置きし「追い込まれてから決め球のツーシームでいくんだけど、2人(丸・岡本)ともにしっかり捉えられてピンチを広げちゃうんだよね」と発言。丸、岡本にそれぞれ得意球のツーシームを打ち返されている点を不安視した。 中畑氏は続けて、「こういう状態、流れでいくと(なると)、代表チームの中では抑え(を務めるの)は厳しいと言わざるを得ない」とコメント。山崎は6月16日に発表された東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバーに選出されているが、中畑氏は得意球を捉えられている現状では守護神は務まらないという見解を示した。 中畑氏の発言を受け、ネット上には「確かに今季はツーシームが思ったように効いてないイメージ」、「タイトル獲った時に比べてストレートが良くないから、その影響でツーシームの威力も減少してるのかもしれない」、「山崎はリード時によく打たれてるし、代表では同点・ビハインド要員にするべきだな」といった反応が寄せられている。 一方、「それまでにいくら打たれようが、失点さえしなけりゃそれでいいだろ」、「ここ最近の山崎は不調というよりむしろ好調のように見えるんだが」、「今日はたまたま2本打たれたけど、それまでは1か月で4本とかしか打たれてないしあまり問題は無いのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「今季の山崎は4日終了時点で『36登板・3勝1敗17ホールド・防御率1.78』とセットアッパーとして一定の数字を残していますが、得意球のツーシームの被打率は『.262』、ツーシームと織り交ぜて用いるストレートの被打率は『.237』となっています。どちらの球種もセーブ王を獲得した2019年より悪い数字(ツーシーム.184、ストレート.202)であるため、現在の調子を不安視しているファンは少なくないようです。一方、山崎が6月9日・西武戦から7月4日・巨人戦にかけ7試合連続無失点を続けていることから、失点を喫していない以上そこまで心配をする必要はないという意見も見られます」(野球ライター) 2019年のプレミア12では守護神として、「5登板・0勝0敗3セーブ・防御率0.00」と圧巻の投球を見せ優勝に大きく貢献した山崎。東京五輪でも同様の活躍が期待されているが、野球競技がスタートする7月28日までの投球内容は今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年05月06日 15時30分
中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?
5日に行われた中日対DeNAの一戦。「4-0」でDeNAが勝利したこの試合で、中日・京田陽太が見せた行動がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-4」と中日4点ビハインドで迎えた8回裏に起きた行動。この回中日はDeNA3番手・山崎康晃から阿部寿樹、福田永将がヒットを放ち2死二、三塁とチャンスを作る。さらに、ここで打席に入った京田が山崎から死球を受け、2死満塁と一発出れば同点の状況となった。 ところが、京田は死球を受けた直後、持っていたバットを地面にたたき付け激高しながら一塁へ。さらに、死球を受けた箇所の状態を確認しに寄ってきたトレーナーや、防具を回収するため近づいてきたボールボーイの足元に向け、着用していたバッティンググローブやレガースを投げ捨てた。 >>元中日・川上氏が味方野手に激怒「牽制投げたろか」 “馴れ合い”への不満を暴露しファン驚愕「そんなこと考えてたのか」<< この京田の行動を受け、ネット上には「大事な商売道具を無関係の人間に投げつけるってどういう神経なんだ」、「レガースなんかはそれなりの重さがあるんだから投げたら危ないだろ」、「周囲の人や物に八つ当たりするのは小学生レベルの行動」、「バットを叩きつけた時点でうわっと思ったけど、さらに裏方の人に防具を投げつけるなんて常軌を逸してる」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「京田ってついこの間も山崎に死球ぶつけられてなかったか?」、「全く褒められた行動では無いけど、京田は先日山崎に当てられたばかりだからなあ」、「得点機をモノにするチャンスを山崎に潰されたイライラもあったんだろう」と、死球をぶつけた山崎を絡めたコメントも複数見受けられた。 「今回山崎の死球に激怒した京田ですが、4月20日・DeNA戦でも山崎から死球を受けています。この時の京田は特に怒りは見せず落ち着いた様子で一塁へ歩きましたが、今回は山崎が前回から短いスパンで再びぶつけてきたことや、走者を自分のバットでかえせなくなったことで怒りを抑えられなかったのかもしれません。ただ、その怒りを山崎ではなく無関係の裏方スタッフにぶつけるのは違うと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 5日終了時点で「.233・1本・6打点・27安打」と今一つの成績にとどまっている京田。そのこともあってか、一部からは「仮に死球じゃなくても打てた可能性は低いのでは」と厳しい声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年01月26日 17時00分
