山崎伊織
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スポーツ 2023年09月09日 11時00分
巨人・山崎に「10勝投手にはなれん」 ヤクルト投手からの被弾に球界OB苦言、本人も不用意な1球と猛省?
野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が7日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人のプロ3年目・24歳の山崎伊織にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で高木氏は5~7日にセ・パで行われた3連戦について、セの広島対DeNA戦(広島が2勝1敗で勝ち越し)から1カードずつ順に振り返った。その中で、5日・ヤクルト戦で先発した山崎の投球を問題視した。 同戦の山崎は2回裏に1死一、二塁から古賀優大にタイムリーを打たれ先制を許すと、味方打線が同点に追いついた直後の4回裏には2死一塁から投手・サイスニードに勝ち越しの1号2ランを被弾。その後は失点せずに6回まで投げたが、「6回3失点・被安打8・四死球3」と荒れ模様の投球となった。 >>巨人・坂本、塁上で「はぁ?」ヤクルトにブチギレか 高津監督が死球に異議、判定確定後も不満にじませ批判<< サイスニードは初来日した2021年~2022年までの通算打撃成績が「082・0本・1打点」、今季も5日試合前時点で「.111・0本・2打点」と特筆すべき数字は残していなかった。高木氏は「『えっ、ほんとか?』みたいな。びっくりもいいとこだよ」と、山崎の被弾は全く予想していなかった旨を口にした。 その上で、同氏は「不用意な1球がもったいない。9勝して10勝にずっと挑戦してるんだけどこういう不用意な1球、不用意な1球って何かって言ったらサイスニードに打たれた本塁打」、「投手だからとかそういうことじゃなくて、しっかり投げていかないと10勝投手にはなれません」とコメント。山崎はサイスニードへ投じた初球が真ん中付近へ甘く入り被弾を許しているが、このような球を投げているようではあと1勝に迫っている10勝クリアは厳しいと苦言を呈した。 高木氏の発言を受けては、ネット上にも「確かに投手相手に一発打たれてるようじゃダメ」、「本当にもったいない、あの本塁打無かったら10勝目ゲットできたのに」、「打力低いからって舐めたような投球した結果だ」、「相手が誰だろうとそれなりに集中力持って投げないとまた繰り返しそう」といった同調の声が寄せられている。 5日試合後の報道では「この3試合はずっともったいない失点ばかりしている」と反省の弁を口にしたことが伝えられている山崎。次回登板では不用意な1球を防いで投げ抜くことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年08月28日 11時00分
巨人・菅野、後輩・山崎が不振脱却のヒントに? 原監督が逃げ腰投球にダメ出し、今季序盤の故障も悪影響か
日本テレビ系のCS放送『日テレジータス』の公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」が24日に投稿した動画に、巨人・原辰徳監督が出演。動画内での発言が話題となっている。 動画では徳光が8月13日に東京ドームで行われた巨人対DeNA戦の試合前練習中、原監督、菅野智之、山崎伊織の巨人勢3名にそれぞれ現在の調子などを聞いた。原監督は「5-1」で勝利した前日の同カードの感想や、現在のチームに感じている歯がゆさなどを話した。 注目が集まったのは、前日の試合の感想を話す中での発言。この試合は先発・山崎が「7.2回1失点・被安打3・四死球0」と試合を作り今季9勝目をマークしたが、原監督は「アウトローの真っ直ぐを多く使えたというところですね」と外角低めのストレートが効いていたと評価。その上で「智之もそこをやってもらうといいですよね。やっぱりアウトローの真っ直ぐというものを中心に(すべき)」と、菅野も山崎の投球を見習い取り入れるべきと主張した。 