原口文仁
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スポーツ 2023年02月24日 15時30分
阪神・岡田監督の試合後コメントに「寝ぼけたこと言うな」怒りの声 中日戦後に明かした代打構想に反対相次ぐ
23日に行われ、阪神が「3-9」で敗れた中日戦。試合後に報じられた阪神・岡田彰布監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、岡田監督は試合後に応じた取材の中で「代打の左、右はな。原口、糸原でシーズンいかなあかんと思ってるからな。チームとして自分の役割というかな、そういうポジションでいくということよ」とコメント。今季はプロ14年目・30歳の右打者・原口文仁、プロ7年目・30歳の左打者・糸原健斗をシーズン通して代打起用する考えを明かしたという。 原口は昨季「33試合・.324・2本・10打点」と、出場機会は少ないながらも3割超の打率を記録。糸原も昨季は「132試合・.247・3本・36打点」と振るわなかったが、2021年は打率「.286(セ10位タイ)」をマークしている。岡田監督はこの両名の打力を買い、勝負どころの切り札として使おうとしているようだ。 >>前阪神・藤浪、マウンド上で監督批判?「誰が責任とんねん」物議醸した“さらし投げ”の裏話、先輩が暴露<< 岡田監督が明かした代打構想だが、糸原に関しては「打力はあるけど守備難(昨季7失策)だし妥当」などと納得の声がネット上に寄せられた。一方、原口については「絶好調の原口を代打固定は判断が早すぎる」、「せっかく猛アピールしてる選手を腐らせる気か」、「開幕までまだ1ヶ月あるのに代打決定? 寝ぼけたこと言うな!」といった反対意見が上がっている。 「昨季は出場33試合中先発出場が17試合、途中出場16試合だった原口は、昨年11月末の契約更改後会見で『結果を残して試合にスタメンで出ていけるように頑張りたい』とスタメン奪取に意欲。出場機会増へ向け、オフの自主トレでは本職の一塁に加えて外野守備に取り組んでおり、迎えた今春キャンプでも23日までの実戦5試合で『.333・2本・5打点』と猛アピールを続けています。その原口を今この段階で代打と決めつけるのは早い、レギュラーをめざし頑張ってきた本人の士気に関わりかねないとして、岡田監督の構想に不満を抱いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 阪神は現在一塁が主砲・大山悠輔で埋まっている一方、外野は中堅・近本光司と組む両翼がまだ決まっていない。原口の好調が今後も続くようならスタメンに据える価値は十分とも思われるが、岡田監督が今後考えを改めることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月16日 11時00分
広島戦の審判、監督の猛抗議に逆ギレ?「お前が退場せえ!」ファンも怒り CS阪神戦・原口への不可解判定以前にも問題
12日に行われ、阪神が「1-7」で敗れたクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦のヤクルト戦。試合結果以上に話題となったのが一塁塁審・山路哲生審判の判定だった。 山路審判は2回表無死二塁、低めのフォークに手を出しかけるも手首は返さず我慢した阪神・原口文仁のハーフスイングを、バットは止まっていないと判断し空振り三振をコール。矢野燿大監督は試合後に「あれは振ってないでしょう」と不満をにじませ、ネット上にも「手首返ってないのにスイング判定は酷すぎる」、「審判誰だと思ったら誤審で緒方キレさせた奴かよ」と呆れ声が相次いだ。 >>阪神、今岡氏入閣で中村のFA獲得実現?「また不安要素増えた」動向に怯えるロッテファン相次ぐ<< 原口への不可解な判定が物議を醸した山路審判だが、過去には不可解な判定を1度ならず2度連発した上、抗議してきた監督を退場処分としてファンからバッシングを受けたことがある。 騒動が起こったのは、2017年4月19日・広島対DeNA戦。