DeNA・三浦監督「まだ決めていません」抑えについて白紙を主張 山崎の復調を熱望? “ダブルストッパー”を期待するファンも
DeNA・三浦大輔監督が、25日放送の『ショウアップスポーツ』(ニッポン放送)にリモートで生出演。今季の守護神をまだ決めていないことを明かした。 今回の放送では今季の展望を語りつつ、リスナーから寄せられた質問に複数回答した三浦監督。その中で「抑えは三嶋投手でしょうか?山崎投手でしょうか?」という質問を受けたが「まだ決めていません」と、現時点ではまだ白紙だと強調した。 >>DeNA・三浦新監督、現役時代から人柄が豹変?「遠慮してるよね」意味深な姿は就任の布石だったのか<< 2013年からDeNAでプレーし昨季までに「261登板・28勝25敗44ホールド18セーブ・防御率4.45」を挙げている30歳の三嶋一輝と、2015年からDeNAで投げ「343登板・13勝20敗44ホールド169セーブ・防御率2.72」をマークしている28歳の山崎康晃。2019年までは三嶋は中継ぎ、山崎は抑え起用がほとんどだったが、2020年は山崎が「40登板・0勝3敗8ホールド6セーブ・防御率5.68」と不振だったことから三嶋が抑えに配置転換され、「48登板・3勝1敗5ホールド18セーブ・防御率2.45」と役割を果たしている。 ただ、三浦監督は今季の抑えについて「去年とかここ数年を見てると、三嶋が一番近い位置にいるのかなというだけですね。(三嶋で)決定ではないです。山崎もあれだけの実績を残してますから、必ずまたはい上がってきてくれると信じてます」とコメント。昨季の三嶋の働きは認めつつも、実績のある山崎の復調にも期待しておりまだ決めかねていることを明かした。 昨季の山崎はネット上のファンから「太った?」と体形の変化が不振の原因ではとみる声が多数寄せられていたが、三浦監督によると本人もそれを気にして調整に励んでいるとのこと。「(抑え復帰に必要なのは)まずはボール(の威力・制球力)が戻ること。そのためにはどうすればいいのかというところを(考えて)本人もかなり気持ち入ったトレーニングをしてますから、どんなボールを投げるのか楽しみにしてます」と調整の成果を披露してくれることを期待していた。 今回の放送を受け、ネット上には「普通に三嶋で行くのかと思ったけどまだ山崎を諦めてないのは意外」、「三嶋の好調、山崎の不振が今年も続くかは分からないから、フラットに力量を判断するのは正解だと思う」、「勢いは三嶋、実績は山崎だから三浦監督としても悩みどころなんだろうな」、「出来るだけ早いうちに決めて、脱落した方の気持ちを切り替えさせる時間をとってほしい気持ちもある」といった反応が多数寄せられている。 一方、「春季キャンプやOP戦次第だけど、どちらも使えそうならダブルストッパーもアリなのでは」、「片方を守護神、もう片方をセットアッパーにして、日によって役割を入れ替えて起用するのも面白そう」といったコメントも複数見受けられた。 球界では抑えを1名に固定せず2名を日によって使い分ける起用法、いわゆる“ダブルストッパー”は少ないながらも例があり、高津臣吾(現ヤクルト監督)・伊藤智仁(現ヤクルト一軍投手コーチ)をダブルストッパーとした1997年のヤクルトはリーグ優勝・日本一を果たしてもいる。三嶋、山崎についてもダブルストッパー起用を期待するファンは少なくないようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年12月29日 11時00分
「やり方が汚い」巨人選手の“演技”にファン激怒 ネット上で物議を醸した2020年プロ野球選手のお粗末プレー
新型コロナウイルスの影響により、当初の予定から約3カ月遅れ6月19日に開幕した今季のプロ野球。通常の143試合ではなく120試合という過密日程で行われたが、幸いにも日程面で大きな不備が起こることなく日本シリーズ(11月21~25日)まで行われた。 開幕延期により難しい調整をしいられながらも、リーグ優勝・日本一に向け全力でプレーした各球団の選手たち。だが、中には自軍や敵軍ファンから怒りを買うプレーを犯してしまった選手もいる。 勝ち試合を盛大に台なしにしてファンの怒りを買ったのはDeNA・山崎康晃。7月26日の広島戦、8回裏まで「6-5」と1点リードしていたDeNAは9回表に守護神の山崎を投入。しかし、山崎は無死一、二塁のピンチから鈴木誠也に同点タイムリーを打たれると、その後1死満塁の場面で會澤翼に勝ち越し満塁弾を被弾。これによりチームは「6-10」で逆転負けを喫してしまった。 