城島健司
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スポーツ 2022年02月04日 20時30分
ソフトB・城島アドバイザーの苦言に疑問の声 現役捕手陣を“打力不足”とバッサリ、「昔が異常だっただけ」反論も
1日から始まったソフトバンク春季キャンプに初日から帯同している城島健司球団会長付特別アドバイザー(元ソフトバンク他)。3日に伝えられた、現球界の捕手事情についてのコメントがネット上で物議を醸している。 今キャンプでは昨季打率「.227」に終わった正捕手・甲斐拓也に精力的にアドバイスを送っている城島アドバイザー。3日に応じた取材では「プロに入ってきた選手は2割7分誰でも打てると思います。拓也が打てないなら、そんな役は引き受けませんよ」と甲斐の奮起に期待したというが、その話の流れで「捕手が打たなさすぎるんですよ。セ・リーグは(投手も含め)2人打たないのがいるようなものじゃないですか。パ・リーグだって捕手が打たなかったら8人攻撃みたいになっているでしょ?」と現役捕手陣の打力に苦言を呈したという。 >>ソフトB・甲斐の守備にファン驚愕「悪夢が蘇った」 フェンスを破壊した“深追い”が問題視されたワケは<< 今季の球界では支配下として捕手登録されている選手が全81名いるが、このうち過去に打率3割をクリアした経験を持つのはヤクルト・嶋基宏(2010/楽天時代)、西武・森友哉(2019,2021)、広島・坂倉将吾(2021)の3名のみ。この現状に城島アドバイザーは強く不満を抱いているようだ。 この城島アドバイザーの発言を受け、ネット上には「捕手が打ててないっていうのは分かる、3割とはいかなくても.260~.280ぐらいは安定して打ってほしい」、「セ・リーグだと下位でチャンス作っても、8番捕手、9番投手が凡退で無得点という光景はよくあるな」と同調の声が寄せられた。一方、「城島が活躍してた昔の時代が異常だっただけでは?」、「当時のレベルを現役捕手に求めるのは酷ではないか」との反論も多数見られた。 城島氏は現役時代にダイエー・ソフトバンク(1995-2005)、シアトル・マリナーズ(2006-2009)、阪神(2010-2012)でプレーし、打率3割を通算6回クリア。全盛期はダイエーで正捕手を張った2000年前後だが、当時は他にもヤクルト・古田敦也(3割クリア8回)、巨人・阿部慎之助(同3回)など打力に優れた捕手が複数いたことから“捕手黄金期”とも称されている。 「城島アドバイザーは捕手全盛時代の中心としてチームを攻守両面で牽引した経験から、『捕手は打って当たり前』という考えを持っているものと思われます。ただ、現在は当時とは違い“反発係数の低い、飛びにくいボールが使われている”、“投手の平均球速が上がりキャッチング面の負担が増加”、“正捕手の負担減、故障リスクを考えた捕手併用制の浸透”といった事情があるため、当時と同じレベルの打撃力を現役捕手陣に求めるのはハードルが高いのではと考えているファンも少なからずいるようです。城島氏は捕手黄金期が終わり、阿部以外に打てる捕手があまり見当たらなくなってきた2000年代後半の時代も知ってはいるはずなのですが…」(野球ライター) 3日の報道では、甲斐に対し「捕手が率残すことは特別じゃないというのを証明してほしい」とハッパをかけたことも伝えられている城島アドバイザー。一部からは「3割を求めるからには、キャンプだけじゃなくてその後もちゃんと指導してくれよ」といった声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月22日 11時00分
王監督の迷惑行為にコーチがあ然?「それはダメだって…」 若菜氏が試合中の悪癖を暴露、大胆な対策にも驚きの声
野球解説者の池田親興氏(元阪神他)が18日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の若菜嘉晴氏(元阪神他)がゲスト出演。王貞治氏(ソフトバンク球団会長)にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」 主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 今回の動画で若菜氏は、捕手が投手に出す配球サインをテーマにトーク。試合で用いるサインが構築される流れや、投手からサインに首を振られた際の対応などについて語った。 