一塁塁審を務めていた山路審判は6回裏1死の場面で、遊ゴロを放つ間に一塁を駆け抜けた広島・田中広輔にアウトをコール。これを受け田中は両手を広げるジェスチャーで不満をあらわにし、後を追うように緒方孝市監督もベンチを飛び出し山路審判に抗議した。 中継では緒方監督の抗議後にリプレー映像が流れたが、田中はDeNA遊撃手・倉本寿彦の送球が一塁手・ロペスの目の前でバウンドした直後の時点でベースに到達していた。ただ、緒方監督は15秒ほどで抗議を終えすぐにベンチに下がるなど、この判定についてはある程度不満は抑えていた。 しかし、この後7回裏2死一、二塁で、山路審判は再び不可解なジャッジを下す。この場面では打席の小窪哲也が高く跳ねる遊ゴロを放つ間に一塁にヘッドスライディングするも、山路審判はアウトと判定。緒方監督は即座にベンチを飛び出し、ものすごい剣幕で何かをまくしたてながら山路審判に接近。場内は大きなどよめきに包まれた。 中継では緒方監督の抗議中、6回裏と同じようにリプレーが流されたが、映像にはロペスの捕球よりも早く小窪の左手がベースに到達する様子がはっきりと映っていた。ただ、山路審判はこのジャッジについて緒方監督から1分半ほど猛抗議を受けたところで、抗議を超える暴言があったとして退場を宣告。場内からはさらにどよめきが起こり、ネット上にも「自分がやらかしたくせにあり得ん」、「ふざけるな! お前が退場せえ!」と批判が殺到した。 緒方監督が現役時代も含め初の退場を食らい、試合も「0-4」で完封負けと踏んだり蹴ったりだった広島。当時はまだリクエスト制度導入前(2018年から導入)だったため、山路審判の不可解判定に“泣き寝入り”を強いられる形となった。 退場処分を受けた緒方監督は一晩で気持ちを切り替えたようで、翌日試合前のメンバー表交換時に、同戦では球審だった山路審判と笑顔を交えながら握手。ただ、同日はNPBコミッショナーが緒方監督に厳重注意、制裁金10万円の処分を科したことを発表した一方、山路審判には特に処分は下らなかったこともあり、場内のファンからはブーイングが上がっていた。 年齢は43歳と審判全体で見ればまだ中堅だが、一部からは「動体視力や判断力が衰え始めているのでは」という指摘も上がっている山路審判。原口への不可解判定も5年前の騒動のように、今後怪しいジャッジが出るたびに蒸し返されることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月30日 21時30分
阪神、原口の「使い方雑過ぎ」? 二軍に落とした矢野監督らに批判、一軍復帰タイミングに疑問も
29日終了時点で「20勝32敗1分・勝率.385」とセ・リーグ最下位に沈む阪神。30日にNPBが公示した選手の抹消情報がネット上で物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、阪神が投手・齋藤友貴哉、野手・原口文仁の2名を登録抹消としたことを公示。抹消を伝える報道では、両者共に成績不振が理由ではとみられている。 齋藤は今季開幕からリリーフとして一軍メンバーに名を連ねていたが、29日終了時点で「16登板・0勝1敗・防御率5.40」と成績は今ひとつ。今季初昇格した4月27日から一軍に同行していた原口も「5試合・.000・0本・0打点」と全く結果を残していなかった。 >>阪神・佐藤、三振直後の映像に「何だ今の態度」批判の声 バットを投げ捨てベンチへ、長引く不振にイライラ?<< 両名の二軍降格を受け、ネット上には「開幕からずっと低調だったし妥当」、「今一軍にいるリリーフの中じゃ防御率1番悪かったし当然」、「直近の登板(25日・楽天戦/1回2失点)も全然ピリッとしてなかったしなあ」と、齋藤の抹消については納得の声が寄せられた。 一方、原口の降格に対しては「無理に一軍呼んで結局抹消って使い方が雑過ぎるだろ」、「まともに使われないまま二軍逆戻りはさすがに原口がかわいそうでは?」、「大山(悠輔)のバックアッパーとして招集したのに、ろくに出場機会与えないまま再降格は行き当たりばったりすぎないか」と疑問を呈するコメントが多数みられた。 