同戦を含め「12登板・0勝3敗6セーブ・防御率8.74」と不振が続いていた山崎に対し、ネット上のDeNAファンは「登板試合の4分の1を負け試合にしてるのは酷すぎる」、「二軍に落とせ」と大激怒。また、同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元横浜・齊藤明雄氏も「ツーシームの落ちが悪いし、ストレートの走りも悪い」と苦言を呈した。 >>DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは<<https://npn.co.jp/article/detail/200006291 山崎と同じく、勝ち試合をぶち壊すプレーを犯してしまったのが阪神・坂本誠志郎。9月8日のDeNA戦6回裏。前の回まで「7-0」とリードしていた阪神だが、無死一塁の場面で坂本がパスボールを犯したのを皮切りに先発・ガルシアが4失点と炎上。その後2番手・能見篤史も1失点した後、1死満塁から3番手・岩貞祐太がマウンドに上がったが、ここで坂本はまたしてもパスボールを犯し三塁走者が生還。その後岩貞がもう1点取られ一気に7点差を追いつかれた阪神は、結局「7-7」で引き分ける結果となった。 坂本のミス連発を受け、同日放送の『プロ野球ニュース』に生出演した元広島監督・達川光男氏は「これぐらいの(球)は楽に捕らなきゃいけない」、「(2個目は)ノーバウンドだからフォローのしようがない」とバッサリ。ネット上にも「あまりにもお粗末」「守備コーチと一緒に猛省すべき」と批判が噴出した。 >>阪神・坂本に「フォローのしようがない」達川元監督が苦言 勝敗に関わるミス連発、ファンからも批判相次ぐ<<https://npn.co.jp/article/detail/200007484 巨人・若林晃弘はまさかの“トリックプレー”で敵軍ファンを激怒させている。9月17日の阪神戦1回表、2点を取られなおも2死満塁のピンチを迎えた。木浪聖也を二ゴロに打ち取ったが、打球を処理しようとした若林の左手が二塁に向かう一塁走者の陽川尚将に接触。これにより若林はゴロを捕球できなかったが、審判はランナーの陽川を守備妨害としてアウトとした。 このような接触が発生した場合は基本的には守備妨害の方が優先されるが、若林は打球を処理しようとした際に左手を故意に走路上に出して陽川に当てにいったようにも見えたため、ネット上の阪神ファンは「やり方が汚い」、「完全に故意」と大ブーイング。一方、同戦のテレビ中継で解説を務めた元巨人・篠塚和典氏は「若林はうまく演技してますね」と守備妨害を誘うしたたかなプレーだとコメントした。 >>巨人・若林に「やり方が汚い」ファン激怒 守備妨害を誘った“トリックプレー”に賛否、篠塚氏は「うまく演技してます」<<https://npn.co.jp/article/detail/200007812 今年は開幕から7月9日まで無観客で試合が行われ、7月10日の解禁後も入場人数は制限されていた。現地観戦が難しい分、テレビ中継やネット上の速報などで試合をチェックするファンが多かったことが、選手のプレーに反応が集まりやすかった一因なのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年10月27日 11時40分
DeNA、ドラフト戦略の肝は“会場外”にアリ? ポスト山崎を支配下指名しなかったワケ
“新監督”に課せられたのは、新クローザーの育成のようだ。 10月26日、プロ野球・ドラフト会議が行われ、横浜DeNAベイスターズは東京六大学の好投手・入江大生(明大)を1位指名した。指名の重複を嫌う“DeNAらしい選択”だったが、同日、会場入りしていた他球団の関係者たちは「クローザータイプを獲ると聞いていたけどな」と首を傾げていた。 >>DeNA・オースティン、今オフメジャーに帰還?上層部の意味深行動は激震の前触れか<< 入江は先発タイプの右腕だ。今季、V候補にも挙げられていたDeNAが巨人独走を許した最大の敗因は、クローザー・山崎康晃の不振。勤続疲労が招いた不振とも指摘されており、 「クローザーの務まるピッチャーを指名し、山崎の負担を減らす。山崎が復活できない場合もあるので」 と、DeNAのドラフト戦略を語る声が各方面から出ていたのだ。 しかし、今年は4人の投手を指名したが(支配下)、そのタイプはいない。いや、“次期指揮官”三浦大輔・現二軍監督に託されたようだ。 「クローザーが務まるとしたら、育成枠で1位指名した左腕・石川達也(法大)ですよ。対戦バッターに向かっていくタイプ」(アマチュア野球担当記者) 石川はドラフト上位候補だったが、4年生最後の春季大会は欠場している。左手首を故障したためで、秋季大会も“試運転”といった感じ。3年時までとは異なり、ストレートも130キロ台しか計測されていない。「故障が完治すれば」という期待を込め、かといって、完全復活に確証がない以上、人数に制限のある支配下枠に入れるのはキケンということで、育成枠での指名になったそうだ。