その中で、若菜氏はダイエーコーチ時代(1997-2001)に、当時監督だった王氏のサインの出し方に辟易していたという話を語る。当時のダイエーは城島健司氏(現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)が主戦捕手を務め配球サインも出していたが、勝負どころでは王氏がベンチから城島氏にサインを伝えていたという。 ただ、王氏はサインを伝える際にフォークなら握り、カーブなら腕の振りといったジェスチャーを交えていたという。そのため、若菜氏は王氏がサインを出すたびに「それはダメだって…」、「(相手が)右バッターで(ダイエーが)一塁側のベンチだったら見えるじゃん」とサインが相手に見抜かれないか懸念していたといい、城島氏にも「それ(王氏のサイン)はもう見るな」、「あれはフェイクだと思え」と王氏のサインは参考にしないように指導していたと語った。 若菜氏の発言を受け、ネット上には「ジェスチャー付きでサイン出すのはさすがに迷惑すぎる」、「王さんのサインを無視しろって伝える方も勇気がいりそうだな…」、「王さんは工藤(公康/現ソフトバンク監督)に育成命じるくらい城島に期待してたイメージだから、サイン出させない時があったのはなんか意外」といった反応が多数寄せられている。 「城島氏は現役時代にダイエー・ソフトバンク(1995-2005)、シアトル・マリナーズ(2006-2009)、阪神(2010-2012)でプレーし、ベストナインに6度(1999-2001,2003-2005)、ゴールデングラブ賞に8度(1999-2005,2010)輝いた名捕手。プロ入り当初は当時コーチの達川光男氏(元広島他)に『素人以下』と酷評されるなど捕手としての評価は低く、一時は内野へのコンバートも検討されていました。城島氏はその後王氏から『城島を一人前にしろ』と命を受けた工藤から徹底指導を受けたかいもあり1997年ごろから正捕手に定着しましたが、もともと捕手能力が疑問視されていた過去もあってか、王氏から全幅の信頼を得るまでには時間がかかったのかもしれません」(野球ライター) 現在は会長職として現場を温かく見守っているが、監督時代は選手たちに一切の妥協を許さない厳しい態度で知られた王氏。若菜氏が明かした知られざる裏話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2021年03月17日 20時45分
阪神捕手が敵打者に粋な計らいも批判「プロとしてどうなのか」 上田氏が明かした予想外の“忖度”、自身も困惑?
元ヤクルト・上田剛史氏が16日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元阪神・城島健司氏(現ソフトバンク会長付特別アドバイザー)にまつわる秘話を明かした。 今回の動画で上田氏は、自身が現役時代に抑え込まれた捕手を複数名挙げトーク。その中で、地元・岡山での対阪神の試合中に、城島氏から思わぬ“忖度”を受けた話を語った。 具体的な時期は触れていないが、あるシーズンに地元・岡山で行われたヤクルト対阪神の一戦に出場した上田氏。地元選手ということもあり第1打席に入ろうとした段階でスタンドからは大きな歓声が挙がったというが、打席に入った直後に捕手の城島氏が突然「上田お前、地元か?」と聞いてきたという。 上田氏が岡山出身であることを城島氏に伝えると、城島氏は「よっしゃー、ほんなら真っすぐいこうか」とこれから投手には直球のサインしか出さないと予告。上田氏は本気にしなかったというが、その後城島氏は本当に投手に直球しか投げさせなかったという。 「(それでも)俺は嘘やと思ってるから、駆け引きに負けてる(形になった)」と変化球がくる可能性を捨てきれなかったため、直球に狙いを絞りきれずヒットを打てなかったという上田氏。ただ、城島氏は第2、3打席でも投手に変化球を投げさせることはしなかったという。 最終打席となった第4打席に入った際には、城島氏から「ほな最後やからな。真っすぐいくわ、打てよ!」と後押しも受けたという上田氏。どのようなカウントから直球を捉えたのかは触れなかったが、この打席ではヒットを打つことができたと語っていた。 上田氏は動画で自身を挑発してきたOB捕手や優れた捕球技術を持つ現役捕手についても話している。 >>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「上田と城島の間にそんなエピソードがあったなんて知らなかった」、「敵なのに地元で活躍させてあげようって粋な計らいだな」、「捕手が敵打者の気を散らすために挑発するのはたまに聞くけど、打たせようとして喋りかけることはかなり異例じゃないか」、「岡山では年一ぐらいしかプロ野球の試合無いから、家族や友人は大いに喜んだんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「良かれと思って直球攻めしたんだろうがあまりいい話では無いな」、「事前に配球バラすって、そんな八百長まがいの行為はプロとしてどうなのか」、「お情けで打たせてもらうヒットなんか地元のファンも望んでなかっただろ」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 真剣勝負の場であり興行でもあるプロ野球。今回上田氏が明かした城島氏からの忖度は、ファンの間でも賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2020年09月12日 11時00分
ダイエー投手がベンチを両手で殴打!「利き手はやめろ!」女房役が絶叫、600万円を失った球団激怒の負傷劇
4日に楽天生命パークで行われた楽天対オリックスの一戦。試合は「4-3」で楽天が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが楽天・則本昂大の途中降板だった。 同戦に先発した則本は3回を投げ2失点と不安定な立ち上がりを見せたが、ここから中盤戦という4回表に交代を告げられた。則本は3回裏の自軍攻撃中に4回に向けベンチ前でキャッチボールを行っていたが、報道ではその3回裏の最中にベンチ裏で転倒して右手を切ったため降板したと伝えられた。ただ、怪我の程度については不明のまま則本は翌5日に登録抹消されており、さらにチームの伊藤智仁一軍投手チーフコーチが長期離脱の可能性を示唆していることも報じられている。 今シーズンここまで5勝を挙げているエースのアクシデントに、ネット上には心配の声が多数寄せられた。一方、3回裏にキャッチボールを行う則本は右手の甲、具体的には人差し指と中指の第3関節あたりから流血していたため、「転倒してあそこを切るっておかしくない?手のひらとかなら分かるけど」、「昔の杉内みたいに何かものを殴った可能性もあるな」といったコメントも見られた。 コメントに挙がっている「杉内」は、ダイエー・ソフトバンク(2002-2011)、巨人(2012−2018)でプレーした左腕・杉内俊哉。39歳となった現在は巨人二軍投手コーチを務めているが、ダイエー時代の2004年に試合中にベンチを殴打し怪我を負ったことがある。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」 主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 2004年6月1日、福岡ドーム(現福岡PayPayドーム)で行われたダイエー対ロッテの一戦。同戦に先発した当時プロ3年目・23歳の杉内だが、2回までに7点を失うなど大乱調。早々に相手に主導権を明け渡す不本意な投球となった。 事件が起こったのは、2回表が終了した直後。ベンチに戻った杉内は自身の不甲斐ない投球に怒りが抑えられなかったのか、身に着けていた帽子とグローブを壁や地面にたたき付ける。さらに、それだけでは収まらず、利き手である左手をベンチに振りかざした。 この様子を目の前で見ていた捕手・城島健司は、「利き手はやめろ!」と杉内を制止。しかし、杉内は城島の言葉に耳を貸すことなく左手でベンチを殴り付け、直後に右手でももう一発ベンチを殴った。 すると、この直後から両手が赤く腫れ上がったため、杉内は途中降板し病院へ直行。検査の結果「両手の第5中手骨骨折」で全治3カ月と診断され、結果的に同年はレギュラーシーズンで一軍に復帰することはできなかった(ポストシーズンでは復帰)。 「6-13」で敗北した試合後、当時の王監督は「こういうことはあってはならない。何のために選手をやっているんだ。絶対にやってはならない」と杉内に激怒。また、球団も「罰金100万円(後に600万円に増額)・謹慎10日」という重い処分を科すなど、杉内の一時の怒りは多方面に波紋を広げることとなった。 