「今季の原口は下肢コンディション不良で開幕から二軍調整を続けていましたが、一軍首脳陣は4月24日・ヤクルト戦で大山悠輔が左足を負傷したことを受け、大山をバックアップできる右の強打者として4月27日に原口を一軍に招集。しかし、首脳陣は原口招集後も手負いの大山をスタメン起用し続けており、その影響もあってか原口は5月29日までに計5試合しか起用されていませんでした。原口は二軍打率『.167』とまだ復調していない状況で一軍に呼ばれ、ほとんど使われないまま二軍逆戻りという形になったわけですが、それでは何のために原口を一軍に呼んだのかと首脳陣の考えに疑問を抱いているファンも少なくありません。首脳陣としても大山のけががそれほど重いレベルではなかったことで、原口を持て余していた面はあったのかもしれませんが…」(野球ライター) 今回の原口抹消について、矢野燿大監督ら一軍首脳陣のコメントは特に伝えられていない。ファンの間で物議を醸す処遇の真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月11日 21時30分
阪神・原口、大記録達成に許可をとっていた? 律儀な行動に大先輩も驚愕「言ってからすぐにやったな」
元阪神で野球解説者の桧山進次郎氏が、10日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神・原口文仁からもらった粋な連絡を明かした。 番組では今シーズンの阪神の名シーンを実際のラジオ中継音声と共に振り返る企画として、10月24日の巨人戦で代打の原口が巨人・菅野智之から決勝タイムリーを放ったシーンを紹介。紹介後に桧山氏は原口の勝負強さなどについて語ったが、その話の流れで自身が持つシーズン代打安打の球団記録(23本)を巡り、2年前のシーズン中に原口から連絡があったことについて語った。 原口は2018年シーズンに代打で4割超えの打率をマークするなど安打を量産していたが、桧山氏の記録まであと1本に迫っていた9月14日のヤクルト戦でファールを打った際に左手の小指を骨折し同月21日に登録抹消。10月5日中日戦の試合前に再登録されたが、当時は怪我の影響でこれ以上記録を伸ばすことは難しいのではとの見方が大半だった。 自身も原口の怪我の状態を心配していたという桧山氏だが、その桧山氏に中日戦前に突然阪神・藤川球児から電話が。「何かあったのかな」と不思議に思いながら電話に出ると、藤川は「原口が今日(一軍に)上がってきて、桧山さんに話があるということなので代わりますね」と言ってきたという。 その直後に藤川は原口と電話を代わったが、そこで原口は「(桧山さんの)記録に挑戦させていただきます」、「怪我(の痛み)はまだちょっと残ってますけど何とか頑張ります」と桧山氏の記録に挑戦すると報告。桧山氏はまさかの“許可取り”に驚きつつも、「わざわざそんな(報告をしてくれて)ありがとう。せっかくだから超えてくれよ、頑張れよ!」と原口を激励したという。 原口はその後迎えた試合で8回裏に代打で安打を記録し、見事桧山氏と並ぶ球団タイ記録を樹立。復帰後初打席で快音を響かせた原口に、桧山氏は「おお!こいつ言ってからすぐにやったなあ!」と再び驚かされたと語っていた。 >>阪神・原口、“2度目”のミラクルにファン驚愕!「あんな打球は初めて見た」イレギュラーな軌道を描くワケは<< 今回の放送を受け、ネット上には「記録達成の裏でそんなやりとりがあったなんて初めて聞いた」、「記録保持者に丁寧に連絡するなんて律儀だな」、「藤川は稲尾(和久)さんの登板記録超える時に直接連絡したらしいしその影響もあったのかな」、「報告したその日に打つっていう有言実行ぶりもまたかっこいいな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に阪神一筋(1992-2013)で活躍した51歳の桧山氏と、プロ入りから現在まで阪神(2010-)でプレーする28歳の原口。両者は2010年から2013年にかけ共に阪神でプレーしている。 その後新記録樹立こそならなかったものの、シーズン代打安打数は現在も桧山氏と並んで球団タイ記録となっている原口。球界には先人の記録に並ぶ、または更新する際に記録保持者に連絡しなければならないという慣例があるわけではないが、それでも大先輩に裏で筋を通していたというエピソードに驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月11日 11時00分