「山崎の復活に期待する首脳陣も少なくありません。山崎、石川の復活を同時に進めていくことになりそう」(プロ野球解説者) 今さらだが、三浦二軍監督は現役時代から投手陣をまとめてきた。人柄もあるが、自身の知らない調整法を知り得ると、「とりあえず、やってみる」の発想で、それが自分には合わず、失敗に終わっても、知識、経験が増えたと捉えるタイプだ。 「ベテランになったら、その調整法をもう一度、使えるかもしれない」 そんな風にも話していた。 また、現役時代だった16年、初のクライマックスシリーズ進出を決めた際、三浦二軍監督はベンチ登録から外れた試合も球場内に待機し、登板した投手の元に行って助言を送っていた。失敗、敗戦、悔しいと思う気持ちを次に生かそうとするタイプだった。 今年9月、DeNAの1位・入江は、楽天1位の早大・早川隆久との投げ合いに敗れている。この投げ合いに敗れ、他球団の入江に対する評価もダウンしたが、その屈辱にも下を向かなかった姿勢をDeNAスカウトは評価していた。「失敗、敗戦をバネに」の三浦二軍監督に預けるつもりでいたのではないだろうか。 三浦二軍監督は自身のいないドラフト会場でも大きな期待を寄せられていた。DeNAは三浦体制に舵を取った。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年10月09日 15時30分
DeNA・ラミレス監督に「遅いと思う」 斎藤氏・達川元監督が山崎抹消に苦言、「3年前はそれで復調した」と擁護も
元広島監督で野球解説者の達川光男氏と元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏が、共に8日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。DeNA・ラミレス監督の決断に苦言を呈した。 ラミレス監督は同日、ここまで「0勝3敗・防御率5.84」と不振の元守護神・山崎康晃の一軍登録を抹消。今回の番組で両者は、同日に行われたDeNA対巨人戦の解説に入る前にこの件について言及した。 >>DeNA・ラミレス監督に他球団がオファー?来季が不透明な球団への“横滑り“はあるか<< 番組に電話で生出演した斎藤氏は、ラミレス監督の抹消決断を「遅いと思う」とバッサリ。続けて、「中(継ぎ)に入れて負けゲームとかで投げさせる必要はなかった」、「(本来は)勝ちパターンで(起用する)ってところだから、早めにそういう措置はとった方がよかった」と、敗戦処理などで無理に起用するのであれば潔く二軍に落とすべきだったと指摘した。 番組に生出演した達川氏は、斎藤氏の後に話を振られた際に「(山崎の)プライドはかなり傷ついたと思う。1年目から抑えをやって(たのに)、敗戦処理までやった(から)」と山崎のメンタル面を心配。その上で、「そうなる前にファームで調整させてあげた方が本人のためには良かった」ともっと早く抹消するべきだったとラミレス監督に苦言を呈した。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに抹消が遅すぎる、抑え剥奪した7月下旬にスパっと落とすべきだった」、「山崎のメンタルはもちろん、他球団に『山崎は打てる投手』というイメージを持たれてしまってないかも心配」、「この時期に抹消してももう手遅れ、早めに落としてれば今頃不振抜けてたかもしれないのに」といった反応が寄せられている。 一方、「配置転換で調子が上向くのを待つこと自体は間違いじゃない、実際3年前はそれで復調したし」、「色んな場面で投げさせて今後に繋がるよう配慮したのでは?」といったコメントも複数見受けられた。 「2014年ドラフトで1位指名を受けDeNAに入団した28歳の山崎は昨シーズンまでに『163セーブ36ホールド』をマークし、2018、19年と2年連続で最多セーブを獲得するなど抑えとしての起用がほとんどの投手。17年序盤に不調で一時セットアッパーに配置転換されたことがありますが、この時は『1勝11ホールド』をマークするなどすぐに復調し抑えに復帰しています。ラミレス監督はこの前例を踏まえたのか、抑え剥奪後はまずセットアッパーとして起用し、その後敗戦処理など勝ちパターン以外の役割を務めさせて山崎の復調を待ち続けました。結果的に復調はならず『抹消が遅すぎる』と批判を受けてはいますが、この間にこれまで未経験の役割を務めたことは山崎にとっていい経験になるはずと前向きに考えているファンもいるようです」(野球ライター) 今回の山崎抹消について、ラミレス監督は「彼の将来を考えても一番いいタイミング」とコメントしたことが伝えられている。不満を抱いているファンも多いが、この時期の抹消は果たして今後功を奏するのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年09月23日 11時25分
DeNA・ラミレス監督が山崎を重用するワケ 優勝はもはや目標ではない?