負傷直後に「ばかなことをした」と後悔したことも当時伝えられた杉内だが、2018年9月12日の引退会見の中で知られざるエピソードを明かしている。杉内によると、負傷直後は自責の念に強く駆られていたというが、報道陣の前で激怒した王監督が裏で「杉内はそういう闘志がある」と熱い気持ちについては買ってくれたとのこと。「また次のチャンスを与えようとしてくださった。そのおかげで今の僕があると思う」と当時を振り返り王監督に感謝した杉内は、現役17年間で142勝を挙げるなど投手として大成している。 今回の則本の件は負傷時の詳細が明かされていないため、杉内と同じようにベンチを殴ったかどうかは定かではない。ただ、則本は闘志を全面に出した投球を持ち味とする投手のため、熱い気持ちがあだとなった杉内と重ね合わせたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月26日 19時30分
元ソフトB・斉藤氏、“史上最強助っ人”の打撃に「もう嫌だった」 元同僚・城島氏も「はじめからコースには構えない」と苦戦?
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が25日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元近鉄の助っ人打者・ローズについて言及した。 本動画で斉藤氏は、自身が現役時代に苦手としていた打者を1~3位までランキング形式で紹介。そのランキングの1位にNPBで「.286・464本塁打・1269打点・1792安打」といった数字を残し、“史上最強助っ人”との呼び声も高いローズの名を挙げた。 ローズの印象について、斉藤氏は「(対戦するのが)もう嫌だった。(体格が)大きな打者なのにバットコントロールがうまいし選球眼もいい」と投球に対するミート力、対応力が優れていたと発言。 続けて、「カウントの状況によって、球種・コースを自分の中で決めて打ってくるような(打者だった)。読みが外れたら全然違う(球種・コースの球に)大きな空振りをしてしまうくらい、狙っている球種・コースをはっきり決めてスイングをしてくる怖さもあった」と、バッテリーの配球を読んでスイングするいわゆる“読み打ち”にも苦しめられたと語った。 また、当時自身とバッテリーを組んだ捕手・城島健司(現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)からは、ローズに球種・コースを読まれないように「はじめから(本当の)コースには構えない。一度別のコースに構えてから、最後に(本当のコースに)構えるから対応してくれ」という指示もあったという。 ただ、斉藤氏としては投球の際に的、目標物となる捕手のミットが、あちこちに動く中で投げるのは難しかったとのこと。また、こうした対策を講じても「チーム(の投手陣)は全体的に打たれてたし、自分も対戦成績は毎年良くなかった」という。 今回の動画を受け、ネット上には「来た球を思い切りスイングしてるかと思ったら、意外と考えながら打ってたのか」、「確かに何でそこ振った?って感じのスイングはよく見た記憶がある」、「城島の対応は凄く苦肉の策って感じがする、ミット動かすから逆に投手のコントロールが乱れたんじゃないの?」、「沢村賞投手の斉藤がここまで言うんだから、他にもローズが一番苦手だったって投手はかなりいそう」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にダイエー・ソフトバンク(1996-2013/2011-2013はコーチ扱い)で活躍した42歳の斉藤氏と、NPBでは近鉄(1996-2003)、巨人(2004-2005)、オリックス(2007-2009)でプレーした51歳のローズ。両者は1996~2003年、2007~2009年にかけパ・リーグで、2005年には交流戦でしのぎを削っている。 NPB時代に本塁打王を4回(1999,2001,2003-2004)、打点王を3回(1999,2002,2008)獲得するなど強打者として名をはせたローズ。沢村賞2回(2003,2006)をはじめ数々の投手タイトルを手にした斉藤氏でも、抑え込むことは非常に難しかったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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