今季の菅野は24日終了時点で「10登板・3勝5敗・防御率3.62」とエースらしからぬ投球が続いている。原監督は「変化球というか交わすというか、そういうものが何か強いような気がしますね」と、菅野は変化球に頼り過ぎているように見えると見解を示した。 >>巨人・原監督に「相当疲れてないか」心配の声 丸のサヨナラ弾をド忘れ? 先日は“無駄リクエスト”でも物議<< 原監督の発言を受け、ネット上には「今年の菅野は変化球主体の登板が目につく」、「力押しよりは上手く振らせようって感じの投球が多い印象だな」、「直球投げないまま、浮いた変化球を痛打されるのもよく見るわ」、「変化球一本で待たれるリスクもあるしストレートは増やすべき」といった同調の声が寄せられた。 今季の菅野は24日終了時点で、ストレートの投球割合が約28%。原監督が引き合いに出した山崎(約32%)、チームトップの10勝をマークしている戸郷翔征(約51%)に比べると低い数字となっている。 「今季の菅野は右肘痛、コンディション不良により今季初登板が6月まで遅れましたが、その後の登板では最高球速がおおむね150キロ前後(自己最速は156キロ)で推移しており、7月17日・ヤクルト戦では145キロにとどまっています。今季序盤の故障に加え、現在33歳という年齢面もあり球威が低下傾向にあるようですが、本人もそれを自覚して変化球を多投しているのでは。ただ、7月25日・阪神戦では巨人1点リードの6回裏1死一塁で、阪神4番・大山悠輔に6球連続変化球を投じた結果逆転2ランを浴びるなど変化球を狙い打たれる場面も少なくありませんので、原監督は相手に待ち球を絞らせないためにももっとストレートを用いるべきだと考えているようです」(野球ライター) 今季の菅野は順当なら残りシーズンでは5試合ほどに登板する見込みだが、ストレートを軸とした投球を見せることは果たしてあるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について『日テレジータス』公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」よりhttps://www.youtube.com/@jinsei-giants
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スポーツ 2023年07月12日 15時30分
広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか
11日に行われ、広島が「0-4」で敗れた巨人戦。新井貴浩監督が試合中盤に見せた態度が話題となっている。 注目が集まったのは、「0-3」と広島3点ビハインドの6回表1死でのこと。巨人先発・山崎伊織は打席の菊池涼介に、カウント「0-1」からシュートを投じる。だが、手元が狂ったのかこの球は菊池の胸元付近へ向かい、菊池の右腕に直撃する死球となった。 直撃後の菊池は右腕を押さえながらその場にうずくまると、トレーナーに付き添われながら一旦ベンチ裏へ下がる。この直後、ベンチ最前列で戦況を見ていた新井監督は、ベンチ前の柵をバンとたたき、その後もグラウンドを見ながら何かをつぶやくなど怒りをあらわにしていた。 この後、菊池は治療を終え一度は出場を続行したが、8回表1死で回ってきた打席で代打を送られ交代に。試合後の報道では、新井監督が「ちょっと当たり方がね…。自分から(スイングしに)行っているし、全部(衝撃を)吸収していたから。明日の様子を見て…になると思う」と心配を口にしたことが伝えられている。 >>広島・新井監督の抗議に塁審が半笑い?「判定以上にムカつく」と批判、野間アウト直後の一場面が物議<< 現地ファンのSNS投稿などにより判明したこの場面について、ネットでは「新井監督めっちゃキレてないか」、「あの監督がベンチぶっ叩いてるって相当だぞ」、「こんなに感情露わにする新井さんは初めて見たかも」、「うちの主力に何してくれてんだって怒りが伝わってくる」といった驚きの声が寄せられた。 「新井監督は現役時代(1999-2018)から真面目で温厚な性格で知られた指揮官。