原巨人が両リーグトップで50勝に到達した9月22日、ひと足早くデーゲームで行われた阪神対DeNAの一戦は“来季”を感じさせた。 「この日、投じたストレート11球全てが150キロを超えていました。それでも打たれるとは…。不振の原因は技術的な問題ではなく、精神的に何かあるのではないか」(プロ野球解説者) DeNAの守護神・山崎康晃のことだ。山崎は1点リードで迎えた6回からマウンドに上った。先頭打者こそ抑えたものの、その後、3連打を浴び、同点を許してしまった。本来ならば、試合中盤で出てくる投手ではない。9回の最後を担うクローザーだが、不振で配置替えとなっている。 >>DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは<< 150キロ強を計測した状態を指して、前出のプロ野球解説者がこう言う。 「山崎の不振の原因は、勤続疲労だと思ってきました。前回登板の巨人戦(9月20日)も失点しています。2試合とも、ストレートを狙い打ちされている感もあります」 ストレートを狙い打ちされている状況は、ラミレス監督にも報告されている。それでもあえて勝ちゲームで起用してきた理由だが、「来季のため」だと予想されている。失点を積み重ねることで、「ストレート主体のピッチングスタイルを変えるべき」ということを、本人に自覚させているのではないか、と。 「山崎にはフォークボールもありますが、基本的に力でねじ伏せるタイプ。打ち損じを誘うピッチングもできれば、息の長いクローザーになれるんですが」(前出・同) ラミレス監督は来季も見据え、成績を落とした主力選手たちに復調のきっかけを与えようとしているようだ。「来季」と言えば、野手陣でも、そんな選手起用が見られた。 22日、一軍復帰したベテラン助っ人のホセ・ロペスをスタメン起用している。 「ロペスは不振で二軍落ちも経験しました。残り試合を一軍で過ごせば、来季からは外国人枠から外れます。そうすると、ロペス以外の外国人選手を4人も一軍登録することができます」(ベテラン記者) もっとも、今季の残り試合を捨てたわけではない。2位でペナントレースを終えるのと3位に甘んじるのとでは、雲泥の差がある。「原巨人を最後まで苦しめた」という結果が残れば、来季の士気も高まるからだ。 「ラミレス監督の契約は『1年』。今オフに契約を延長するか、新監督を迎えるかをフロントが判断します。一般論として、退任する監督は自身の成績を上げ、次に繋げようと選手を酷使する傾向にありますが、ラミレス監督はリリーフ陣に連投をさせたくないと、ブルペン管理を今も徹底しています」(球界関係者) 選手を犠牲にしない。一見、簡単そうに見えてできないことだ。ラミレス監督は“良い指揮官”と言えそうだ。 育成名目で若手中心のスタメンを組めば、ファンが離れてしまう。観客数の上限が緩和されたというのに、ペナントレースが消化試合になってしまうとは皮肉な限りだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年07月27日 19時30分
DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは
元大洋・横浜(現DeNA)で野球解説者の齊藤明雄氏が、26日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。DeNAの守護神・山崎康晃について言及した。 今回の番組で齊藤氏は同日のDeNA対広島戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、1点リードの9回に登板するも「1回5失点・被安打3・被本塁打1」と大炎上し敗戦投手となった山崎に苦言を呈した。 昨シーズンは「61登板・3勝2敗30セーブ・防御率1.95」で最多セーブのタイトルを獲得したが、今シーズンは同戦を含め「12登板・0勝3敗6セーブ・防御率8.74」と不振に陥っている山崎。その山崎について、齊藤氏は「ツーシームの落ちが悪いし、ストレートの走りも悪い」と本来の投球とは程遠いとバッサリ。 また、投球時に左足を上げる際にスピードや躍動感がないことも気になるとした上で、「コントロール(重視)で球を落とそうとする意識がありすぎるのかなと(思う)」と推測した。 