阪神・原口、“2度目”のミラクルにファン驚愕!「あんな打球は初めて見た」イレギュラーな軌道を描くワケは
6日にマツダスタジアムで行われた阪神対広島の一戦。試合は「4-4」で両チーム引き分けとなったが、同戦に代打出場した阪神・原口文仁の打球がネット上のプロ野球ファンの話題を呼んだ。 >>阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ<< 注目のプレーが飛び出たのは、「1-3」と阪神2点ビハインドで迎えた8回表2死満塁の場面。ここで代打として打席に立った原口は広島2番手・ケムナ誠の2球目を強振するも、打球は三塁正面のライナーに。ところが、打球は空中で不規則に変化し、捕球体勢に入っていた三塁手・三好匠の右横を抜け左翼前に。左翼・野間峻祥が打球を処理する間にランナーが2人生還し、阪神は思わぬ形で同点に追いつく結果となった。 三直で万事休すと思われた打球が変化して同点打となったことを受け、ネット上には「何だ今の打球。シュート回転でもしたんだろうか」、「空中でイレギュラーしたみたいな打球だったな、三好は捕れなくても仕方ない」といった驚きの声が多数寄せられた。一部では「なんか前もこんな打球打ってなかったか?」、「原口はファールがフェアになったこともあるよね」といったコメントも見られた。 今回不規則に変化する打球を放ち、多くのファンを驚かせた原口。実は2年前の2018年シーズンにも、見る者をアッと驚かせる一打を放っている。 2018年5月15日、甲子園で行われた阪神対DeNAの一戦。4連敗中だった阪神は、4戦で計5得点と打線が低調。迎えた同戦でも5回まで無得点と重苦しい雰囲気が漂っていた。 そのような中、「0-0」と両チーム無得点で迎えた6回裏。DeNA2番手・エスコバーから2死満塁のチャンスを作った阪神は、ここで原口を代打起用。原口はカウント「1-1」からエスコバーが投じた内角高めの球を強振するもバットを折られ、打球も三塁ファールゾーンへの力ないハーフライナーとなった。 ところが、打った原口自身もファールと思い込み一塁へ走らなかったこの打球は、三塁後方付近で突然右方向にシュートするような変化を見せると、そのまま三塁線を越えフェアゾーンにポトリ。落下後も右方向へ切れるように転がった打球は、先制となる2点二塁打となった。 試合はこの一打が決勝点となり阪神が「2-1」で勝利したが試合後、当時の金本知憲監督は「どういう軌道でどこに当たったんだろうね」、三塁コーチャーとして打球を間近で見ていた高代延博コーチも「プロに入ってあんな打球は初めて見た」と阪神首脳陣は驚愕。一方、当の原口は「きれいなヒットではなかったんですけどフェアになってよかったです」と“結果オーライ”なコメントを残している。 2年越しに再び“珍打”を放った原口だが、打球が変化した要因はスイングの方法にあると思われる。原口は前回、今回のどちらも内角の球をバットの根元で強引に巻き込むようにスイングしているが、このスイングで強烈なシュート回転がかかり、右方向にスライスするような変化が生み出されている可能性はある。 なお、他選手では原口の同僚であるマルテも、同様のスイングで放った打球がスライスしながらファールゾーンからフェアゾーンに向かい、そのままスタンドインしたことが何度かあるが、このスイングについてマルテは日ごろの練習から意識していると過去に語っている。原口が意識しているかどうかは不明だが、意図的なスイングであれば相当ハイレベルな技術であるといえるだろう。 今回の一打について、試合後「何とかしたい場面で運も味方をしてくれました」と語っている原口。本当に偶然だったのかどうかは本人のみぞ知るところだが、どのような形であれチームを救う一打となったことは確かだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月30日 13時50分