就任1年目の今季も選手のミスにベンチで不満をあらわにしたり、試合後の取材で苦言を呈したりといったことはほとんどありませんでした。ただ、今日に関しては死球を受けたのが攻守で欠かせない主力の菊池であること、相手が3位を争う巨人であったことから感情を抑えられなかったのでは」(野球ライター) 11日の広島は菊池だけでなく、主軸・西川龍馬も6回の打席で右脇腹を痛め途中交代となっている。西川も12日以降の出場は状態を見て判断するというが、2名同時離脱なら新井監督の就任以来最大のピンチとなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月13日 11時00分
巨人、交流戦後にローテ再編? 楽天3連戦の先発を再開後初カードでも起用か
巨人・原辰徳監督がよく口にしていた言葉がある。「6月に馴染んでくるよ」--。「馴染む」は原監督独特の表現だが、要は今はガマン、「6月頃にはこれまでの低迷を巻き返せる状況になる」という意味だ。 チーム関係者がこう続ける。 「具体的には先発投手を指して『6月には』と言ってきました」 すでに発表されているが、6月13日の予告先発はメンデス。同日からの埼玉西武3連戦はメンデス、戸郷翔征、山崎伊織で乗り切り、次の東北楽天3連戦では横川凱、菅野智之が出てくるのだろう。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 「グリフィンも楽天3連戦で先発してくると思われます」(スポーツ紙記者) 先発ローテーションを構成する6人の顔ぶれが固まったようだ。原監督の言う通り、6月攻勢が始まれば、セ・リーグのペナントレースも盛り上がりそうだが、キーマンは阿波野秀幸投手チーフコーチではないだろうか。 「通常、6連戦の初戦は勝ちたいのでエースを登板させます。今の巨人なら戸郷なんでしょうが、阿波野コーチは戸郷を初戦ではなく、第2戦に使ってきます」(球界関係者) 「初戦=エース」の考え方はどの球団も同じ。「エースで確実に勝つ」の発想なのだろう。戸郷の登板間隔を変えて6連戦の初戦に持ってくるなどはせず、ローテーションの順番を変えようとしない。 もちろん、登板間隔を縮め、コンディション不良や故障を招くリスクも考えられる。しかし、どの球団も一度くらい登板間隔を変えて、「6連戦初戦の火曜日=エース」のローテーションに移していく。その発想が阿波野コーチにはないのだ。 但し、こんな意見も聞かれた。阿波野コーチは「ムリをさせない」起用法のようだが、セ・パ交流戦は18日に終了する。巨人は残り6試合全てが東京ドームなので、屋外球場での試合を残している一部球団のように「19日以降の予備日」も組まれていない。そのスケジュールを指して、 「ペナントレースが再開されるのは、23日の金曜日。巨人は交流戦終了後、4日間も確実に休養が取れます。その4日間を利用して、ローテーション(の順番)を組み替える予定のようです」(前出・同) との情報も交錯していた。 4日間も空くので、16日からの楽天3連戦で先発した3投手をそのまま23日から再開されるペナントレースの最初のカードにぶつけることもできる。 「交流戦は最下位と首位チームのゲーム差が『2.0』。大変な混戦状態になっています。同率首位の巨人が優勝したら、9年ぶりの快挙。でも、残り2カードを負け越せば最下位もあり得ます」(前出・スポーツ紙記者) 12日、二軍のジャイアンツ球場での練習光景だが、明るかった。「菅野が復帰戦で勝利したからだ」との声も多く聞かれたが、5回失点2。本調子ではない。 この良好な雰囲気を継続させることができれば、原監督の言う6月攻勢にも期待できるが、次回登板でコケたら…。阿波野コーチは菅野をどんな風に使っていくのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月12日 16時40分
巨人・山崎がブーイングに高笑い!「メンタル強すぎないか」首位DeNAに連勝、ヒロイン一場面に驚きの声