番組内では同戦の投球映像と昨シーズンの投球映像の比較もされたが、齊藤氏は「昨年の(状態が)いい時は左足を上げて(右足)一本で立った時に躍動感、スピード感があったけど、(今年は)それが全くない」とコメント。左足の動きがゆっくりし過ぎていることで、前方に踏み出す幅、いわゆる“ステップ幅”が広くなりすぎているのではないかと指摘した。 昨シーズンのような速さで左足を上げれば、その分ステップ幅も小さくなるとした齊藤氏。「ステップ幅を小さく(して)クロスステップすると、体の回転が良くなってボールを強くたたけるのかなという感じがする」とアドバイスを送っていた。 >>元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今日はツーシームの落ちがことごとく甘かったな」、「ストレートの制球が定まらないからツーシーム頼りになって、そのツーシームも落ちないから痛打される負の連鎖だった」、「テンポよく投げることを心がければ、自然とステップ幅が狭くなって復調するかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 一方、「体重が重くなった分、左足を上げる時のスピードも失われているのでは」、「とりあえず痩せない限りは現状から良くなることはないと思う」といったコメントも複数見受けられた。 「今回やり玉に挙げられている山崎は、開幕前の練習試合が行われた6月初旬ごろから『昨シーズンに比べて太った?』という声が多数寄せられています。ネット上には一ファンが作成したと思われる昨年以前の体型と今年の体型を比較した画像が出回っており、投球映像を見る限りでもお腹周りや顔周りが丸みを帯びた印象です。本当に体重が増加したのか、本当ならなぜ増加したのかについては報道などでは特に伝えられていませんが、ファンの間では『コロナによる自粛期間の影響でうまく調整ができなかったのでは?』との見方もあります」(野球ライター) 試合後の報道では、チームを率いるラミレス監督が山崎について「気持ちをリセットしてまた次戦から準備してもらえれば」と語ったことが伝えられている。ただ、山崎が既に3敗を喫していることもあり、一部からは「体絞らせるために二軍に落とせ」との反発の声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年07月26日 17時30分
雨天コールド後、“猫乱入”で話題 DeNA本拠地・ハマスタならではの珍事、過去には守護神炎上の大騒動も!
17日に横浜スタジアムで行われたDeNA対巨人の一戦。試合は6回裏終了時点までで雨天コールドとなり「2-1」で巨人勝利となったが、試合結果以上に話題となったのがグラウンド上への“猫乱入”だった。 猫がグラウンド上に姿を現したのは、試合が終了して両軍選手が撤収し、観客もほとんど全員が帰路についた午後8時過ぎごろのこと。どこからか三塁ベンチ前に迷い込んできた猫は、その場から三塁側ファールグラウンド上の客席の柵をつたいながら左翼フェンス際へ走り、左翼ボール下にある金網から三塁側ブルペンをのぞき見。ブルペン側から人が近寄ると反転して三塁カメラマン席前まで引き返し、そのままカメラマン席の柵を乗り越えて内野スタンド方面へ消えていった。 >>DeNA・ラミレス監督がまさかの奇策! 与田監督とはくっきりと明暗? サヨナラ勝ちを呼び込んだ“代打ウィーランド”<< 一連の流れが試合中継のカメラによって映し出されていたこともあり、「ブルペンのぞき込んでるのめちゃくちゃかわいい」、「負け試合がどうでもよくなるくらい癒された」といった反応が多数寄せられた猫の乱入。一部では「数年前に乱入した子と毛色が似てるから同じ子かも」、「ハマスタに猫が来るのは3年ぶりかな?確かあの時も負け試合だったけど…」といったコメントも挙がっている。 横浜公園の敷地内に位置することもあり、まれに公園に住み着いた猫が球場内に迷い込んでくることがある横浜スタジアム。今回は試合後の乱入だったが、前回乱入した3年前は試合中に乱入し観客の注目を一手に集めている。 2017年4月13日に行われたDeNA対阪神の一戦。同戦はDeNA先発・井納翔一が7回1失点、阪神先発・藤浪晋太郎が8回1失点とお互いに好投。