元阪神・関本氏、梅野の「どこに不満がある?」矢野監督に苦言で賛否 「やり方変えるのも必要」スタメン固定には反発も
元阪神で野球解説者の関本賢太郎氏が、29日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に生出演。阪神の“日替わり捕手起用”に疑問を呈した。 >>無期限二軍の阪神・藤浪に、“即復帰”を提案で賛否首脳陣に元楽天監督・田尾氏が「投げさせたら」ファンからは反発も<< 今回の放送で関本氏は、23日~28日の阪神の試合を振り返り解説。その中で梅野、原口、坂本の日替わり出場が続く阪神の捕手起用について語った。 昨シーズンまでの阪神は、ゴールデングラブ賞を2年連続(2018-2019)で獲得した梅野隆太郎が正捕手として主にスタメン起用されていた。ただ、今シーズンは梅野が5試合、原口文仁が3試合、坂本誠志郎が1試合とスタメン捕手が分散しており、25日~26日を除いては毎日スタメン捕手が変わる日替わり起用が続いている。 この日替わり起用について、関本氏は「梅野っていう去年タイトルも獲ったレギュラーがいて、『どこに不満があるんかな?』っていうのは正直感じる」とコメント。実績のある梅野をなぜスタメンに固定しないのかと、矢野燿大監督を始めとした首脳陣に苦言を呈した。 原口は打撃力、坂本はキャッチング、フレーミングといった総合的な力と、他捕手にも良さがあるという関本氏だが、「投手がどう感じてるのか(が不安)。毎日投げる中継ぎ投手が、毎日捕手が違うのはどう感じるのかなと思う」と指摘。毎試合捕手が違うという状況は、中継ぎ投手を混乱させるのではと推測した。 矢野監督が捕手出身であることから、何かしらの意図があって日替わり起用をしているのではないかと推察した関本氏。それでも、「(日替わり起用が)当分続くのか、それとも固定していくのかは分からないけど、僕は梅野で固定するのがいいんじゃないかと思う」と、梅野をスタメンに固定して戦うべきではないかと主張していた。 今回の放送を受け、ネット上には「実績十分な梅野を固定しない理由が分からない、チームも最下位だし一刻も早く固定してほしい」、「スタメンは梅野、途中から原口・坂本って言うならまだ分かるけど、最初から原口・坂本にマスクを被らせるのは違うと思う」、「色んなOBから疑問の声が飛んでるし、1日でも早くやめた方がいいんじゃないか」、「対戦が一巡するまで好きにさせろよと思ってたけど、負けが込んでるからそうも言ってられなくなってきた」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「たかだが9試合でやめろっていうのは早い、開幕から1か月後の7月中旬くらいまではこのまま試すべき」、「怪我や不振のリスクを考えたら、梅野1人に疲労を溜めない今のやり方は全然いいと思うけどなあ」、「去年は梅野が正捕手でもギリギリ3位だったんだし、優勝を狙うには今までのやり方変えるのも必要だろ」といった、スタメン固定への反対意見も複数見受けられた。 「開幕から続けられている阪神の日替わり捕手起用ですが、これまでにも複数の球界捕手OBが疑問を呈しています。元近鉄他監督の梨田昌孝氏は、スポーツ紙上での解説の中で、『投手との相性も理解はできるが、レギュラー捕手の梅野を固定すべき』とコメント。元中日監督の谷繁元信氏も、阪神戦のラジオ中継で解説を務めた際に『せっかく梅野が2年、3年かけて育ってきたところ(を固定しないのは)、僕の中では“?(ハテナ)”が出る』と口にしています。こうした周囲の疑問は、当然矢野監督の耳にも入っているとは思うのですが…」(野球ライター) 日替わり捕手でチームが好調なら話は違ったかもしれないが、阪神は28日終了時点で「2勝7敗・勝率.222」で最下位に沈んでいる。チームは本日30日から対中日3連戦に臨むが、矢野監督はこのまま日替わり起用を続けるのだろうか。文/ 柴田雅人
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