11日に行われ、巨人が「4-1」で勝利したDeNA戦。先発を務めたプロ3年目・24歳の山崎伊織がお立ち台で見せた姿が話題となっている。 同戦は降雨により試合開始が30分遅れるイレギュラーなスタートとなったが、山崎は動じることなく「6.1回1失点・被安打5・四球2」と試合を作る。打線の援護にも恵まれ、4月19日・DeNA戦以来となる白星(今季2勝目)をマーク。チームにとってもDeNAとの今カード(9、11日)を連勝で終える価値ある1勝となった。 試合後にお立ち台に上がった山崎は、インタビューの終盤に首位DeNA相手に連勝した感想を聞かれる。スタンドからは歓声と共に一部DeNAファンからのブーイングも上がったが、これを聞いた山崎は「はっはっはっはっ」と突然声を上げて大笑い。そこから右方向を見渡しながら2、3度首を縦に振った後、「おととい戸郷(翔征)が気持ち出して9回まで投げ切ってくれたので、自分の中でもしっかりしないと、という気持ちがあった」などと質問に答えた。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< この山崎の姿を受け、ネット上には「突然高笑いしだして何ごとかと思った」、「DeNAファン煽ってるのか?だとしたらメンタル強すぎないか」、「ビジター球場のヒロインでこれができるのは相当度胸あるぞ」、「先月の降板拒否といい今日といいぶっ飛びすぎだろ」といった驚きの声が寄せられた。 「山崎はプロ入り前に受けたトミー・ジョン手術とリハビリを経て2022年から台頭してきた先発ですが、昨季からお立ち台では毎回一言目が『あざーす』と軽すぎるとして一部の間では話題となっています。また、今季4月27日・阪神戦ではマウンド上でボールを渡すよう要求してきた原辰徳監督に対し、ボールを持っていた左手を遠ざけたり、一度首を振ったりと降板指示を拒否するようなそぶりを見せたことも注目されています」(野球ライター) 試合後の報道では、原監督も「よかったと思いますね。一生懸命頑張っていたかな」と称賛したことが伝えられている山崎。今季のDeNA戦はこれで2戦2勝となったが、チームにとっては首位追撃へ向け心強い存在が出てきたといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月12日 11時00分
巨人・原監督、「魔の8回」はマシンガン継投で解決? バウアーに打ち勝った勢いも継続か
やっぱり、気にしている…。先発・山崎伊織が責任イニングを投げ、打線も小刻みに得点を積み重ねていた。試合は完全にジャイアンツペースだったが、原辰徳監督は「魔の8回」に動いた。 用心に用心を重ねるように、リリーバーの三上朋也が四球を出した途端、「投手交代」が告げられた。 5月12日、敵地・横浜スタジアムで行われたDeNA戦で原巨人が連勝した。 「先発・山崎は投球テンポも良かったと思います。この日は縦の変化球(カットボール)が効果的に決まっていました」(プロ野球解説者) しかし、原監督が試合を“動かした”。 >>巨人・原監督が激怒「俺をおちょくってんのか!」 巨人入りの話を蹴って騒動に? 川上氏が古巣復帰前の裏話を明かす<< 「イニング別の失点を見てみると、巨人が8回に奪われた失点は計23点。総失点が137だから、約20%が8回に奪われた計算です」(ベテラン記者) 5月に行われた8試合中、6試合で8回に失点している。その6試合がDeNA2戦前までの5月の全試合であり、前カードの中日3連戦では「8回に失った点」が全て決勝点となっている。 指揮官が慎重になる気持ちも分かるが、三上は8回の最初から投入され、打者2人から2アウトを取っている。3人目に四球を出した途端の投手交代である。この慎重さは守備に就いていた巨人選手たちにも“マイナス”となって広まった。 「いや、三上が8回のマウンドに上がってからも、他のリリーフ投手は気持ちの面で待機させられていたと言うか、『万が一に備えろ』みたいなことは言われていました」(関係者) さらに聞くと、投球練習をしていたのは、実際に登板した大江竜聖とロペスの2人。クローザーの大勢が投球練習を開始したのは「9回表の巨人の巨人が始まってから」(前出・同)とのことだが、大江が走者を出していたら、ロペス投入、他投手も投球練習を開始していただろう。 