午後9時前ごろに突入した両軍「1-1」の9回表、DeNAは早くも守護神・山崎康晃を投入する勝負に出た。 阪神先頭の糸原健斗にヒットを許し、次打者は梅野隆太郎という緊迫した場面。山崎は送りバントを狙う梅野に2ボール0ストライクとボールを先行させたが、この直後に一塁ファールグラウンド上に突如猫が登場し一塁カメラマン席の前を猛ダッシュ。打球が当たるのを避けるためか試合は一時中断し、球場にはどよめきが起こった。 一塁ファールグラウンド上の客席近くまで走った後にカメラマン席前まで引き返した猫は、柵を乗り越えカメラマン席の中へ入るとそのままどこかへ雲隠れ。猫がいなくなったことで試合は無事再開された。 しかし、猫乱入による中断で動揺したのか、山崎は梅野にヒット、次打者の荒木郁也に送りバントを許し1死二、三塁の大ピンチに。さらに、ここで迎えた高山俊にタイムリーヒットを浴びると、後続の上本博紀の打席でもパスボールで1点を失い、タイムリーツーベースを打たれて計3失点。守護神がまさかの大炎上を喫し、DeNAは「1-4」で阪神に敗れる結果となった。 前回は守護神炎上、今回は試合後だが雨天コールドと、猫が乱入した試合はどちらも珍しい出来事が起こっている。次にグラウンド上に乱入した試合では、果たしてどんな出来事が起こるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
DeNA・エスコバーの炎上で三浦監督に批判「選手を潰す気か」 裏目に出た6連投起用、前日誤算の同僚にも責任?
2021年07月09日 19時45分
-
スポーツ
DeNA・山崎は侍ジャパンの抑え失格?「厳しいと言わざるを得ない」中畑氏が問題点を指摘、「むしろ好調」反論の声も
2021年07月05日 20時30分
-
スポーツ
中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?
2021年05月06日 15時30分
-
スポーツ
DeNA・三浦監督「まだ決めていません」抑えについて白紙を主張 山崎の復調を熱望? “ダブルストッパー”を期待するファンも
2021年01月26日 17時00分
-
スポーツ
「やり方が汚い」巨人選手の“演技”にファン激怒 ネット上で物議を醸した2020年プロ野球選手のお粗末プレー
2020年12月29日 11時00分
-
スポーツ
DeNA、ドラフト戦略の肝は“会場外”にアリ? ポスト山崎を支配下指名しなかったワケ
2020年10月27日 11時40分
-
スポーツ
DeNA・ラミレス監督に「遅いと思う」 斎藤氏・達川元監督が山崎抹消に苦言、「3年前はそれで復調した」と擁護も
2020年10月09日 15時30分
-
スポーツ
DeNA・ラミレス監督が山崎を重用するワケ 優勝はもはや目標ではない?
2020年09月23日 11時25分
-
スポーツ
DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは
2020年07月27日 19時30分
-
スポーツ
雨天コールド後、“猫乱入”で話題 DeNA本拠地・ハマスタならではの珍事、過去には守護神炎上の大騒動も!
2020年07月26日 17時30分
-
スポーツ
元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議
2020年07月20日 15時30分
-
スポーツ
DeNA・山崎、おうちから康晃ジャンプのエール! 3年連続セーブ王と200セーブへ向け発進
2020年06月25日 17時30分
特集
-
安倍チルドレン宮崎元議員「教団からお金を頂くことはまずない」キッパリ “宗教と政治”の実状明かす
社会
2022年07月19日 10時20分
-
海外の大物政治家殺傷事件・ハイチ大統領殺害から1年、全貌は謎のまま 治安悪化で現在も混乱続く
社会
2022年07月18日 06時00分
-
-
ケネディ暗殺事件の背後で…現場に居合わせた謎の人物たち
ミステリー
2022年07月17日 23時00分
-
安倍元首相批判で炎上のぜんじろう、過去にはホリエモンや東国原とトラブルも
社会
2022年07月17日 07時00分
-
話題の教団に芸能生活をささげてしまった桜田淳子のその後
芸能ニュース
2022年07月16日 12時00分