「今までの原監督なら、三上が四球を出しても動かなかったでしょう。中日3連戦での連敗で、考え方を変えたようです。8回をゼロで抑えなければ、チームの雰囲気も変わらない、と」(前出・同) 試合後の原監督だが、メディアとの質疑は打線のことに集中したため、継投策のことは語っていない。 同日の先発は左腕・東克樹だったが、吉川尚輝、丸佳浩、大城卓三、門脇誠と左バッター4人をスタメン出場させた。 「粘っこく、良い攻撃ができたと思いますね」と、原監督が言った。 大久保博元・打撃チーフコーチなどの話も総合すると、9日の同カードで2020年サイ・ヤング賞投手のバウアーに打ち勝った勢いをそのまま出したかったという。 継続させたいことと、断ち切ってしまいたいことの両方が今の巨人にはあるわけだ。 「9日は4本のホームランが出て、今日(11日)はタイムリーヒットや犠牲フライで1点ずつ積み上げていきました。巨人の持ち味はホームラン、でも、この試合で見せた『打線の繋がり』も意義深い」 バックネット裏にいたセ・リーグ球団スコアラーがそう言う。巨人が浮上してくるとすれば、このDeNA2戦がターニングポイントとなるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年04月28日 15時30分
巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声
27日に行われ、巨人が「0-15」で大敗を喫した阪神戦。先発を務めたプロ3年目・24歳の山崎伊織がマウンド上で見せた振る舞いが話題となっている。 注目が集まったのは、「0-2」と巨人2点ビハインドで迎えた3回裏。山崎は先頭・近本光司に2号ソロを打たれ3失点目を喫すると、その後も無死満塁のピンチを招き佐藤輝明(タイムリー安打)、井上広大(2点タイムリー二塁打)に痛打を食らい、この時点で6失点。なおも無死二、三塁の場面で坂本誠志郎を投ゴロに打ち取りようやく1アウト目を奪ったが、ここで原辰徳監督はベンチを出て審判に交代を告げた。 その流れでマウンドに足を運んだ原監督は、山崎に何か言葉をかけながら右手を出しボールを渡すように要求。ただ、山崎は原監督の右手の動きに合わせるかのようにボールを持っていた左手を遠ざけたり、一度首を振ったりと渋る様子を見せてからボールを渡しており、表情も終始真顔だった。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< この山崎の姿に、ネット上では「山崎、原監督の降板指示嫌がってない?」、「炎上してるのに降りたくないってことならメンタル強すぎるだろ」、「闘志があるとみるか、自暴自棄になってるとみるかで意見分かれそう」、「せめて自分の尻は自分で拭かせてくれって感じだったのかも」といった驚きの声が寄せられた。 「山崎は昨季プロ初登板も含め20試合に登板し、『5勝5敗1ホールド・防御率3.14』とまずまずの数字をマーク。今季はコンディション不良の影響もあり一軍昇格が4月19日まで遅れましたが、昇格即先発した同日・DeNA戦は『7回1失点・被安打4・四球1』と好投し今季初勝利を記録していました。今回の試合では前回登板とは比較にならないほどの炎上を喫してしまったわけですが、本人としては依然ピンチの3回裏は責任を取って最後まで投げてから代わりたいという思いがあったのでは。プロ野球の試合では監督が投手交代時にマウンドに向かう場面はしばしばありますが、投手側が監督を拒否するような光景は珍しいといえます」(野球ライター) 2番手で起用された代木大和が塁上の走者を全員かえしてしまったため、28日は「2.1回8失点・被安打8・死球2」という散々な投球成績になった山崎。試合後の報道では原監督が「もう少し大きな汗をかきながら投げ抜くことが大事だと思います。かわそうというような(投球では)ね。そんな甘い世界じゃない」と、強い気持ちは投球に出すべきと苦言を呈したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ
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